「み旨」が成就する日

「み旨」のままに、破壊されつつある日本。
※この記事は、旧ブログの記事「「『み旨』が成就する日」(2013年7月11日)」を少し修正して再掲したものです。安倍政権が、年間20万人の移民受け入れ(1000万人移民計画)の実行に着手しはじめ、今まさに「み旨」は着々と成就されつつあります。

なぜ、一介のグローバリスト、一介の新自由主義者、一介の構造改革推進論者、つまりは竹中平蔵と同様、本来は一介の国家破壊者として批判されるべき安倍晋三のような政治家を、「愛国・保守」の権化であるかのように不自然に祭り上げる人々がいたのでしょうか。

この問いに一つのヒントを与える資料として、先日、2010年の参院選の前に配布されていた統一教会の内部文書を紹介しました。(有田芳生氏のブログから引用しました。)

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「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」
この文書には、このように書かれていたわけですが、では、安倍晋三という政治家を通して、彼らが成就しようとしている「み旨」とは一体どのようなものなのでしょうか。

彼らが「み旨」と呼ぶものの一端は、統一教会の関連団体である勝共連合のホームページ(http://www.ifvoc.org/)に分かりやすく書かれています。
「現在の世相から現行憲法がいかに矛盾に満ちているかは、多くの国民の知るところであります。今こそ戦後レジームから脱却し、日本人自らが新たな国家像を求め自主憲法を制定すべきです。」
「一つの国は歴史・文化・伝統を縦軸に、家庭を基盤とする絆を横軸に成り立っています。この縦横の軸からなる国のかたちを破壊、つまり文化の破壊を目指すのが共産主義思想であることを忘れてはならないのです。」
「日本の防衛は、自衛隊だけでは困難であり、米軍とともに行動することによって役割を果たせるようになっている。しかし日米の信頼関係は、民主党政権の間に地の底まで落ちてしまった。信頼関係がなければ、兵士が血を流してまで米国が日本の防衛に取り組む保証などどこにもない。だから安倍政権は、この関係を回復することが急務だ。」
このように、勝共連合のホームページに書かれていることは、これまで自民党や、チャンネル桜や、様々な「保守」の政治家や論客が訴えてきたこととほぼ同一であり、「保守」の方であれば、心からうなずける内容ばかりであると思います。

しかし、私たちは、このような愛国心あふれる言説に心を踊らせる代わりに、ここで立ち止まって考えてみなくてはなりません。そもそも、なぜ、あの悪名高い韓国の反日カルト宗教団体が、日本人の愛国心を鼓舞し、一見正しそうに見える「保守」的な言説を垂れ流しているのかを。また、なぜ、自民党や、チャンネル桜や、「保守」の政治家や論客たちが述べてきたことが、統一教会の言説とかくも一致しているのか。

私たちは、この韓国のカルト団体が、純粋に日本や日本人の利益になる意見を掲げていると、素直に信じてよいのでしょうか。あるいは、一見正しそうに見える彼らの「保守」的な言説の中に、実は、日本や日本人に害をなす考え方が含まれていることを疑うべきではないのでしょうか。

もちろん、私たちは、この韓国の反日カルトが、心底から日本のことに心を砕き、日本や日本人のためになる主張を親切に掲げてくれているのだと無邪気に信じ込むのではなく、一見、おいしそうなリンゴの中に、危険な毒が含まれていないかよく点検してみる必要があります。

当然疑わなくてはならないのは、この反日カルトは、日本人の愛国心を鼓舞しながら、日本人の行動や判断をコントロールし、結局は、彼らの利得のために日本を利用しようとしているのではないかという可能性です。

この検証作業を行う上で、勝共連合が表には出さない「裏」の考え方を知っておく事は、 役にたつかもしれません。勝共連合の母体、統一教会の教典である『原理公論』には次のように書かれています。
「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン側国家との対戦であった。それでは、どうして前者は天の側であり後者はサタン側なのであろうか。前者はアベル型の人生観を中心として、復帰摂理の最終段階の政治理念として立てられた民主主義を根本理念とする国家であるから天の側である。後者はその政治理念がカイン型の人生観を中心としており、反民主主義的な全体主義国家であるゆえにサタン側である。また、前者はキリスト教を支持する国であり、後者はキリスト教的な立場に立った国家であるので、各々天の側とサタン側とに区別されたのである。」
「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教たちを強引に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。・・・これらのことを根拠として、当時の独、日、伊は共にサタン側の国家であると規定されるのである。」
「アメリカは男性国家として天の側のアダムを、イギリスは女性国家として天の側のエバを、フランスは中間的な国家として天の側の天使長を各々象徴し、ドイツは男性国家としてサタン側のアダムを、日本は女性国家としてサタン側のエバを、イタリアは中間的な国家としてサタン側の天使長を各々象徴したのである。」
「第一イスラエルも苦難の道を歩み、第二イスラエルもそれと同じ路程を歩んだのであるから、第三イスラエルとなる韓国民族も、やはりまた、正にその悲惨な道を歩まざるを得ないのである。韓国民族が歩んできた悲惨な歴史路程は、このように神の選民として歩まなければならない当然の道であったので、実際には、その苦難の道が結果的に韓国民族をどれほど大きな幸福へ導くものとなったかもしれないのである。」
「(メシアはどの国に再臨するかという事に関して)聖書はその国が『日の出づる方』すなわち東の国にあると教えているのである。・・・古くから、東方の国とは韓国、日本、中国の東洋三国をいう。ところがそのうちの日本は代々、天照大神を崇拝してきた国として、更に、全体主義国家として、再臨期に当たっており、当時、韓国のキリスト教を過激に迫害した国であった。そして中国は共産化した国であるため、この二つの国はいずれもサタン側の国家なのである。したがって端的にいって、イエスが降臨され東方のその国は、すなわち韓国以外にない。」
「それでは韓国民族は、どのような経緯を経て、日本帝国のもとで四十年間の苦役を受けるようになったのであろうか。韓国に対する日本の帝国主義的侵略の手は、乙巳保護条約によって伸ばされた。すなわち一九〇五年に、日本の伊藤博文と当時の韓国学部大臣であった親日派李完用らによって、韓国の外交権一切を日本帝国の外務省に一任する条約が成立した。そうして、日本は韓国にその統監(のちの総督)をおき、必要な地域ごとに理事官をおいて、一切の内政に干渉することによって、日本は事実上韓国から政治、外交、経済などすべての主要部門の権利を剥奪したのであるが、これがすなわち乙巳保護条約であった。西暦一九一〇年、日本が強制的に韓国を合併した後には、韓国民族の自由を完全に剥奪し、数多くの愛国者を投獄、虐殺し、甚だしくは、皇宮に侵入して王妃を虐殺するなど、残虐無道な行為をほしいままにし、一九一九年三月一日韓国独立運動のときには、全国至る所で多数の良民を殺戮した。さらに、一九二三年に発生した日本の関東大震災のときには、根も葉もない謀略をもって東京に居住していた無辜の韓国人たちを数知れず虐殺したのであった。一方、数多くの韓国人たちは日本の圧政に耐えることができず、肥沃な故国の山河を日本人に明け渡し、自由を求めて荒漠たる満州の広野に移民し、臥薪嘗胆の試練を経て、祖国の解放に尽力したのであった。日本軍は、このような韓国民族の多くの村落を探索しては、老人から幼児に至るまで全住民を一つの建物の中に監禁して放火し、皆殺しにした。日本はこのような圧政を帝国が滅亡する日まで続けたのであった。このように、三・一独立運動で、あるいは満州広野で倒れた民衆は主としてキリスト教信徒たちであったのであり、さらに帝国末期にはキリスト教信徒に神社参拝を強要し、これに応じない数多くの信徒を投獄、または虐殺した。それだけではなく、八・一五解放直前の日本帝国主義の韓国キリスト教弾圧政策は、実に極悪非道なものであった。しかし、日本の天皇が第二次大戦において敗戦を宣言することによって韓国民族は、ついにその軛から解放されたのである。このように韓国民族は、一九〇五年の乙巳保護条約以後一九四五年解放されるときまで四十年間、第一、第二イスラエル選民が、エジプトやローマ帝国で受けたそれに劣らない迫害を受けたのである。そして、この独立運動が主に国内外のキリスト教信徒たちを中心として起こったので、迫害を受けたのが主としてキリスト教信徒たちであったことはいうまでもない。」
「したがって、有史以来、全世界にわたって発達してきた宗教と科学、すなわち、精神文明と物質文明とは、韓国を中心として、みな一つの真理によって吸収融合され、神が望まれる理想世界のものとして結実しなければならないのである。第一に、陸地で発達した文明も韓国で結実しなければならない。したがって、エジプトで発祥した古代の大陸文明は、ギリシャ、ローマ、イベリヤなどの半島文明として移動し、その半島文明は再び英国の島嶼文明として移動するようになり、この島嶼文明は更に米国の大陸文明をつくったのち、日本の島嶼文明へと振り戻ったのであった。この文明の巡礼は、イエスが再臨される韓国で半島文明として終結されなければならない。第二に、河川と海岸を中心とした文明も韓国が面する太平洋文明として結実しなければならない。ナイル河、チグリス河、ユーフラテス河などを中心として発達した河川文明は、ギリシャ、ローマ、スペイン、ポルトガルなどの地中海を中心とした文明として移動したのであり、この地中海文明は、再び、英国、米国を中心とした大西洋文明として移動したのであり、この文明は、アメリカ、日本、韓国をつなぐ太平洋文明として結実するようになるのである。第三に、気候を中心とした文明も韓国で結実しなければならない。気候を中心にして見れば、あらゆる生物の活動と繁殖は、春から始まって、夏には繁茂し、秋には結実し、冬に至って蓄えるようになるのである。このような春、夏、秋、冬の変転は、年を中心としてのみあるのではなく、一日について見ても、朝は春、昼は夏、夕方は秋、夜は冬に、各々該当するのであり、人生一代の幼、青、壮、老もまた、そのような関係にあるのである。歴史の全期間もこのように進行するのであるが、それは、神がそのような季節的な造化の原則をもって被造世界を創造されたからである。神が、アダムとエバを創造された時代は、春の季節に相当するときであった。したがって、人類の文明は、エデンの温帯文明から始まって、夏の季節に該当する熱帯文明に移り変わり、そのつぎには、秋の季節に該当する涼帯文明として移り変わったのち、最後には冬の季節に該当する寒帯文明として移り変わらなければならなかったのである。ところが、人間は堕落することによって、野蛮人と化してしまったので、温帯文明をつくることができず、直ちに熱帯で原始人の生活をするようになったため、エジプト大陸を中心とした熱帯文明を先につくるようになったのであった。そうして、この文明は、大陸から半島、島嶼へと移されて、涼帯文明をつくったのであり、これが再びソ連に渡って寒帯文明をつくるようになったのである。そうして今や、新時代の夜明けとともに、再び新しいエデンの温帯文明が、大きく開かれなければならないのであり、これは、当然、すべての文明が結実しなければならない韓国において成就されなければならないのである。」
このように、統一教会の思想の根底にあるのは、日本に対する激しい憎悪と、極端な韓国中心主義であることを知っておかなくてはなりません。このような悪意を隠し持つ韓国の反日カルト団体が、そもそも日本に対して純粋な意味での愛情や配慮を抱くわけがないのであって、したがって、彼らが私たちに親切に掲げて見せる「保守」思想が、(また、統一教会とほぼ同一の主張を掲げている、自民党やチャンネル桜や様々な「保守」論客が掲げている思想が)、仮にどんなに美しく愛国的な言辞によって彩られていたとしても、日本に取って有益な「保守」思想であるはずがありません。韓国の反日カルトの「み旨」を成就しようとしている安倍晋三という政治家が、真の愛国政治家であるはずがないのです。現に安倍政権は、日本を破壊するような政策を次から次へと繰り出しており、安倍晋三自身が、参院選後は、ドリルの刃と化してでも日本の規制を打ち壊し、日本を丸裸にすると宣言しているではありませんか。

彼らの掲げる耳障りのよい政策や思想や言説のどこかに、大きな落とし穴がしかけられていないか。私たちは、あらためて注意を払う必要があります。

彼らの「み旨」が成就する日とは、私たちの国、日本が救済される日では当然なく、逆に徹底した国家破壊と蹂躙を受ける日である可能性を、私たちは覚悟しておくべきです。

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衛藤晟一首相補佐官の改国救世だそうです。
http://dailycult.blogspot.jp/2014/02/blog-post_25.html

No title

安倍首相が明言「河野談話見直し考えてない。歴史問題を政治外交問題化すべきでない」

http://www.tokuteishimasuta.com/archives/4261932.html

これは衝撃発言!これで目が覚めない安倍信者は多分、自民ネトサポ。

歴史問題を政治外交問題化すべきでない、ですと?
歴史問題の解決無くして、正しい外交などできるわけがないじゃないですか。

これぞ The 売国奴 発言
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