グローバリズムと神道(21)

日本書紀に見る日本の「基部構造」(2)
奇妙な事に『日本書記』は、初代神武天皇と第10代崇神天皇の二人の天皇に、「ハツクニシラススメラミコト」(初めて日本を統治した天皇)という同一の諡(おくりな)を与えています。

(神武天皇の諡は「始馭天下之天皇」、崇神天皇の諡は「御肇國天皇」と記しますが、いずれも、訓読みでは「ハツクニシラススメラミコト」と読みます。)

つまり、『日本書記』によれば、「初めて日本を統治した天皇」が、二人存在することになるのですが、歴史家たちは、崇神天皇が、実在の確認できる最初の天皇であり、神武天皇はあとから作られた架空の人物ではないかと考えています。

従って、『日本書記』が、「初めて日本を統治した天皇」と呼び、なおかつ歴史家たちもその実在を確実視している崇神天皇の統治について調べれば、日本という国の「基部構造」について重要な情報が得られるはずです。

実際に『日本書記』は崇神天皇に関する記述を通して、私たちに大きなヒントを与えてくれているのですが、それを正しく読み解くために、私たちは再度、記紀が伝える日本神話のあらすじと、その中に含意されている論理的な構造を把握しておく必要があります。



日本神話は、上の図式のような論理的な構造に沿って展開されていくのですが、次回以降少しずつ説明していきます。

(つづく)
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