安倍を支持することで何が得られたのか
高い代償を払って学ぶべきこと。
第二次安倍政権発足から約2ヶ月が経過した2013年2月24日、私は次のように記しました。
あれから二年半が経過し、これまで安倍政権が実現させてきた政策、そして、これから実現させようとしている政策を俯瞰するとき、その中に、「日本の国体を守る」「日本の国柄を守る」ことにつながる政策が何か一つでもあったと言えるでしょうか。
消費税増税、TPP妥結目前、道州制導入、外国人労働者の大量受け入れ、外国人留学生の就職支援、解雇自由化、残業代ゼロ、消費者金融の上限金利引き上げ、パチンコ換金合法化、マイナンバー制度、英語公用語化、外国人への国土売り渡し促進政策、農協解体、郵便貯金の株式上場、「東洋のアウシュビッツ」とレッテルの貼られた「奴隷島」の世界遺産登録・・・
一体、私たち日本国民が、これらのものをすべて我慢して受け入れた上で、それに釣り合うような何が得られるというのでしょうか?
集団的自衛権の行使容認?
そんなもの、アメリカが引き起こす自分勝手な戦争のために、日本人の命を差し出すことでしかないではないですか?
在日が7月9日に強制送還される?
完全なデマじゃないですか。
今回の負の世界遺産登録は、私たちが支払うことになったあまりに大きすぎる代償ですが、この代償を通じて、安倍政権の本質に気付く人たちが一人でも増えたら不幸中の幸いなのではないかと思います。
安倍が推し進めている日本破壊は、この程度のことではまだまだ終わらないからです。
安倍政権は「保守・愛国」政権と信じられてきました。
安倍晋三自身、
「日本を取り戻す」
「戦後レジームからの脱却」
「美しい日本」
「瑞穂の国の資本主義」
などと美辞麗句を並べてきました。
しかし、ここで皆さんお一人お一人に考えていただきたいのは、上のような安倍政権による政策の実現によって、一体、日本の何が「保守」されるのかということです。上の政策のどこが「日本を取り戻す」ことにつながるのでしょうか。「戦後レジームからの脱却」につながるのでしょうか。
安倍政権がやろうとしていることは、日本の国家解体以外に何ものでもありません。
これが事実です。
そうではないとおっしゃるかたは、反証となる事実を一つでもいい、具体的に示していただきたい。
彼の政策の中に「日本の国体を守る」「日本の国柄を守る」ことにつながる政策が一つでも挙げられるでしょうか。
実は、そんなものは、一つもない。
そのことにどなたもお気づきになるはずです。
(出典: WJFプロジェクト 【国賊三部作1】国賊安倍晋三: 愛国者の仮面をかぶった新自由主義者 2013年2月24日)
あれから二年半が経過し、これまで安倍政権が実現させてきた政策、そして、これから実現させようとしている政策を俯瞰するとき、その中に、「日本の国体を守る」「日本の国柄を守る」ことにつながる政策が何か一つでもあったと言えるでしょうか。
消費税増税、TPP妥結目前、道州制導入、外国人労働者の大量受け入れ、外国人留学生の就職支援、解雇自由化、残業代ゼロ、消費者金融の上限金利引き上げ、パチンコ換金合法化、マイナンバー制度、英語公用語化、外国人への国土売り渡し促進政策、農協解体、郵便貯金の株式上場、「東洋のアウシュビッツ」とレッテルの貼られた「奴隷島」の世界遺産登録・・・
一体、私たち日本国民が、これらのものをすべて我慢して受け入れた上で、それに釣り合うような何が得られるというのでしょうか?
集団的自衛権の行使容認?
そんなもの、アメリカが引き起こす自分勝手な戦争のために、日本人の命を差し出すことでしかないではないですか?
在日が7月9日に強制送還される?
完全なデマじゃないですか。
今回の負の世界遺産登録は、私たちが支払うことになったあまりに大きすぎる代償ですが、この代償を通じて、安倍政権の本質に気付く人たちが一人でも増えたら不幸中の幸いなのではないかと思います。
安倍が推し進めている日本破壊は、この程度のことではまだまだ終わらないからです。

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