「日本」を「日本以外の何か」に捧げようとする政権
安保法制という名の売国。
世界遺産の問題がきっかけとなり、「安倍晋三は売国奴だ」と気づいた人でも、安倍政権の推し進める安保法制には賛成しているようです。
しかし、安保法制も、安倍晋三が嬉々として推し進める他のありとあらゆる政策と同様、ただの「売国」に過ぎません。
安保法制が、どうして、売国なのか。
小学生でも理解できます。
「日本の独立を守る」
ことこそ、「保守・愛国」の絶対命題であるはずなのに、これまで以上に、日本の自主独立を放棄し、日本を、日本ならざるものに差し出し、組み込み、がんじがらめにするのが、安倍が推し進める安保法制の本質に他ならないからです。
安保法制なるものが、いかに日本の本来あるべき姿に反するものなのか。
中学生程度の日本史の知識があれば、誰でもわかることです。
1945年に、日本が戦争に敗れるまでの日本のあり方を振り返ってみてください。
中国に冊封された朝鮮のように、日本がどこかの大国に組み込まれていたことがありますか?
1945年まで、そんなことは一度たりともありませんでした。
戦争にやぶれて、アメリカの軍隊がいつまでも日本に駐留するようになり、アメリカによる占領状態がいつまでも終わらない中、安倍晋三がとうとうTPPや安保法制によって、日本のアメリカへの組み込みを完膚なきまでに完成させようとしている。
安倍や自民党が追求しているのは、アメリカに対する「事大主義」です。
どうしてそのようなことを、本来は、日本の独立を追求すべき「保守・愛国」を標榜する人たちが熱烈に支持しているのか。
結局、彼らが「保守」という言葉の意味も「愛国」という言葉の意味も、何もわかっていないからです。
WJFプロジェクト旧ブログの2013年3月7日の記事、「『日本』を『日本以外の何か』に捧げようとする人々」を以下に再掲します。
「日本」を「日本以外の何か」に捧げようとする人々
安倍政権の本質を一言でいえば、
ということになるでしょう。
国を「売る」というよりは、国を「捧げる」といった方がより正確です。
ある宗教的信条に基づいて彼らはそれを行おうとしているからです。
だから安倍晋三の顔は、欲にまみれた脂ぎった顔はしていません。
にこやかな微笑みすらたたえています。
「日本以外の何か」とは何でしょうか。
あるときは、大企業に代表されるグローバル秩序であり、
あるときは、アメリカであり、
あるときは、中国であり、
またあるときには、韓国なのでしょう。
統一教会の教義では、韓国をアダムの国、日本を罪深いイブの国とし、日本は永遠に韓国に尽くすべきだと教えているそうです。
自民党政権がさんざん、無償の資金援助や技術援助、日韓スワップ、ビザなし渡航の恒久化、日本国籍の取得条件の緩和、在日特権、パチンコの放置、日韓トンネル、河野談話などを通して、「アダムの国」韓国に、罪深い「イブの国」日本を「捧げ」ようとしてきた理由もうなづけます。
彼らが長く日本を韓国に捧げ続けてきた結果、シャープもとうとうサムスンの手に落ちました。
安倍政権が押し進める集団的自衛権の行使容認も、日本の軍隊を「日本以外の何か」に捧げることにその本質があります。
チャンネル桜が、民主党をあれほど売国政権として叩いてきたのも、結局は、自民党のこれまでの売国行為をカモフラージュするためだったのでしょう。
一体、民主党が実際にどんな売国政策を実現したというのでしょう。
外国人参政権は実現しませんでした。
人権法案だって、もともと小泉政権が作ったものです。
野田は、歴史上初の竹島問題の国際司法裁判所への提訴を押し進めていました。
鳩山は、長年アメリカによる日本の内政干渉と弱体化の手段として使われていた年次改革要望書を廃止しました。
たくさんの民主党の議員たちが、離党をちらつかせてまでもTPPの参加を必死で阻止しようとしました。
民主党にはさまざまな問題があったでしょう。
しかし、現在のカルト政権が、これからやろうとしていることに比べたら、はるかにましだったのではないでしょうか。
すくなくとも、私たちを守る「国の枠組み」は、まだそこにありました。
これまで信じ込まされてきたものを、根底から疑う必要がありそうです。
私たちはただ洗脳され、煽動されていただけではなかったのか。
参考記事:
自民党は日本の政党ではない (2013年8月9日)
しかし、安保法制も、安倍晋三が嬉々として推し進める他のありとあらゆる政策と同様、ただの「売国」に過ぎません。
安保法制が、どうして、売国なのか。
小学生でも理解できます。
「日本の独立を守る」
ことこそ、「保守・愛国」の絶対命題であるはずなのに、これまで以上に、日本の自主独立を放棄し、日本を、日本ならざるものに差し出し、組み込み、がんじがらめにするのが、安倍が推し進める安保法制の本質に他ならないからです。
安保法制なるものが、いかに日本の本来あるべき姿に反するものなのか。
中学生程度の日本史の知識があれば、誰でもわかることです。
1945年に、日本が戦争に敗れるまでの日本のあり方を振り返ってみてください。
中国に冊封された朝鮮のように、日本がどこかの大国に組み込まれていたことがありますか?
1945年まで、そんなことは一度たりともありませんでした。
戦争にやぶれて、アメリカの軍隊がいつまでも日本に駐留するようになり、アメリカによる占領状態がいつまでも終わらない中、安倍晋三がとうとうTPPや安保法制によって、日本のアメリカへの組み込みを完膚なきまでに完成させようとしている。
安倍や自民党が追求しているのは、アメリカに対する「事大主義」です。
どうしてそのようなことを、本来は、日本の独立を追求すべき「保守・愛国」を標榜する人たちが熱烈に支持しているのか。
結局、彼らが「保守」という言葉の意味も「愛国」という言葉の意味も、何もわかっていないからです。
WJFプロジェクト旧ブログの2013年3月7日の記事、「『日本』を『日本以外の何か』に捧げようとする人々」を以下に再掲します。
「日本」を「日本以外の何か」に捧げようとする人々
安倍政権の本質を一言でいえば、
「日本」を「日本以外の何か」に捧げようとする政権
ということになるでしょう。
国を「売る」というよりは、国を「捧げる」といった方がより正確です。
ある宗教的信条に基づいて彼らはそれを行おうとしているからです。
だから安倍晋三の顔は、欲にまみれた脂ぎった顔はしていません。
にこやかな微笑みすらたたえています。
「日本以外の何か」とは何でしょうか。
あるときは、大企業に代表されるグローバル秩序であり、
あるときは、アメリカであり、
あるときは、中国であり、
またあるときには、韓国なのでしょう。
統一教会の教義では、韓国をアダムの国、日本を罪深いイブの国とし、日本は永遠に韓国に尽くすべきだと教えているそうです。
自民党政権がさんざん、無償の資金援助や技術援助、日韓スワップ、ビザなし渡航の恒久化、日本国籍の取得条件の緩和、在日特権、パチンコの放置、日韓トンネル、河野談話などを通して、「アダムの国」韓国に、罪深い「イブの国」日本を「捧げ」ようとしてきた理由もうなづけます。
彼らが長く日本を韓国に捧げ続けてきた結果、シャープもとうとうサムスンの手に落ちました。
安倍政権が押し進める集団的自衛権の行使容認も、日本の軍隊を「日本以外の何か」に捧げることにその本質があります。
チャンネル桜が、民主党をあれほど売国政権として叩いてきたのも、結局は、自民党のこれまでの売国行為をカモフラージュするためだったのでしょう。
一体、民主党が実際にどんな売国政策を実現したというのでしょう。
外国人参政権は実現しませんでした。
人権法案だって、もともと小泉政権が作ったものです。
野田は、歴史上初の竹島問題の国際司法裁判所への提訴を押し進めていました。
鳩山は、長年アメリカによる日本の内政干渉と弱体化の手段として使われていた年次改革要望書を廃止しました。
たくさんの民主党の議員たちが、離党をちらつかせてまでもTPPの参加を必死で阻止しようとしました。
民主党にはさまざまな問題があったでしょう。
しかし、現在のカルト政権が、これからやろうとしていることに比べたら、はるかにましだったのではないでしょうか。
すくなくとも、私たちを守る「国の枠組み」は、まだそこにありました。
これまで信じ込まされてきたものを、根底から疑う必要がありそうです。
私たちはただ洗脳され、煽動されていただけではなかったのか。
参考記事:
自民党は日本の政党ではない (2013年8月9日)

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