グローバリズムと神道(19)

歴史と国家の「基部構造」。
「保守」とは「革新」の単なる反対語ではありません。

「保守」とは、「変える」(革新)か「変えない」(保守)かという問題ではないからです。

私たち人間が、時間の中を生きていく存在である以上、「保守」だろうと「革新」だろうと、誰もが、望むと望まざるとにかかわらず、変わっていかざるを得ません。

変わらないことは、生命体にとっての死を意味します。

「保守」も「革新」も変わっていくとしたら、「保守」と「革新」の違いは「変わるか」「変わらないか」にあるのではなく、変わっていくやり方の本質的な違いにあります。

「保守」という立場が可能だとしたら、それは、歴史や国家の「基部構造」に即して「変わる」立場のことを意味するはずです。

「革新」という立場が可能だとしたら、それは、歴史や国家の「基部構造」を壊して「変わる」立場のことを意味するはずです。

では、「保守」という立場を可能にする要件となる、歴史や国家の「基部構造」とは何なのか。

それを、日本の伝統的な「神祇信仰」や「日本人の歴史的な歩みの総体」から抽出するのが、「グローバリズムと神道」というシリーズの目的です。

歴史や国家の「基部構造」を抽出するとは、従来のいわゆる「保守」や神社界が陥りがちであったように、明治時代のような、歴史上に生じた特定の時代を、理想化したりはしないということを意味します。

2011年8月のWJFプロジェクトの立ち上げ時に、「WJFプロジェクトとは何か」というページに次のように記しました。

時間をかけてつくりこまれた良質なコンテンツは、多くの人々によって鑑賞され、やがて世界を作り替えて行く力を持ちます。WJFプロジェクトは、国際社会に向けて日本の立場を的確な方法によって表現し、日本を守る盾となり、日本を弁護する雄弁な口になり、新しい夜明けの時代へと力強く牽引する羅針盤にもなるような魅力あるコンテンツ(動画・サイト・出版)を多言語で制作していきます。

WJFプロジェクト旧ブログ「WJFプロジェクトとは何か」より

動画制作と合わせて、「出版」は、WJFプロジェクトが、立ち上げ時より、実現したいと願ってきた目標の一つです。

日本人にとっての「保守」思想を深く理論付けるために、「グローバリズムと神道」というシリーズを、電子書籍としてまとめたいと思います。

ブログの記事は、そのためのメモ書きとなりますので、同じことを反復したり、記述があちらこちらに飛んだりすることがありますが、何卒ご容赦ください。
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No title

久々に覗きに来ました。
「変わらないことは、生命体にとっての死を意味する」
まさにその通りだと思います。
今の日本は「保守」も「革新」も変わることを恐れ、
各々の陣営で使い古された紋切り型の意見を何年も繰り返す
ポジショントークに堕していますから、実に退屈です。
知的生命体として、思考し続けることを止めたら終わりですよ。
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