日韓は独仏と異なる(2)

南下するロシア vs それを嫌う欧米。
第二次世界大戦後、欧米を中心とした資本主義陣営と、ソ連を中心とした共産主義陣営が、二極に分かれて反目し合う冷戦構造が生じるはるか以前から、世界には、類似した対立構造が長らく存在していました。

それは、海洋進出と不凍港の獲得を求めて南下を画策するロシアと、それを防ごうとする西欧諸国の対立です。

現在、クリミア半島を併合したロシアと、欧米諸国の間で対立が深まっていますが、17世紀から始まる歴史的に根の深い問題です。



19世紀に、ユーラシア大陸の東西を横断して南下しようとするロシアに、主として対峙したのは、地球規模で覇権を確立していた大英帝国でした。


(大英帝国の版図)

イギリス&薩長連合によって起こされた明治維新や、その後の、日清戦争、日露戦争、日韓併合への流れは、英露の地球規模の対立という歴史的背景の中で理解されなくてはなりません。

(つづく)
*
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

WJFプロジェクトについて
作品リスト
政治的立場
WJFプロジェクトは、日本の主権、伝統、国柄を守る保守的な観点から、安倍政権が推し進めるTPP参加、構造改革、規制緩和、憲法改正、安保法制、移民受入などのグローバル化政策に反対しています。
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
YouTube
WJFプロジェクトの動画作品は以下のYouTubeのチャンネルでご覧になれます。

お知らせ
アクセス・カウンター


今日の一言
野生と文明の相克の物語(1)

フランスの人類学者レヴィ=ストロースが、1962年に『野生の思考』(原題 La Pensée sauvage, 英訳 The Savage Mind)を著し、文明の埒外に生きる人々が発展させてきた比喩に基づく神話的思考と、近代文明を生み出した科学的思考との相似性と対等性を明らかにするまでは、「野生」(The savage)は、「文明」によって制圧され、征服されるべき対象と見なされていた。
最新記事
コメント
<>+-
アーカイブ


RSSリンク
RSSリーダーに下のリンクを登録されると、ブログの記事やコメントの更新通知を受け取ることができます。