「愛国」と「反日」は表裏一体 (1)

「ただの日本人」たれ。
みなさん、すでにご存知かと思いますが、2chに下のような書き込みを行い、佳子内親王を脅迫した男が、警視庁に21日に逮捕されました。



この男のツイッターから明らかになっているのは、この人物が、安倍政権を熱心に支持する、典型的な「ネトウヨ」であるということです。
安倍信者が、皇族を侮辱し、脅迫していた。

このニュースを聞いても、私は何も驚きませんでした。

彼らが、いつもやっていることだからです。

「愛国」を標榜しながら、その一方で「反日」的な言動で、日本人の大衆を刺激し、「愛国」の勢力の中に囲い込もうとする。

これは、一民間人にすぎないこの男だけでなく、多くの「保守・愛国」を標榜する政治家や、言論人たちが、組織的にやっていることです。

同じ人物が、「愛国」と「反日」の二つの役割を同時に担うこともあれば、同じ勢力に属している別々の集団が、「愛国」と「反日」の二手に分かれて、対峙しあう「フリ」をして、大衆を自分たちの勢力に取り込んでいくということも実際になされています。
この手のプロパガンダに騙されないためには、

「自民党 VS 民主党」
「右翼 VS 左翼」
「安倍 VS マスコミ」
「在特会 VS シバキ隊」
「慰安婦は売春婦 VS 慰安婦は性奴隷」
「日本 VS 韓国」

といった、単純で、対称的な、二項対立の図式が展開されているときには、どちらかに組み込まれることのないように、注意を払うことです。


(図は、WJFプロジェクト「浅田真央選手を守れ(あとがき)」より)

この時、私たちが思い出さなくてはならないのは、「右翼」でも「左翼」でもない立場、「愛国」でも「反日」でもない立場が存在するということです。

それは、このブログが繰り返し述べてきたように、

「ただの日本人」

という、立場です。

私たちは、縄文から繁茂しつづける一つの森です。

しかし、この森には、今大きな危機が迫っています。

TPP、道州制、移民、消費税増税・・・

森を根こそぎ枯らしてしまおうとする不正で邪悪な力が、今、加えられようとしています。

この危機の中で、森を守り続けるためには、私たちが、心の中に宿している「日本の根」を芽吹かせて、一本のまっすぐな樹木として成長させるしかない。

日本人が本当の意味で「日本人」として目覚め、再生し、立ち上がることによってしか、この困難を乗り越えることはできない。

この森の中で、ほかの木々に囲われ守られながらも、私たち一人一人が、一本の木として、自分の力で、大地に再びまっすぐに立たなくてはならない。

他国を憎悪したり、

他国の悪口を言い続けたり、

一人の政治家や一つの政党を狂信したりすることによっては、

縄文から続くこの森を、この危機の中、繁茂させ続けることはできないと思います。

(出典: WJFプロジェクト「浅田真央選手を守れ(最終回)」2013年2月12日)
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No title

「ネトウヨ」と呼ばれる連中のような保守・愛国者を偽装した売国奴は反日そのものであって、本来の意味での愛国とは相容れません。
日本では「愛国」の意味や概念が誤用されすぎていて正しく理解できていない人が非常に多いですが、本来の意味での愛国なら過激で余計な主張など行いませんし、反日思想とは対極に位置します。
もっとも本来の意味での愛国者は今の日本にほとんどいないと思いますし、いても政治的な場面では真っ先に弾圧されてしまうでしょう。
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