日韓は独仏と異なる(2)

南下するロシア vs それを嫌う欧米。
第二次世界大戦後、欧米を中心とした資本主義陣営と、ソ連を中心とした共産主義陣営が、二極に分かれて反目し合う冷戦構造が生じるはるか以前から、世界には、類似した対立構造が長らく存在していました。

それは、海洋進出と不凍港の獲得を求めて南下を画策するロシアと、それを防ごうとする西欧諸国の対立です。

現在、クリミア半島を併合したロシアと、欧米諸国の間で対立が深まっていますが、17世紀から始まる歴史的に根の深い問題です。



19世紀に、ユーラシア大陸の東西を横断して南下しようとするロシアに、主として対峙したのは、地球規模で覇権を確立していた大英帝国でした。


(大英帝国の版図)

イギリス&薩長連合によって起こされた明治維新や、その後の、日清戦争、日露戦争、日韓併合への流れは、英露の地球規模の対立という歴史的背景の中で理解されなくてはなりません。

(つづく)
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