『慰安婦神話の脱神話化』第2部、制作の留意点(4)

「慰安婦神話」のカラクリ、一般化と特殊化。
『慰安婦神話の脱神話化』第2部:実際に何が起きなかったのか。





最後の修正にあたり、少し付け加えた言葉があります。それは下の部分です。





「一般化」と「特殊化」。

「慰安婦神話」はこの二つによって成立しています。

1. 韓国人の活動家たちは、日本の慰安婦制度の中で起きたいくつかの特殊な事例が、まるで慰安婦全体にあてはまるかのように、慰安婦問題を「一般化」します。

2. 同時に、活動家たちは、あらゆる国や時代の性産業の現場や軍隊の中で起きてきた普遍的な問題としての女性の悲劇が、あたかも日本の慰安婦制度にのみ発生していたかのように、慰安婦問題を「特殊化」します。

ですから、「慰安婦神話」を「脱神話化」させるためには、「一般化」されている問題を「特殊化」し、「特殊化」されている問題を「一般化」させることが必要であり、『慰安婦神話の脱神話化』という動画もその点に留意して制作しています。

しかしながら、多くの場合、日本側の反論はそのような形では行われていません。

1. 日本の従来の「保守」は、日本の慰安婦制度の中で起きたいくつかの事例(「高給取りの売春婦」としての慰安婦像など)が、まるで慰安婦全体にあてはまるかのように、慰安婦問題を「一般化」します。

2. 同時に、彼らは、女性の悲劇は、あらゆる国や時代の性産業の現場や軍隊の中で起きてきた普遍的問題であるにも関わらず、日本の慰安婦制度の中でのみ女性の悲劇は一切起きていなかったかのように語り、慰安婦問題を「特殊化」します。

つまり、韓国人の活動家たちも、日本の従来の「保守」も、一見対立しているように見えますが、実際には、両者は、鏡写しのように、類似した方法で慰安婦問題を扱っています。

このアポリアを抜け出す道は、日本が直面するあらゆる問題と同様、あれかこれかの二項対立をするりとすり抜けて、「第三の道」に果敢に踏み出す以外にはありません。
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No title

ご苦労様です。
第三部完成まで待つつもりでしたが、まだまだ時間が掛かりそうなので、
取りあえず、序章、第一部、第二部の動画をブログの方に掲載させて頂きました。

全くその通りです。
日韓の鏡写しの主張が対立すれば、悲劇のある方に人々は同情するでしょう。それが慰安婦問題で韓国が求める結論であり、皮肉にも日本の保守層は韓国の思惑通りに行動している事になってしまいます。

慰安婦問題を冷静に見れたとき、貴プロジェクトは第三部でどの様な結論へ導いてくれるのでしょうか?

楽しみです。
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