グローバリズムという名の不道徳
すでに外国人だらけの日本。
この記事は2013年8月25日に掲載した記事を少し修正して再掲したものです。
先日、海外の友人がスマートフォン用の便利なチャットソフトがあるからダウンロードしろと言ってきました。WeChatとよばれるアプリです。
このアプリには、自分のいる場所の付近で同じアプリを使っている人を見つけ出してくれる「発見」という機能がついているのですが、この機能を使ってみて、びっくりしたことがあります。何に驚いたかといえば、表示されたリストが、中国人の名前で埋め尽くされていたことです。
調べたらこのアプリは中国のTencentという会社が提供しているサービスで、2013年8月時点で、3億人を超える中国国内のユーザーと、1億人の海外のユーザーがいるそうなのですが(出典)、日本人はLINEを使う人が多くこのチャットアプリのユーザーは少ないのでしょうか。「発見」リストには、日本人の名前はほとんど現れず、中国人の名前ばかりが現れます。そのため、はからずも、このアプリは、付近にどれだけたくさんの中国人がいるをチェックするアプリとしてとても役に立ちます。
このアプリにはFacebookのように写真を公開する機能もあるのですが、日本の見慣れた街の風景の中で、中国人たちがやたらと楽しそうに我が物顔で過ごしている姿を見るのは複雑な心境です。
もちろんこのようなアプリを使わなくても、外国人が最近本当に増えたのは、街を歩けば一目瞭然です。彼らが、旅行者ではなく、日本に定着して生活していることは彼らの様子から簡単に見て取れます。
先日、海外の友人がスマートフォン用の便利なチャットソフトがあるからダウンロードしろと言ってきました。WeChatとよばれるアプリです。
このアプリには、自分のいる場所の付近で同じアプリを使っている人を見つけ出してくれる「発見」という機能がついているのですが、この機能を使ってみて、びっくりしたことがあります。何に驚いたかといえば、表示されたリストが、中国人の名前で埋め尽くされていたことです。
調べたらこのアプリは中国のTencentという会社が提供しているサービスで、2013年8月時点で、3億人を超える中国国内のユーザーと、1億人の海外のユーザーがいるそうなのですが(出典)、日本人はLINEを使う人が多くこのチャットアプリのユーザーは少ないのでしょうか。「発見」リストには、日本人の名前はほとんど現れず、中国人の名前ばかりが現れます。そのため、はからずも、このアプリは、付近にどれだけたくさんの中国人がいるをチェックするアプリとしてとても役に立ちます。
このアプリにはFacebookのように写真を公開する機能もあるのですが、日本の見慣れた街の風景の中で、中国人たちがやたらと楽しそうに我が物顔で過ごしている姿を見るのは複雑な心境です。
もちろんこのようなアプリを使わなくても、外国人が最近本当に増えたのは、街を歩けば一目瞭然です。彼らが、旅行者ではなく、日本に定着して生活していることは彼らの様子から簡単に見て取れます。
WJFプロジェクトの立場は一貫しています。
2009年に、福田政権が掲げた1000万人移民計画や、麻生政権下での国籍法の改悪や外国人登録法の廃止、当時力をつけつつあった民主党が掲げていた外国人参政権の問題に危機感をもって、下の動画を作ったとき、「東京の人口の30人に一人が中国人」であったわけですが、現在、中国からの移民はどれだけ増えているのでしょうか。
上の動画のアップロード日は、2009年10月31日となっていますが、オリジナルの動画は2009年の政権交代前に作ったものです。(停止されたアカウントにアップしていたためオリジナルの動画は削除されています。)WJFプロジェクトは、「支那の工作員だ」とか「反原発の左翼だ」とか「反日勢力に乗っ取られた」などと愚かな事を言っている人々がいますが、上の動画を見ていただければ、2009年の政権交代前の時点で、WJFプロジェクトが(そのときには正式には「WJFプロジェクト」は立ち上げてはいませんが)、自民党の売国政策も民主党の売国政策も等しく批判しており、一貫して同じ問題意識を掲げ続けてきた事がお分かりになるはずです。
自民党と民主党が正逆の政党であるかのようにいまだに誤解している人が多いのですが、民主党の売国をもっとひどい形で進めてきた、あるいは進めようとしているのが自民党という政党です。違いは、自民党の方がプロパガンダや情報工作に長けているという点にすぎません。
特に民主党政権時代に政治に関心をもちはじめた「にわか保守」たちは、民主党が「悪」の売国政権で、自民党が「正義」の愛国政権であるかのように洗脳されていますが、2009年の政権交代以前から政治に関心をもっている人にとっては、自民党が民主党以上にひどい売国をする政党であることは周知の事実です。
上の動画のアップロード日は、2009年10月31日となっていますが、オリジナルの動画は2009年の政権交代前に作ったものです。(停止されたアカウントにアップしていたためオリジナルの動画は削除されています。)WJFプロジェクトは、「支那の工作員だ」とか「反原発の左翼だ」とか「反日勢力に乗っ取られた」などと愚かな事を言っている人々がいますが、上の動画を見ていただければ、2009年の政権交代前の時点で、WJFプロジェクトが(そのときには正式には「WJFプロジェクト」は立ち上げてはいませんが)、自民党の売国政策も民主党の売国政策も等しく批判しており、一貫して同じ問題意識を掲げ続けてきた事がお分かりになるはずです。
自民党と民主党が正逆の政党であるかのようにいまだに誤解している人が多いのですが、民主党の売国をもっとひどい形で進めてきた、あるいは進めようとしているのが自民党という政党です。違いは、自民党の方がプロパガンダや情報工作に長けているという点にすぎません。
特に民主党政権時代に政治に関心をもちはじめた「にわか保守」たちは、民主党が「悪」の売国政権で、自民党が「正義」の愛国政権であるかのように洗脳されていますが、2009年の政権交代以前から政治に関心をもっている人にとっては、自民党が民主党以上にひどい売国をする政党であることは周知の事実です。
安倍政権の押し進める移民政策。
移民1000万人計画を掲げてきた自民党や安倍政権が推進する徹底した構造改革や規制緩和によって、外国人はこれから、ますます増えていきます。
永住権の取得には通常10年の在留歴が必要でしたが、民主党政権は昨年5月、大学教授や技術者、経営者ら、年収・技能が一定以上の水準にある在留外国人について、申請に必要な在留歴を5年に短縮する「高度人材ポイント制度」を始めました。
安倍政権は、この条件をさらに緩和し、日本に3年間在留すれば永住権を取得できる出入国管理・難民認定法改正案を閣議決定しました。また外国人単純労働者の受入や、年間20万人の移民の受入の本格的な検討を始めています。
アメリカが主導するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、中国が主導するRCEP(東アジア地域包括的経済連携)、さらにはこの二つを統合するFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)によって、日本はアメリカやカナダやオーストラリアや中国のような文字通りの多民族国家になっていきます。移民の人数が増えてくれば、当然彼らは自分たちの権利を強く主張しはじめることでしょう。
永住権の取得には通常10年の在留歴が必要でしたが、民主党政権は昨年5月、大学教授や技術者、経営者ら、年収・技能が一定以上の水準にある在留外国人について、申請に必要な在留歴を5年に短縮する「高度人材ポイント制度」を始めました。
安倍政権は、この条件をさらに緩和し、日本に3年間在留すれば永住権を取得できる出入国管理・難民認定法改正案を閣議決定しました。また外国人単純労働者の受入や、年間20万人の移民の受入の本格的な検討を始めています。
アメリカが主導するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、中国が主導するRCEP(東アジア地域包括的経済連携)、さらにはこの二つを統合するFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)によって、日本はアメリカやカナダやオーストラリアや中国のような文字通りの多民族国家になっていきます。移民の人数が増えてくれば、当然彼らは自分たちの権利を強く主張しはじめることでしょう。
グローバリズムの不道徳性。
移民や、グローバリズムとは不道徳なものです。
私たちは自分の親を選ぶことができないように、生まれ落ちる故国を選ぶことはできません。住みにくいからといって、他の国に逃れていくことができず、自分が生まれてきた国や社会にとどまって生きざるを得ないからこそ、その国や社会を少しでも住みやすい場所にするために、また子や孫たちにすこしでも住みやすい場所を残すために、互いに協力しあい、気配りをしあい、努力しようとする「道徳」というものが発達していきます。また社会や共同体を支えるための目に見えない「文化」や「伝統」も、そのような前提の上で育まれていくものです。
自分の生まれた場所という「自然」を甘受することが、「道徳」や「文化」の基盤です。
私たちの先祖も、日本列島という地震や噴火や台風などの自然災害の絶えない過酷な環境に対して文句も言わず、逃げ出すこともなく、我慢強く暮らしてきた。その中で、伝統や文化を紡ぎ、桜の木を各地に植え、暮らしやすい美しい豊かな国を築き上げてきました。その恩恵を私たちが受けています。
しかし、自分の国が住みにくいからといって、祖国を捨てて逃げ出し、他の住みやすそうな国に簡単に移住することが自由に認められた世界では、このような「道徳」や「文化」は発達しません。
自分が生まれ落ちた国や社会をよりよくするために、そこにとどまって忍耐強く努力をするかわりに、そのような努力を放棄して、他の住みやすい国に移ればそれで簡単に快適さが手に入ってしまうからです。そして、多くの場合、このような快適さの追求という意図で行われる移民は、移住先の国の人々の努力に寄生したり、横取りしたりすることでしかありません。当然、移民元の国は、努力や献身を行う人々を失い、努力の成果や文化は蓄積されず、住みにくい国のまま放置され、ますます荒廃していくことになります。その荒廃した国の人たちは、ますますその国から出て行こうとするでしょう。
グローバリズムは、このような不道徳を孕んでいます。
グローバリズムが不道徳なものであるならば、グローバリズムを推進する政治家は、やはり不道徳な政治家であると言わざるを得ません。
私たちが移民を拒むのは、外国人が嫌いであったり、外国人を差別するためではありません。そうではなく、おのおのの人間には、自分が生まれた国に対して果たさなくてはならない責任があると信じるからです。私たち日本人が、日本という祖国に献身する責任があるように、日本にやってくる外国人たちにも、本来は彼らの祖国に献身する責任がある。その責任をお互いに果たすためにこそ、外国の方たちは自分の祖国に帰りなさいと、私たちは言わなくてはなりません。
私たちは自分の親を選ぶことができないように、生まれ落ちる故国を選ぶことはできません。住みにくいからといって、他の国に逃れていくことができず、自分が生まれてきた国や社会にとどまって生きざるを得ないからこそ、その国や社会を少しでも住みやすい場所にするために、また子や孫たちにすこしでも住みやすい場所を残すために、互いに協力しあい、気配りをしあい、努力しようとする「道徳」というものが発達していきます。また社会や共同体を支えるための目に見えない「文化」や「伝統」も、そのような前提の上で育まれていくものです。
自分の生まれた場所という「自然」を甘受することが、「道徳」や「文化」の基盤です。
私たちの先祖も、日本列島という地震や噴火や台風などの自然災害の絶えない過酷な環境に対して文句も言わず、逃げ出すこともなく、我慢強く暮らしてきた。その中で、伝統や文化を紡ぎ、桜の木を各地に植え、暮らしやすい美しい豊かな国を築き上げてきました。その恩恵を私たちが受けています。
しかし、自分の国が住みにくいからといって、祖国を捨てて逃げ出し、他の住みやすそうな国に簡単に移住することが自由に認められた世界では、このような「道徳」や「文化」は発達しません。
自分が生まれ落ちた国や社会をよりよくするために、そこにとどまって忍耐強く努力をするかわりに、そのような努力を放棄して、他の住みやすい国に移ればそれで簡単に快適さが手に入ってしまうからです。そして、多くの場合、このような快適さの追求という意図で行われる移民は、移住先の国の人々の努力に寄生したり、横取りしたりすることでしかありません。当然、移民元の国は、努力や献身を行う人々を失い、努力の成果や文化は蓄積されず、住みにくい国のまま放置され、ますます荒廃していくことになります。その荒廃した国の人たちは、ますますその国から出て行こうとするでしょう。
グローバリズムは、このような不道徳を孕んでいます。
グローバリズムが不道徳なものであるならば、グローバリズムを推進する政治家は、やはり不道徳な政治家であると言わざるを得ません。
私たちが移民を拒むのは、外国人が嫌いであったり、外国人を差別するためではありません。そうではなく、おのおのの人間には、自分が生まれた国に対して果たさなくてはならない責任があると信じるからです。私たち日本人が、日本という祖国に献身する責任があるように、日本にやってくる外国人たちにも、本来は彼らの祖国に献身する責任がある。その責任をお互いに果たすためにこそ、外国の方たちは自分の祖国に帰りなさいと、私たちは言わなくてはなりません。
「放火魔」が「消防士」になれないように、
「グローバリスト」は「愛国者」にはなれない。
「グローバリスト」は「愛国者」にはなれない。
もちろん、自分の祖国よりも住みにくい国や貧しい国に移って、その国をよりよくするために献身するという奇特なケースもあり、実際にそのような人生を選んだ日本人も少なくないのですが、日本にやってくる移民の場合、故国にまさる快適さや豊かさを求めて安易に日本に移住してくるケースが圧倒的に多く、彼らに、先祖代々日本に暮らす私たちと同じような日本に対する献身を期待できるかといえば、決してそうではないでしょう。
移民やグローバリズムを容認していては、日本はいずれ滅びます。
移民は一旦受け入れてしまうと、簡単には出て行かず、私たちの国の中で数を増やし共同体を増殖させ続けるという問題もあります。
移民やグローバリズムは、国を「保守」したり、国を「愛する」こととは正逆のものです。
移民やグローバリズムを推進してきたのが自民党であり、これからさらに移民を徹底し拡大させようとしているのが、安倍政権です。
移民やグローバリズムを推進する政党や政治家を指差して「保守・愛国」であると主張することは、放火魔を指差して「消防士だ」と言い張ることと等しいものです。
過激なグローバリストである安倍晋三を「救国政治家」だのと言って、支持を煽ってきた、チャンネル桜や、様々な「保守」論客たちが、組織的に皆さんを欺いてきたことは明々白々の事実です。
そうではないと言い張る人たちは、一体全体、移民やグローバリズムによって、日本がどう「救国」され、どう「保守」されるのか、論理的に説明していただきたい。
火に油を注ぐ事によって火事を消すことが不可能なように、移民やグローバリズムによって国を救ったり、守ったりすることは、論理的にも実際的にも100%不可能です。
放火魔と消防士の区別がつく程度の知性の持ち主ならば、(つまり小学生レベルの知性の持ち主であるならば)、グローバリズムを推進する安倍晋三のような政治家が、「保守」の政治家ではありえないことぐらいは、誰でも簡単に理解できる話です。
安倍政権の推進する社会とは、極端に言えば、経営陣は外国人、日本人はほとんどが派遣労働者に転落し、日本人がどんどん脇においやられ、奴隷化していく社会です。
もっと穏健な言い方をすれば、グローバル秩序に属する才覚のある人間と、ローカルな秩序に留まらざるを得ないほとんどの日本人は二極化していくということです。
安倍政権を批判しないことは、私たちの先人たちの努力と献身を無駄にすることです。
安倍政権を支持することは、単に愚かなだけでなく、祖国に対する反逆であり、先人に対する裏切りですらあります。
私たちの先人が努力をして住みやすい国を私たちに残してきたように、私たちも努力と献身によって、よい国を次の世代に引き継いでいく責任があります。
この責任をしっかり果たそうではありませんか。
移民やグローバリズムを容認していては、日本はいずれ滅びます。
移民は一旦受け入れてしまうと、簡単には出て行かず、私たちの国の中で数を増やし共同体を増殖させ続けるという問題もあります。
移民やグローバリズムは、国を「保守」したり、国を「愛する」こととは正逆のものです。
移民やグローバリズムを推進してきたのが自民党であり、これからさらに移民を徹底し拡大させようとしているのが、安倍政権です。
移民やグローバリズムを推進する政党や政治家を指差して「保守・愛国」であると主張することは、放火魔を指差して「消防士だ」と言い張ることと等しいものです。
過激なグローバリストである安倍晋三を「救国政治家」だのと言って、支持を煽ってきた、チャンネル桜や、様々な「保守」論客たちが、組織的に皆さんを欺いてきたことは明々白々の事実です。
そうではないと言い張る人たちは、一体全体、移民やグローバリズムによって、日本がどう「救国」され、どう「保守」されるのか、論理的に説明していただきたい。
火に油を注ぐ事によって火事を消すことが不可能なように、移民やグローバリズムによって国を救ったり、守ったりすることは、論理的にも実際的にも100%不可能です。
放火魔と消防士の区別がつく程度の知性の持ち主ならば、(つまり小学生レベルの知性の持ち主であるならば)、グローバリズムを推進する安倍晋三のような政治家が、「保守」の政治家ではありえないことぐらいは、誰でも簡単に理解できる話です。
安倍政権の推進する社会とは、極端に言えば、経営陣は外国人、日本人はほとんどが派遣労働者に転落し、日本人がどんどん脇においやられ、奴隷化していく社会です。
もっと穏健な言い方をすれば、グローバル秩序に属する才覚のある人間と、ローカルな秩序に留まらざるを得ないほとんどの日本人は二極化していくということです。
安倍政権を批判しないことは、私たちの先人たちの努力と献身を無駄にすることです。
安倍政権を支持することは、単に愚かなだけでなく、祖国に対する反逆であり、先人に対する裏切りですらあります。
私たちの先人が努力をして住みやすい国を私たちに残してきたように、私たちも努力と献身によって、よい国を次の世代に引き継いでいく責任があります。
この責任をしっかり果たそうではありませんか。
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