売国奴への支持を煽った悪びれない詐欺師たち

TPP参加も、新自由主義への傾斜も、彼らは始めから全て知っていた。
※この記事は、旧ブログの記事「奇妙な公約と奇妙な動画(2013年2月17日)」を再掲したものです。いまだにチャンネル桜の水島総が安倍晋三に騙されたように考える人たちがいるようですが、下の記事で紹介した、昨年12月のシンポジウムでの水島総の発言に耳を傾ければ、水島総が安倍晋三によるTPP参加も、新自由主義への傾斜も最初から分かった上で、安倍晋三への支持を煽った事は明らかです。
選挙前: 聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、TPP交渉に参加しない。
選挙後: 聖域なき関税撤廃という前提条件が変われば、TPP交渉に参加する。
歴史に残る公約です。誰が考えたのでしょう。

安倍政権の本質は、この公約の中にはっきりと記されていると私は思います。

上の公約を読めば、普通の国民は、TPP不参加が安倍政権の公約であると錯覚します。しかし、そもそもTPPにおいて「 聖域なき関税撤廃」など始めから前提条件とはなっていないため、この公約は実は「TPP交渉に参加する」ということを意味します。(安倍氏のTPP公約の欺瞞性)

通常、世の中では、このような言葉を掲げる行為は「詐欺」と呼ばれますが、政治家の場合にはなぜか許されてしまうようです。

私がずっと気になっているのは、安倍氏への支持を呼びかけていた人々や団体が、安倍氏の本質を予め知っていたのかどうかという問題なのですが、チャンネル桜のある奇妙な動画のことを教えていただきました。



動画の最初に拓殖大学名誉教授の井尻千男氏が発言されています。日本はすばらしい文化を創った。それを守っていかなくてはならない。そのために竹中平蔵氏のような新自由主義者を安倍政権の内部に入れることがあってはならない。安倍氏が竹中氏を政権内に入れるようなことがあれば、私であっても安倍氏を批判するだろうというお話をされています。まったくその通りであり、私は井尻氏のおっしゃっていることに100%同意するのですが、私が奇妙に感じたのは、その後のチャンネル桜の水島総氏の発言です。

水島氏は、対米自立的な言葉をちりばめてカモフラージュしていますが、よく注意して耳を傾けてみてください。日本はアメリカの属国だからTPP参加もやむを得ない、対米自立は100年計画で一歩一歩、取り組むべきものだと述べている。

しかし、TPPに参加して100年後には、日本や日本文化など跡形もなく消え去っている可能性の方が高い。そもそもTPP参加を容認してしまってどうやって「戦後レジームからの脱却」が可能になるのか。

また、水島氏は、安倍氏のTPP参加の意図をあらかじめ知っていたかのようにも聞こえます。

そして、他に総理をまかせられる人材はいないため、仮にTPPに参加するような事態になったとしても、安倍氏への支持をやめてはならないというような趣旨の発言も行っています。

TPPは、日本の国そのものを売る行為であり、これを超える売国行為は考えつかないのですが、それでも、安倍氏を支持し続けろという。他の候補者ではだめなのだという。

中国と戦争をするために、アメリカの力に頼ることが必要である。だからアメリカに求められる通り、仮にTPPという日本の国の枠が消滅するレベルの売国が行われても仕方がない、とまで言うならば、そのレベルを超える売国はもはや存在しないわけですから、別に誰が総理になろうと(極端な話、猫が総理でも)かまわないと思うのですが、そのような売国が起きてもなお安倍氏でなければならないのだという。

TPPによって日本の国の形が変えられてしまうことは容認すべきだが、安倍氏以外の政治家は容認すべきではないのだという。

水島氏が述べていることは異様きわまりないと思われませんか。

彼らにとって守るべきものは、日本なのか、安倍氏なのか。

彼らがそこまで安倍氏にこだわる理由は何なのか。

TPPで国を失ってまで、なぜ安倍氏でなくてはならないのか?

彼らの目的は、日本を守ること以外にあることにお気づきになりませんか?

いや、そうではない。安倍政権は真の意味で日本を守ってくれるのだと、そうおっしゃる方は、TPPや道州制を押し進めようとする政権によって、またそのような政権をTPP参加後も支持し続けることによって、どのように日本が守られていくのか、私にわかりやすく論理的に説明してください。

皆さんの説明によって、ああ確かにそうだ。私が間違えていた。私たちが先祖から受け継いできたこの大切な祖国と日本文明は、TPPや道州制や対米従属を行う安倍政権によって確実に守られていく、と納得したら、私はただちに、これまでの安倍政権に対する批判を謝罪撤回して、安倍政権を心の底から支持します。

そして、私が間違えていたことが証明された日には、私は皆様に正々堂々と下のように謝罪するつもりです。逃げも隠れもいたしません。ごまかしたりもいたしません。
「みなさん、これまで私は、反日マスコミと同じように、安倍政権の悪いところばかりを不当にあら探しし、誇張し、歪曲し、安倍政権の悪口ばかり言いふらしてきました。不当に皆さんの危機感を煽り、感情的になり、汚い言葉を用いてきました。私が述べてきたことはすべて間違いでした。安倍政権及び自民党は、私の個人的な思い込みとは裏腹に、売国奴であるどころか、真の愛国・保守政権/政党であり、日本の未来を確実に託すことのできる政権/政党です。一見するとアメリカに日本を売り渡しているように見えましたが、それは完全な私の思い違いでした。アメリカに日本を売り渡すどころか、確かにこの政権は、戦後70年に及ぶ対米隷属の桎梏から日本を解き放ってくれる政権でした。本当の意味で『戦後レジームからの脱却』を成し遂げ、『瑞穂の国の資本主義』を維持し、『日本を取り戻』し、『美しい日本』を守り抜いてくれる政権でした。これまで、このような真正保守政権を不当に批判し、その足をひっぱり、護国の妨げとなってきたこと、また皆様にさんざん不快な思いをさせてきたことを、心からお詫び申し上げます。」
しかし、安倍信者の方たちが間違っていたことが明らかになったときには、天皇陛下をはじめ、過去、現在、未来のすべての日本人に対し、次のように謝罪しなくてはならない。
「私は日本国民でありながら、その責任を自覚せず、義務を全うせず、事実に基づいて自分の頭で考えることをせず、特定の人物や団体の言う言葉を鵜呑みにし、自分の偏見や思い込みにとらわれ、物事を公平に客観的に判断せず、愚かしくもネットやメディアの煽動に騙され、私たちの祖国日本ではなく、特定の立場や政党や政治家に固執し、盲信し、本意ではありませんでしたが間接的に売国に加担し、この国を滅亡の危機に陥れました。これからは、このような過ちを犯すことのないよう、心を入れ替え、虚心坦懐に物事を学び、あるがままに事実を見、さまざまな意見に公平に耳を傾け、偏見や憎悪にとらわれることなく、一日本国民として、祖先から受け継いだ文明を守り抜くという、過去と現在と未来のすべての日本人に対する責任を自覚し、全うします。」
安倍氏の支持を煽ってきたチャンネル桜や保守論客たちは、どんなに間違っていても、上のように責任を認めて、謝ったりはしません。

そして残念ながら、これまでのところ、私が指摘してきたことがすべて的中しています。

ブログ・ランキングにご協力ください。
一日一回、右のバナーをクリック願います。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

WJFプロジェクトについて
ご寄付のお願い
作品リスト
政治的立場
WJFプロジェクトは、日本の主権、伝統、国柄を守る保守的な観点から、安倍政権が推し進めるTPP参加、構造改革、規制緩和、憲法改正、安保法制、移民受入などのグローバル化政策に反対しています。
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
YouTube
WJFプロジェクトの動画作品は以下のYouTubeのチャンネルでご覧になれます。

お知らせ
アクセス・カウンター


今日の一言
蓮舫の二重国籍問題のジレンマ

違う入り口を選んだハズなのに、ドアを開けると、同じ出口につながっている。
最新記事
コメント
<>+-
アーカイブ


RSSリンク
RSSリーダーに下のリンクを登録されると、ブログの記事やコメントの更新通知を受け取ることができます。