三橋貴明ブログを読み返す(1)

「(安倍政権は)現在の日本にとって最も理想の政権」「TPPは民主党がしでかしたこと」「前に進んでいる」
三橋貴明という言論人のおかしさを指摘するのに、多くの言葉は要りません。

三橋貴明氏自身の過去の言葉を引用するだけで、この人物の言葉が信頼に値するものなのか否かは、誰の目にも明らかになります。

このシリーズでは、あえて多くの論評を付すことなく、三橋貴明氏の過去の発言を簡潔に引用していきたいと思います。

発言の日付にもよく注意して読んでみてください。

とはいえ、よくよく考えてみると、安倍政権の誕生に対する最大の貢献者は、日本国を底なし沼に叩き落とした民主党政権です。民主党政権があれほどまでに無能を示してくれたおかげで、現在の日本にとって最も理想の政権が誕生したわけでございます。自民党政権にはなったかもしれませんが、安倍政権はあり得ませんでした。

その「安倍政権誕生の貢献者である民主党政権」が「しでかしたこと」に安倍政権が足を取られているわけですが、それでも「あの」民主党政権が継続しているよりは「マシ」ではないでしょうか。

一年前を振り返ってみると、泥の沼をかき分け、苦しみ続けてきた割に、意外と「前に進んでいる」ことが分かるでしょう?

(出典: 三橋貴明ブログ「泥の沼をかき分けて進む」2013年2月26日)

ちなみに、上の三橋貴明の記事を受けて、WJFプロジェクトは下のように批判していました。

三橋貴明氏。

あなたは、アベノミクスが、あなたが熱心にお話されてきた経済政策とは、全く異なった性質のものであることを既に御存知のはずです。

輸出倍増を掲げてドル安政策を続けていたアメリカ政府にとって、近隣窮乏化策にほかならないこの経済政策は、そもそもアメリカ政府の理解と協力なしには成立しえない政策です。実際にアメリカ政府はアベノミクスを公式に承認し、この経済政策がアメリカとの協力と謀議の上に成立していたことがほぼ明らかになっています。とすれば、このアベノミクスは、あなたがおっしゃっていたような国民経済の復興と国民国家としての日本の強化を目指したものではないということをあなたは既に御存知のはずです。

アベノミクスがアメリカとの協力の上に成り立つものであるならば、これは、TPP交渉参加への地ならしであり、日本を肥え太らせておいしくいただく以上の意味はないと考えるべきではないのですか?

それなのにどうして、安倍政権は「前に進んでいる」などと私たちに幻想をいだかせようとするのですか。

あなたは、今日も「自民党(善)vs民主党(悪)」という単純な善悪二元論を展開し、TPPは「民主党時代の負の遺産」とおっしゃっています。

嘘をつくのはおやめなさい。

TPPは、戦後、日本をアメリカの属国としてしまった自民党が構築してきた対米従属の延長線上にあるものであり、バブル期の日米構造協議、90年代以降の年次改革要望書、そして何よりも小泉構造改革につづくアメリカによる日本の同化プロセスの最終形に他なりません。決して「民主党時代の負の遺産」などではありません。むしろ戦後の自民党外交の負の遺産を彼らが負わされていただけです。

あなたに言論人としての良心があるのであれば、どうか、物事をゆがめず、真実を語っていただきたい。

今人々が目覚めなければ、日本は奈落の底に転落してしまいます。

(出典: WJFプロジェクト「三橋貴明氏は嘘をつくのはおやめなさい」2013年2月27日)
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