心の無痛症に罹患した人々
危険を察知できない危険。
「無痛症」という先天性の疾患が存在します。
文字通り、痛みを感じない病気であり、一見、羨ましいことのように思われがちですが、大変危険な病気です。
この病気をもつ方たちは、感覚がないため、知らない間に自分の舌をかみきってしまったり、熱いお湯につかっても気づかずに大やけどをしてしまったり、出血するような怪我をしても気づかないのだそうです。
痛みは、生体に危険な状況が発生していることを知らせる、自然が授けた貴重なシグナルなのですが、現在の日本に蔓延しているのは、心の「無痛症」です。
国が壊れていくことに関して、心に何の痛みも感じない人たちが蔓延しています。
皮肉なことに、「愛国・保守」を掲げて、大騒ぎをしている人たちほど、この心の「無痛症」に深く罹患しています。
だって、この二年半、安倍政権がやってきたことを直接目にしても、何も感じないのですから、重症です。
下のようなストレートな激しい言葉をぶつけても、彼らは何も感じません。
TPP参加後の日本を、わかりやすく描いた文章を昨日掲載しましたが、それを読んでも、日本に危機が迫っていることが彼らには全く理解できません。
参考記事: 近未来のある日の出来事
危険なことが迫っていることが理解できないぐらい、危険なことがあるでしょうか。
一方、心の「無痛症」に罹患しておらず、現在の日本の状況を見て、心が、痛くて、痛くてたまらない人たちもいます。
おそらく、私もそうですし、このブログの読者のみなさんもそうなのだと思います。
胸がかきむしられるような思いで、今の日本を見守っておられることでしょう。
心の「無痛症」に罹患していない私たちが、心の「無痛症」にかかっている人たちに、どのように国が壊れていく痛みを伝えたらいいのか。
私は、すっかり途方にくれています。
文字通り、痛みを感じない病気であり、一見、羨ましいことのように思われがちですが、大変危険な病気です。
この病気をもつ方たちは、感覚がないため、知らない間に自分の舌をかみきってしまったり、熱いお湯につかっても気づかずに大やけどをしてしまったり、出血するような怪我をしても気づかないのだそうです。
痛みは、生体に危険な状況が発生していることを知らせる、自然が授けた貴重なシグナルなのですが、現在の日本に蔓延しているのは、心の「無痛症」です。
国が壊れていくことに関して、心に何の痛みも感じない人たちが蔓延しています。
皮肉なことに、「愛国・保守」を掲げて、大騒ぎをしている人たちほど、この心の「無痛症」に深く罹患しています。
だって、この二年半、安倍政権がやってきたことを直接目にしても、何も感じないのですから、重症です。
下のようなストレートな激しい言葉をぶつけても、彼らは何も感じません。
皇室やら、神道やら、日本の文化・伝統やらは、ぜんぶ、田んぼから出てんだ。
お日様の下で、土耕して、大地からの恵みをいただく、日本人の営みの継承からでてんだよ。
日本人は、縄文・弥生の時代から、ずーっと田んぼを継承してきた。
それが、皇室と、神道と、日本の文化・伝統の源であり、根拠地だ。
TPPやグローバリズムに大賛成して、日本の田んぼを根こそぎにしたり、日本の農業を株式会社化して外資に乗っ取らせようとしているような、安倍晋三のようなくそじじい、櫻井よしこのようなくそばばあが、保守や愛国なんかであるわけねーだろ。
日本の農業を、大規模経営、株式会社化して、輸出産業に転換させる?
ふざけたことばっか言ってんな。
日本人が、日本人の手で、日本の地面を耕して、そこからいただく恵みを食す、その仕組みやサイクルこそが「日本」という国なんだろうが。
今後ますます低賃金化していく日本人が、アメリカの安い米食って、日本の米を中国の富裕層が食う?
冗談じゃない。
こいつらは、皇室も、神道も、日本も、日本人の暮らしも、根こそぎ、壊そうとしてんだよ。
なんで、その程度のことが、わかんねーんだ。
それとも、わかって、わざとやってんのか。
ぶぁーーーーか。
TPP参加後の日本を、わかりやすく描いた文章を昨日掲載しましたが、それを読んでも、日本に危機が迫っていることが彼らには全く理解できません。
参考記事: 近未来のある日の出来事
危険なことが迫っていることが理解できないぐらい、危険なことがあるでしょうか。
一方、心の「無痛症」に罹患しておらず、現在の日本の状況を見て、心が、痛くて、痛くてたまらない人たちもいます。
おそらく、私もそうですし、このブログの読者のみなさんもそうなのだと思います。
胸がかきむしられるような思いで、今の日本を見守っておられることでしょう。
心の「無痛症」に罹患していない私たちが、心の「無痛症」にかかっている人たちに、どのように国が壊れていく痛みを伝えたらいいのか。
私は、すっかり途方にくれています。

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