平然と偽りを述べる才能

チャンネル桜の討論を見て感じた疑問。
田母神事務所横領疑惑に関するチャンネル桜の討論を、みなさんはご覧になりましたか。







動画を飛ばしながら視聴して、私が一点興味を惹かれたのは、三橋貴明が、2010年の参院選出馬に関する個人的経験を吐露した部分でした。

私、2010年に参議院選挙出ました。自民党から全国比例で、本当に何のバックアップもなく、政治家のバックもなく出たんですけれどやっぱり(「選挙ゴロ」が)来ました。本当に悲惨な目に遭いました。結局落ちたわけなんですけれど。 落ちたらですね、本当に悲惨なんですよ、選挙ってのは。私はですね、正直言うと、全財産がなくなって、借金が残りました。借金だけが残ったと言ってもいいんですよね。私はもう政治家の芽がないなというように判断されたんでしょう。周りにいっぱい人がいたんですけれど、ぶぁーっと蜘蛛の子を散らすように逃げていきました。見事なまでに。お金がなかったんで。借金しか残っていないやつといてもしょうがないと。さかき漣だけが残ってくれまして、一緒にがんばってくれて、ほんとに他は誰も助けてくれなかったんです、あのとき。借金はその後ふたりで数年間働いて返したんですけれど、あのような選挙にまけた後の地獄は想像を絶しますから、みなさん想像がつかないと思うんですよね。

(一時間目: 17分41秒〜)

私が奇妙に感じたのは、「政治家のバックアップもなく」選挙を戦い、「(さかき漣以外には)、選挙後に誰一人残らなかった」「誰も助けてくれなかった」と述べている三橋貴明が、参院選のわずか約半年後(7ヶ月半後)に中小企業経営者のために開いたセミナー「経済動向塾」の講師に、安倍晋三や麻生太郎などの総理経験者を始めとする錚々たる政治家や言論人の名前が挙げられていることです。


(出典: 三橋貴明の経済動向塾)

2ch出身の一介の中小企業診断士の開くセミナーに、安倍や麻生といった総理経験者が登壇するということ自体が尋常ならざることなのですが、自民党の有力政治家たちと、かくも親密な関係をもち、なおかつ無所属ではなく自民党公認の比例候補として出馬しておきながら、「何のバックアップもなく、政治家のバックもなく」選挙を戦ったとか、約半年後(7ヶ月半後)に、総理経験者ら著名人が彼のセミナーに登壇するという手厚い協力を被っていながら、「選挙後に(さかき漣以外には)誰一人残らなかった」とか「誰も助けてくれなかった」とか「想像を絶する地獄だった」と真顔で言いのける三橋貴明。

総理経験者が支えてくれるような身分や立場を指して「誰も助けてくれない想像を絶する地獄」と言い得るならば、そのような厚遇に与れないほとんどの国民の生活はもっと「地獄」です。

上のような事実を知らなければ、この人物が真剣な表情で語る言葉を人々はそのまま信じてしまうことでしょう。

平凡な普通の人間であれば、人々の前で嘘をつけば、顔が引きつったり、声が上ずったり、どうしても表情に現れてしまうものですが、世の中には、事実と異なることを平然とした顔で述べることができるという特異な能力をもつ人間も存在するのです。

それにしても、一中小企業診断士でありながら、安倍や麻生という総理経験者と懇意の関係をもつ三橋貴明という人物は一体なんなのだろう。

この関係はどこから生じたものなのだろう。

安倍や麻生と、長年親しく付き合いながら、本当に安倍や麻生が新自由主義の政治家であるということが三橋貴明にはわからなかったのだろうか。経済評論家を標榜しながら、本当にその程度の事実認識すらできずに、「麻生太郎は平成の高橋是清だ」とか「安倍さんや自民党に新自由主義者のレッテルを張るのは反日左翼」と言い切っていたのだろうか、と改めて不思議に思います。
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記事の動画化

この記事を動画にして、ニコニコ動画に投稿しました。
平然と偽りを述べる才能
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25758235

No title

そもそも、これ、ネットで拾ってきたコピペだしね。

もう三橋信者以外は、世間の多くの人間が知っていることだよ。

こんなまとめwikiも作られているのに。いまさらだね。

http://seesaawiki.jp/otakukimoi/d/%BB%B0%B6%B6%B5%AE%CC%C0%A1%A6%BC%AB%CC%B1%C5%DE%C5%DE%CB%DC%C9%F4%A5%B3%A5%B9%A5%D7%A5%EC%BB%F6%B7%EF

裸の王様は三橋本人でしょ?

自らの行いの結果である醜聞を隠せると思ってるの?


正直言うと、私が三橋の裏の顔の正体=三橋の真の人間性に気づいたのも、WJF様の他に、

三橋の悪行を書いていた、ののっち様のブログのおかげなんだよ。

http://ameblo.jp/nono0220/

ところが、何故かこのブログは何者かの圧力で消されてしまったけどね。

だから、この手の情報は間違いなく有益有用有効なんよ。

三橋のような、表面は紳士的態度を気取った、国民の利益と国益を損ない、国家を滅ぼす、悪質な世論誘導者から、大衆の目を覚まさせるにはね。

辻堂昭雄さん

まず、刑法は「名誉毀損」について次のように定めています。

(名誉毀損)
第二百三十条 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
2 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

(公共の利害に関する場合の特例)
第二百三十条の二 前条第一項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。
2 前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。
3 前条第一項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。


三橋貴明氏のように、多くの著作を出版し、テレビやラジオなどの主要なメディアにも登場される「著名人」は、「公人」に準じるものと扱われ、まして三橋氏が、参議院議員という公職選挙に立候補されていた身分で行った行為は、なおのこと「公共の利害に関する事実」に該当し、「事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない」と刑法は定めています。

また、著名人や準公人に関する個人情報のどの範囲までの公開がインターネット上で許されているのかというと、「プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン」は次のように定めています。
http://www.telesa.or.jp/consortium/provider/pdf/provider_041006_2.pdf

「名誉毀損に関する刑事事件の判決ではあるが、最高裁第1小法廷昭和56年4月16日判決(判 例時報1000号25頁)は、異性関係の醜聞に属する「私生活上の行状」について、「私人の私生活 上の行状であっても、そのたずさわる社会的活動の性質及びこれを通じて社会に及ぼす影響力の程度な どのいかんによっては、その社会的活動に対する批判ないし評価の一資料として刑法230条の2第1項にいう『公共の利害に関する事実』に当たる場合があると解すべきである。」と判示している。この 判決は準公人についてその社会的影響力によっては異性関係の醜聞を含む私生活上の行状を公表する ことを正当化しうるとするものである。」

「「公人」とは、国会議員、都道府県の長、議員その他要職につく公務員などをいう。また、「公人」に準 じる公的性格を持つ存在として、会社代表者、著名人もある。これらの公的存在は、その職務との関係上一 定限度で私生活の平穏を害されることを受忍することを求められる場合があり、一般私人とは異なる配慮が 必要である。なお、本ガイドラインにおいては、上記の「公人」の他に、公人ではないが会社代表者等の公 的立場にあり、社会的影響力を持つ私人を「準公人」、単なる著名人、有名人を「著名人」、さらにそれ以外 の一般私人を「私人」として分類することとする。」


以上の法律に照らして、だめだめわんこさんのコメントは問題がないと思われますがいかがでしょうか。

三橋貴明氏から削除依頼があれば、その際は、法律に照らして改めて判断させていただきたいと思いますが、三橋氏には、この機会に、当ブログで展開している三橋氏の言論に対する批判に、同じ言論のステージ上で、釈明や反論を寄せていただきたいという希望を強く持っています。言論に対する批判は、言論の範疇で、正々堂々たる言論の応酬によってなされるべきであり、訴訟などの脅しによって、言論に対する批判を封じることがあってはならないからです。実際、三橋貴明氏が繰り返してきた誤った言論により、読者や国民は、大きな実害を被っています。

注意を喚起していただき、ありがとうございます。

通告

だめだめわんこ様の投稿内容を"先方"にお伝え致しました。
"先方"の判断次第では、削除依頼、民事訴訟、等を検討することになるでしょう。
尚、当ブログ管理者も投稿を承認した以上、幇助が成立しております。

No title

以下は私が宇田川敬介氏から直接伺った話。

三橋の本を読んだ城内実が勉強会に呼んだことがきっかけとなり、城内が安倍晋太郎秘書であった垣内昭に繋ぎ、垣内が三橋夫妻(当時)と話し合いの上、自民党の選挙対策本部長の河村建夫、幹事長大島理森に依頼して公認を得る。

安倍晋三とは垣内が選挙対策として会わせたことで、麻生太郎とは政務調査会の田村重信が会わせたことで三橋と知り合う。

選挙参謀は、選挙運動前半は、2ちゃんねるでのハンドルネーム「東亜の黒い人」「代表戸締役」こと渡邉哲也が、後半は宇田川敬介(後に選挙参謀から幹事長になる)が務めた。
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