「保守」の殻を破れ
そして、ただの「日本人」に復帰せよ。
犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、愚かな者はその愚かさをくり返す。(箴言26:11)
民主党時代に盛り上がった「保守」ブーム。
人々は、おおよそ次のようなプロセスを経て、「保守」の世界に入っていきました。
民主党時代に盛り上がった「保守」ブーム。
人々は、おおよそ次のようなプロセスを経て、「保守」の世界に入っていきました。
1. チャンネル桜を視聴する
2. 「自民党(善)VS民主党(悪)」「右翼(善)VS左翼(悪)」「日本(善)VS韓国(悪)」「日本(善)VS中国(悪)」という単純な二項対立を刷り込まれる。
3.「マスコミは反日だ」と刷り込まれ、チャンネル桜以外の情報を遮断される。
4.「保守」の枠の中に閉じこもり、「保守」以外の立場の人々の言葉には耳を貸さなくなる。
5. 自民党のみが正義の「愛国」政党であり、それ以外の政党は悪の「反日」政党だと刷り込まれる。
6. 「保守」の人間は、憲法改正、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法案、原発推進に賛成すべきであるという、既成の模範解答(ドグマ)を刷り込まれ、それ以外の考え方は「左翼」として一切タブー視される。
7. 安倍晋三という構造改革推進のグローバリストが「愛国者」だと洗脳される。
8. 「安倍政権は救国政権だ」と洗脳されたまま、「安倍さんを信じよう」「安倍さんを信じよう」と言いながら安倍を熱狂的かつ盲目的に支持し、日本の国家破壊に加担する。
2. 「自民党(善)VS民主党(悪)」「右翼(善)VS左翼(悪)」「日本(善)VS韓国(悪)」「日本(善)VS中国(悪)」という単純な二項対立を刷り込まれる。
3.「マスコミは反日だ」と刷り込まれ、チャンネル桜以外の情報を遮断される。
4.「保守」の枠の中に閉じこもり、「保守」以外の立場の人々の言葉には耳を貸さなくなる。
5. 自民党のみが正義の「愛国」政党であり、それ以外の政党は悪の「反日」政党だと刷り込まれる。
6. 「保守」の人間は、憲法改正、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法案、原発推進に賛成すべきであるという、既成の模範解答(ドグマ)を刷り込まれ、それ以外の考え方は「左翼」として一切タブー視される。
7. 安倍晋三という構造改革推進のグローバリストが「愛国者」だと洗脳される。
8. 「安倍政権は救国政権だ」と洗脳されたまま、「安倍さんを信じよう」「安倍さんを信じよう」と言いながら安倍を熱狂的かつ盲目的に支持し、日本の国家破壊に加担する。
安倍政権に疑問を抱くようになった「保守」の人々が、次のステップとして、疑いの目を向けなくてはならないのは、自分たちが「保守」を自称するようになった、上記の「プロセス」や「カラクリ」そのものです。
上記の「プロセス」や「カラクリ」そのものが、誰かによって巧妙に計算され、仕組まれたものではなかったか。
宗教と同じように、人々を、一つの価値観を共有する集団の中に取り込むための「プロセス」であり、そこから逃げ出さないようにするための「カラクリ」ではなかったか。
宗教と同じように、上記の「プロセス」や、「カラクリ」は強い「二元性」を帯びています。
私が三橋貴明を二度と信じてはならないと繰り返し述べているのは、上記の「プロセス」や「カラクリ」の中に、再び舞い戻ることがあってはならないからです。
安倍晋三への懐疑をきっかけに、上記の「プロセス」や「カラクリ」、またその「二元性」を根底から疑い、否定し、破壊し、そこから自分を離脱させなくてはなりません。
「保守」という、特定勢力によって人為的に作られた殻の中に自分を閉じ込めるのをやめて、二元的な思考を脱客して、多元的な「日本人」本来の大道へと、自分を解き放ち、復帰する必要があります。
「三橋さんは、安倍政権を批判している貴重な保守の言論人だ。だから三橋さんの言論を活用すべきだ」という人々は、いまだに、「保守」という狭い世界の中に自分を閉じ込めています。
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、倉山と三橋を並べて、「三橋さんの方が正しい」と言い、
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、水島と三橋を並べて、「三橋さんの方が正しい」と言い、
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、比較的正しいことを言っているのが三橋貴明だから、三橋貴明にしがみつこうとする。
問題は、このような二元的な思考の「プロセス」を再びたどることで、安倍壊国政権を生み出した「カラクリ」から、いつまでも抜け出せなくなることです。
「保守」という狭い枠、またその「二元性」の外側に、広い世界、日本人本来の、生き方や価値観が広がっていることを忘れてしまうことです。
破壊しなければならないのは、安倍政権のみならず、安倍政権という怪物を作り出した「プロセス」や「カラクリ」、またそれらを支えた「二元性」そのものです。
「保守」という枠を超えて、日本全体を広く見渡せば、構造改革やグローバリストに反対している言論人は、三橋貴明一人ではないことに気づきます。
「保守」という殻をやぶり、ただの「日本人」に復帰しましょう。
そのとき、そこに、「二元性」に絡めとられることのない、「多元性」という、日本人にとって最も古い生き方・考え方の大道を見い出すはずです。
それこそが、これまで「保守」という名で自らを呼んできた人々の、新しい帰着点とならなくてはなりません。
私たちが、そのあまりに保守的な、日本人として最も自然であたりまえな、生き方・考え方に立ち戻ったとき、私たちは、もはや自分自身をわざわざ「保守」などという名前で名乗ることすら不必要になることでしょう。
上記の「プロセス」や「カラクリ」そのものが、誰かによって巧妙に計算され、仕組まれたものではなかったか。
宗教と同じように、人々を、一つの価値観を共有する集団の中に取り込むための「プロセス」であり、そこから逃げ出さないようにするための「カラクリ」ではなかったか。
宗教と同じように、上記の「プロセス」や、「カラクリ」は強い「二元性」を帯びています。
私が三橋貴明を二度と信じてはならないと繰り返し述べているのは、上記の「プロセス」や「カラクリ」の中に、再び舞い戻ることがあってはならないからです。
安倍晋三への懐疑をきっかけに、上記の「プロセス」や「カラクリ」、またその「二元性」を根底から疑い、否定し、破壊し、そこから自分を離脱させなくてはなりません。
「保守」という、特定勢力によって人為的に作られた殻の中に自分を閉じ込めるのをやめて、二元的な思考を脱客して、多元的な「日本人」本来の大道へと、自分を解き放ち、復帰する必要があります。
「三橋さんは、安倍政権を批判している貴重な保守の言論人だ。だから三橋さんの言論を活用すべきだ」という人々は、いまだに、「保守」という狭い世界の中に自分を閉じ込めています。
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、倉山と三橋を並べて、「三橋さんの方が正しい」と言い、
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、水島と三橋を並べて、「三橋さんの方が正しい」と言い、
狭い「保守」の枠の中で、従来の二元的思考に絡めとられたまま、比較的正しいことを言っているのが三橋貴明だから、三橋貴明にしがみつこうとする。
問題は、このような二元的な思考の「プロセス」を再びたどることで、安倍壊国政権を生み出した「カラクリ」から、いつまでも抜け出せなくなることです。
「保守」という狭い枠、またその「二元性」の外側に、広い世界、日本人本来の、生き方や価値観が広がっていることを忘れてしまうことです。
破壊しなければならないのは、安倍政権のみならず、安倍政権という怪物を作り出した「プロセス」や「カラクリ」、またそれらを支えた「二元性」そのものです。
「保守」という枠を超えて、日本全体を広く見渡せば、構造改革やグローバリストに反対している言論人は、三橋貴明一人ではないことに気づきます。
「保守」という殻をやぶり、ただの「日本人」に復帰しましょう。
そのとき、そこに、「二元性」に絡めとられることのない、「多元性」という、日本人にとって最も古い生き方・考え方の大道を見い出すはずです。
それこそが、これまで「保守」という名で自らを呼んできた人々の、新しい帰着点とならなくてはなりません。
私たちが、そのあまりに保守的な、日本人として最も自然であたりまえな、生き方・考え方に立ち戻ったとき、私たちは、もはや自分自身をわざわざ「保守」などという名前で名乗ることすら不必要になることでしょう。
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