慰安婦問題の定式化

問題の論理的構造を定式化する。




慰安婦問題についての動画を作るのにこれだけ長い時間をいただいたのは、もしかすると、日本の歴史上、WJFプロジェクトが唯一にして初めてのことかもしれません。

それだけに強い使命感を感じながら取り組んできました。当然、生半可なものを出すわけにはいきません。土曜となく、日曜となく、昼となく、夜となく、慰安婦問題と向き合ってきました。

慰安婦問題がなぜ紛糾するのか。

それは、慰安婦問題について日本を糾弾する立場の人々も、日本を擁護する立場の人々も、個別的事例について論じることばかりにエネルギーが注がれ、慰安婦問題の全体の論理的な構造の定式化が十分になされてこなかったからだと考えています。

必要なのは、パズルの特定のピースを見せることではなく、パズル全体の絵柄を示すことです。

「性奴隷」と呼ばざるを得ないパズルのピースに対して、「高給取りの売春婦」と呼ばざるを得ないパズルのピースをぶつけ合わせるという方法では、慰安婦問題の全体像を世界の人たちに対して示すことはできません。

しかし、残念ながら、慰安婦問題の全体像の論理的に精緻で洗練された定式化はこれまで十分になされてきませんでした。

それこそが『慰安婦神話の脱神話化』という動画でWJFプロジェクトが現在試みていることです。

WJFプロジェクトがこの定式化に成功するならば、それは画期的なことではないかと考えています。

この定式化はシンプルであり、なるほどと膝を打つように分かりやすいものでなくてはなりません。

道なきところに道を作っているため、どうしても時間がかかってしまいます。

AllとSome、SomeとSomeの関係を解き明かす。慰安婦問題を論理的に定式化する鍵はここにあります。

第二部の完成は近い、近いと言ってみなさんをじらしていますが、完成は間近いのでお待ちください。

必ずや、これまでにない慰安婦動画をお見せします。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

二値と多値

原始人や幼児は、世界を二値的にとらえます。

「大きい」か「小さい」か。
「たくさん」か「すくない」か。

同じように、知的退嬰に陥った人々も、世界を二値的にとらえます。

「あった」か「なかった」か。

自称「保守」の人々が、二値的な考え方を好むのは、彼らの知的退嬰という側面もさることながら、ご指摘の通り、彼らが、「日本VS韓国」「日本VS中国」といった対立の図式の中で思考する習性があることも理由としてあげられます。

しかし、歴史は、単純な二値論理では正しく説明できないものです。必要なのは、多値的であると同時に、俯瞰的・総合的な説明です。

対立を止揚した場所から、多値的な「事実」を語りかけることが必要です。
逆に多値的な「事実」には、対立を止揚する場所を作り出す力があります。

自称「保守」の人たちの問題点は、対立を止揚するために多値的な「事実」を語ろうとするのではなく、逆に対立を作り出し、わざわざ傷口を広げるために、二値論理を振りかざす点です。これはもう意図的にそうしているようにしか思えません。

No title

私が思うに、所謂ネトウヨと呼ばれる人たちが「慰安婦は存在しない」や「朝鮮人のブローカーが悪い」「韓国もベトナムに非道な行いをした」といった理論がネット上に跋扈しているのは、まず中国や韓国憎しありきで、日本が昔したことについて糾弾されても仕方がないことを、全てそれらの国の反日プロパガンダと受け止め(もちろんそういった側面もかなりあると思います)その反動として極端な事しか言えなくなってると思います。
私はこの問題にどう対処すればいいか検討もつきませんが、政治カの迂闊な発言で、あまり国際的に敵を増やさない方がいいと思います。
安倍首相の「侵略という定義はない」発言などもっての他です。
以上、元ネトウヨからでした。

嫌な予感がします

河野洋平氏を提訴へ 「国民運動」談話撤回求める署名も3万超
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130916/plc13091612030003-n1.htm
女性論者7氏も堂々主張「河野談話は撤廃を」 さて韓国の実態は…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130601/plc13060107020004-n1.htm

WJFさんが慎重に積み重ねているレンガにハンマー振り下ろす様な行動じゃないのかと…

>集会は20人の論者によるリレートーク方式で行われた。

ジャーナリストの大高未貴氏
戦後問題ジャーナリストの佐波優子氏
西川京子衆院議員(自民)
日本会議東京会員の石塚和子氏
元鎌倉市議の伊藤玲子氏
フリーライターの舘雅子氏
「なでしこアクション」代表の山本優美子氏
評論家の西村幸祐氏
元海上保安官の一色正春氏
評論家の黄文雄氏
元陸自二佐の家村和幸氏
元航空幕僚長の田母神俊雄氏
元時事通信ソウル特派員の室谷克実氏
朝鮮問題研究家の松木国俊氏
評論家の潮匡人氏
「つくる会」前会長の藤岡信勝氏

名前を抜き出してみました。
知らない方もいますが、頑張れ日本だので見た顔ぶれですね。

御意

おっしゃる通りです。

No title

日中戦争にしても、実際に個々の日本兵が行った犯罪行為と、日本軍が組織的に虐殺したという中国側の主張は、分けて考えるべきですね。
WJFプロジェクトについて
ご寄付のお願い
作品リスト
政治的立場
WJFプロジェクトは、日本の主権、伝統、国柄を守る保守的な観点から、安倍政権が推し進めるTPP参加、構造改革、規制緩和、憲法改正、安保法制、移民受入などのグローバル化政策に反対しています。
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
YouTube
WJFプロジェクトの動画作品は以下のYouTubeのチャンネルでご覧になれます。

お知らせ
アクセス・カウンター


今日の一言
蓮舫の二重国籍問題のジレンマ

違う入り口を選んだハズなのに、ドアを開けると、同じ出口につながっている。
最新記事
コメント
<>+-
アーカイブ


RSSリンク
RSSリーダーに下のリンクを登録されると、ブログの記事やコメントの更新通知を受け取ることができます。