安倍政権、支持率と不支持率が逆転

二年半の戦いを振り返る。
安倍政権の支持率が急落し、第2次安倍内閣発足後、内閣支持率と不支持率が初めて逆転し、支持率は過去最低を、不支持率は過去最高を記録しました。

(出典: 日本テレビ世論調査 2015年7月10日(金) ~7月12日(日))

ようやく階段の踊り場にたどり着いたと考えてよいのでしょうか。

WJFプロジェクトが、初めて、安倍政権に対する明確な批判の声を挙げたのは、第二次安倍政権発足から六日後の2013年1月1日。「2013年」と題した、下に引用する記事の中でのことです。

2013年

2013年は、日本にとって大変な一年になると思います。
なぜなら日本は、大きな分岐点に立っているからです。

その分岐点とは、デフレを脱却するかしないかの分岐点ではありません。
戦後体制を脱却するかしないのかの分岐点でもありません。
憲法を改正するのかしないのかの分岐点でもありません。

その分岐点とは、

日本が日本であり続けるのか、日本であることをやめてしまうのか

の分岐点です。

デフレを脱却することは必要です。
しかし、デフレを脱却しようとすまいと、日本は日本のままです。

戦後体制を脱却することも大切です。
しかし、戦後体制を脱却しようとすまいと、日本は日本のままです。

憲法を改正することも大事です。
しかし、憲法を改正しようとすまいと、日本は日本のままです。

しかし、TPPと道州制は違います。
TPPに参加し、道州制を導入したら、もはや日本は日本でなくなります。

道州制導入を主張しているほとんどの政党が、同時にTPP参加を主張していることからわかるように、TPPと道州制は表裏一体のものであり、この二つ合わせて「日本をアメリカに組み込む」という機能と効果をもっています。

TPP参加と道州制導入は、アメリカと同じ制度を持つ、アメリカの新しい州が日本に生まれることを意味します。つまり、日本が完全にアメリカに組み込まれることを意味します。日本の国内制度は一変させられると同時に、仕事のない移民がどっと押し寄せてくる。日本人の血も文化もがらりと変えられていくことになるでしょう。

そしてその決定は、安倍晋三という一人の人物にゆだねられています。

この人物は、関税撤廃に例外品目が認められるならば、TPPに参加すると公言しています。

また自民党は、J-ファイル2012 自民党総合政策集で、

323 道州制の推進 (中略)道州制基本法を早期に制定し、その後、5年以内に道州制の導入を目指します。

としています。連立相手の公明党も、重点政策Manifesto2012で、

地域に活力。地域主権型道州制を導入。(中略)「道州制国民会議」を設置します。約3年かけて幅広い議論を集約した上で、その後2年をめどに移行に向けた必要な法的措置を講じます。

としており、道州制を巡るスタンスは一致しています。

また、この人物は、日本を「戦後体制から日本を脱却させてくれる人」として多くの人々から教祖のような信奉を受け、この人物に対する批判はほとんどタブー視されています。

とすると、今年、日本に何が起きるのでしょうか。

非常に高い確率で、日本は今年TPPに参加し、道州制を導入することになるでしょう。

とすれば、「デフレの脱却」とか「戦後体制の脱却」とか、この人物が掲げている言葉の意味は180度変わってきます。

「デフレの脱却」とはTPPとセットにして考えた場合、国債の発行と公共事業による乗数効果で、国内の需要を増加させるケインズ政策という本来の意味ではなく、日本が国債を発行することで、財政の崖に直面し万策尽きたアメリカの需要の激減を穴埋めすることを意味するようになります。

「戦後体制の脱却」とはTPPとセットにして考えた場合、自民党が長く司ってきた対米依存の吉田ドクトリン的政治を終わらせるという本来の意味ではなく、アメリカによる間接支配の「戦後体制」を終わらせて、完全なアメリカの一部として日本を組み込むことを意味するようになります。

するとこの人物は日本にとって、

救世主なのか、売国奴なのか

どちらなのでしょうか。

私にはわかりません。

安倍首相や自民党を信奉している皆さんに答えていただきたい。

TPPと道州制を推進する安倍晋三は、救世主なのか、売国奴なのか

自民も公明も民主も維新もみんなも条件付きであれTPPに賛成しています。明確に反対しているのは共産と生活とその他の小政党ぐらいです。

この状況で誰がTPPへの参加を食い止めることができるのか
この問いにも、私には答えられません。

安倍首相や自民党を信奉している皆さんに、将来の日本人(と呼ばれる人々が今後存在し得るならばですが)に対する責任を自覚しながら、答えていただきたい。

TPPと道州制を推進する安倍首相を教祖のように信奉しながら、どうしたらTPPと道州制を食い止められるのか

新年早々、暗い記事で恐縮ですが、新しい年の始まりにあたり、強い危機感から、警鐘の鐘を鳴らさせていただきました。

「デフレの脱却」や「戦後体制の脱却」という美辞麗句の背後に、巧妙に隠されているTPP参加と道州制の導入。これが日本の将来に何を意味するのか。誰か他の人々の言葉を鵜呑みにするのではなく、どうか、みなさんお一人お一人に、ご自分の頭で考えていただきたい。

この国の未来は、まさに今みなさんお一人お一人にゆだねられています。

(出典: WJFプロジェクト旧ブログ「2013年」2013年1月1日)

・安倍晋三が、第一次安倍政権時に、小泉純一郎と竹中平蔵の「構造改革」の後継者として総理大臣に就任し、熱心に「構造改革」を推進していたこと

・それ以来、安倍晋三の政治信条が変化した事実が見られないどころか、第二次安倍政権の公約に、明確に「構造改革」路線が刻まれていたこと

・それにもかかわらずチャンネル桜を始めとする「保守」言論人がこぞって、異常なまでに、第二次安倍政権を「救国政権」などといって持ち上げ、それに煽られた人たちが安倍政権を熱狂的に支持していたこと

これらの事実から、安倍政権が過去に類例のない売国政権であり、日本人に対して仕掛けられた大きな罠であることに気づくのは、それほど難しいことではありませんでした。

それ以来、WJFプロジェクトは、一貫して、安倍政権が、「保守・愛国」を偽装した「売国・反日」政権であることを訴えてきました。

参考記事:
【国賊三部作1】国賊安倍晋三: 愛国者の仮面をかぶった新自由主義者 (2013年2月24日)
【国賊三部作2】国賊チャンネル桜: 本当に守るべきものは何か(2013年2月25日)
【国賊三部作3】国賊安倍信者: 国家破壊に加担する「愛国者」たち(2013年4月14日)


「保守」の人々が、安倍政権への熱狂的な支持一色に染まっていた中で、WJFプロジェクトが挙げた安倍政権に対する批判の声は、ほとんどの人たちに理解されず、

「WJFプロジェクトは偽装保守」
「WJFプロジェクトは反日左翼」

などというあらぬレッテルが貼られ、あらゆる場所にWJFプロジェクトに対する罵詈雑言が書き込まれました。

チャンネル桜の水島総にも、

これはチャンネル桜に対してもWなんとかというのがありまして、これはある関係筋から聞きましたから、反原発の左翼グループが、保守を装ってチャンネル桜や安倍内閣を批判しているということであります。

などというデマを番組の中で再三流され、水島のデマを鵜呑みにした人たちから激しいバッシングを受けました。

参考記事:
Wなんとかプロジェクトとチャンネル桜(2014年7月12日)


あれから二年半が経ち、残念ながら、安倍政権が目論んできた数々の売国・壊国政策は、すでに可決成立してしまいました。

TPP交渉妥結も目前であり、日本は風前の灯火であり、「国家」としての終焉を迎えようとしています。

安倍政権の危険性に、国民全体が目覚めるのが先か、安倍政権が日本の国家破壊を完膚なきまでに完成させるのが先か。

安倍政権の本質に気付いた方たちは、安倍政権の危険性を周りの人々に知らせる周知を、ぜひとも急いでいただきたいと思います。

TPP交渉差止・違憲訴訟の会の原告は、まだ1,365人しか集まっていません。



人口比で言えば、0.001%。

10万人に一人です。

わずか2000円の費用を負担するだけで、公に名前が公表されることもなく、どなたでも簡単にTPP交渉差止・違憲訴訟の原告になることができます。

日本を守ろうとしてTPPに抵抗した日本人の一人として、どうか、皆さんも、名前を連ねていただきたいと思います。
*
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>匿名様

ご返信ありがとうございます。
自分なりに出来る範囲でやってみます。

たくろう様

管理人様 失礼します。

チラシ配り経験者です。
自民党応援のビラポスをしていた黒歴史有りです。
大罪を犯してしまいました。

チラシ配りは、それなりの効果はあります。

早朝は新聞配達の方と出くわすことが多いので、深夜の運動がてらにしておりました。
不審者に見られないよう、職務質問された場合を考え、街中に大量においてある求人チラシなどを数十枚カッパらって、求人チラシも同時に携帯しておりました。

子供のいる家は効果があります。
出来れば、理解しやすく文字は少なめで読みやすく、堅苦しい文面は避けた方か良いかと思います。
情弱、高齢の方も読みやすいようにチラシの文字サイズは若干、大文字にしていました。

上から目線でしたら、すみません。
僕もがんばります!




潮目が変わってきた

メディアによっては、支持率に購読者や視聴者による偏りがありますが、軒並み支持率が降下してきている傾向は間違いありません。

世界遺産登録における「強制性」を認めてしまった外交的敗北、アベノミクスといういかさまで支えてきた株価も下落、TPP交渉の行く末、そして安保法制における国会審議の出鱈目さなど、安倍政権はやはりおかしいと気が付く人は増えていると感じます。

今まさに潮目が変わってきました。

未来の日本人のためにも、安倍の危険性が分かった人々こそ為すべきことを行い、この売国政権を終わらせる好機を逃してはなりません!

チラシ配り

意見陳述書も書いて、TPP交渉差止・違憲訴訟の会の原告にはなったけど、まだ足りない。俺一人で大量には難しいけど、出来ることと言えば、チラシ配布くらいだろうか?やったことないけどチラシって効果あるのかな?手始めに自宅のマンションのポストに入れてみよう。
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