お久しぶりです。また来てしまいました。
さて、どちらを取ればいいのか。。。
まったくもって同感です。
チャンネル桜の『沖縄支局』の論陣(ボギーさんや恵隆之介さんとか...)は、
ヤバい方向に暴走しつつあるようにしか観えない...... 。
恵さんの「???」なアメリカ礼賛が酷いレベルに感じられます。
「原始人レベルの医療技術しか持たなかった日本人に、
米軍は "高いレベルの清潔な医療技術" を惜しみなく与えてくれた」的な。
多分、
今も昔も『日本の医療技術と衛生観念は
、世界一高い(と、いうか。高過ぎる..)』
という感じだと思うのですが........ 。
事実、
沖縄に向った "戦艦大和" には、
『清潔な繊維・衣料類』・『各種の医薬品』・『お菓子・ジュース・食品』、
その他いろいろと、
満載されていたのだそうです......。
(なんか、泣けてきます ........... )
そして、
その中には、
『女性用の "使い捨て生理用ナプキン" 』までもあったそうです。
今現在においても『ソレ』と同等の品物って、
日本以外の外国の "お店" では、
あまり目にしない様な気がするのですが。
日本には昔から(悠に "戦前から" )普通にある物が、
案外、外国には無いのが殆どです ....... 。
今こうやってネットで自由に発言出来るのもアメリカ様のおかげだけどね。
すこし懲らしめ方が足りなかったかな?もう一度原爆で人間BBQやらないとな。
アメリカが原爆を落としてくれる前の日本なんてインドのカーストと変わらないよ。
今も酷い状況だ。酷い縦社会に村社会でいじめが絶えない。すこしの違いも認められない視野の狭い人間で溢れている。昔の日本人は外国人が道を歩いていただけで切り捨てていたもんな。本当に野蛮だよ。
>このエドムンド・バークは、フランス革命によって提起された「人民革命思想」に対して、断固として、それに対する「保守思想」を主張したことで、英国ばかりではなく、欧米保守思想の大家・大御所とて欧米社会では認知されている人ですが、それはあくまでも「欧米社会の保守思想」であって、それがそのまま「日本の保守思想」ではあり得ず、本来は、むしろ、決定的に異なるものがあるはずなのです。
まったくおっしゃる通りです。
「エドマンド・バークの保守思想を知らずして、 保守思想を語ることなかれ」
などとしたり顔で言っている保守言論人を見ると、嘆息せざるをえません。
類似した勘違いに、
「憲法を改正すれば、日本の本来性が取り戻せる」
というものがあります。
実際には、憲法にこだわればこだわるほど、日本本来の国柄から逸脱していきます。憲法とは、社会契約説に基づく、「人工国家」の産物だからです。
「言挙げせぬ国」の憲法論
http://wjf-project.info/blog-entry-761.html
当ブログの「グローバリズムと神道」というシリーズは、日本の神道の中に胚胎される思惟や、日本神話の中から日本の基部構造を抽出することによって、日本の保守思想を根底から構築しなおそうとする試みです。読んでみてください。
グローバリズムと神道(骨子)
http://wjf-project.info/blog-entry-809.html
>互いに相手の「存在意義」というものに敬意を払い、認め合うことで共存して行くというあり方が、正しくまた成熟した「保守」のあり方ではないのか、と思えるのです。
まったくおっしゃる通りです。
「保守」というものを、単なる言葉ヅラやその言葉の持つ(何となくの)雰囲気によってではなく、その本来の根本概念というところから改めて捉え返して行かなければ、「その本来の意味での日本の保守」というものは、意味を失ってしまうばかりか、本来のものとは全く別の概念のものに変質してしまったものとして、「本来の意味での日本の保守とはむしろ正反対の概念のもの」が、いわゆる「日本の保守」として認識され定着してしまう、というなまじの「反日」イデオロギー以上に日本を根底から瓦解させるもの、として機能することになってしまうでしょう。
私が自民党勢力を中心とする「いわゆる日本の保守」勢力なるものを、「反日左翼」以上に悪辣極まりない勢力として嫌悪している根拠とは、まさにこのことにあるのです。
このために、私は「保守」という言葉が大嫌いなので、決して「保守」と称したことがなく、「日本派」「日本主義」あるいは「日本原理」(この「原理」という言葉を用いると、例の「統一原理」や「イスラム原理主義」の過激派のイメージがダブってくるので、今ひとつこの言葉は使いたくない、という思いもあるのですが、なんとも悩ましいところです)、などと表現することにしているのですが。
早い話が、「日本の保守」と自称している勢力のほとんどは、「欧米保守思想」の直輸入かその亜流なんですね。
このために、ネトウヨほど劣悪・低劣なものではなく、それなりに真摯にものごとを考えていると思える日本の保守思想家と自称している人たちが、「保守とは何か」というテーマになると、ほぼ必ずといっていいほど持ち出してくる論拠が、英国保守思想の大家であるエドムンド・バークの思想、なのです。
このエドムンド・バークは、フランス革命によって提起された「人民革命思想」に対して、断固として、それに対する「保守思想」を主張したことで、英国ばかりではなく、欧米保守思想の大家・大御所とて欧米社会では認知されている人ですが、それはあくまでも「欧米社会の保守思想」であって、それがそのまま「日本の保守思想」ではあり得ず、本来は、むしろ、決定的に異なるものがあるはずなのです。
もちろん、欧米保守思想の真髄を研究することは、マルクス共産主義の元となっている人民革命思想を研究すると共に、非常に大切なことであることに異議はないのですが、しかし、それをそのまま「日本の保守思想」の基盤を成す論拠としてしまうのでは、ちょうど「日本の左翼」と称している人たちが「欧米左翼思想」の亜流勢力でしかないように、「欧米保守思想」の亜流勢力でしかなくなってしまうのです。
確かに、欧米保守思想の真髄を成しているものの中に、日本保守思想の真髄を成しているものとの共通点や共通項、というものを見出すことはできるでしょうが、それはあくまでも、比較対照の結果としての「共通点や共通項」なのであって、その根源(原点)を成しているものは、この両者においては互いに異なる独自のものであるはず、なのです。
私流に「保守」というものの本来の概念を定義してみるならば、それは、自らが属している集団(通常は「民族」と言われるのですが)をそれたらしめている根源、アイデンティティ、レゾンデートル(という外来語には本来、依拠したくないので「存在意義」と表現すべきか)を、「時代を超えて守り維持して行こうとするあり方」、ということになるのではないのか、と考えているのです。
この集団の「存在意義」というものは、当然に各集団(民族)ごとに異なっているわけですから、それを「時代を超えて守り維持して行こうとするあり方」においては共通しているとはいえ、その「存在意義」そのものの中身が各集団(民族)ごとに異なっていることで、ある場合には、その集団間(民族間)で真っ向から対立してしまう、ということも当然に出てくることになります。
しかし、だからといって自分たちの集団(民族)のみを肯定して、他の集団(民族)を否定してしまうというあり方は、いわゆるエスノセントリズム(自民族中心主義、自民族絶対主義)というものになってしまうので、これは正しい「保守」のあり方とはいえず、非常に困難なことではありながら、互いに相手の「存在意義」というものに敬意を払い、認め合うことで共存して行くというあり方が、正しくまた成熟した「保守」のあり方ではないのか、と思えるのです。
これはもちろん、不当な誹謗中傷や排撃に対しては、その相手の「存在意義」そのものの否定はしないが、断固として立ち向かうのは当然のことで、エスノセントリズム(自民族中心主義、自民族絶対主義)でもなければ、卑屈な「事大主義」でもない態度を貫く、ということこそが、「真の保守のあり方」であると思うのです。
とはいえ、実際には「言うは易し、行うは難し」で、とても難しいことなのですが。
>今、我々日本人が脱却すべきものとは、近代以来、植えつけられて来たこの二元的対立思考からの脱却であり、止揚なのではないのか、と思えてならないのです。
おっしゃる通りだと思います。
同じ趣旨のことを、当ブログは、以前より、手を変え品を変え説明してきたのですが、バカウヨ勢力からは、「偽装保守」だの「左翼」だのとあらぬレッテルをはられるばかりであり、なかなか理解されません。
従来の「保守」概念と、本来あるべき「保守」概念
http://wjf-project.info/blog-entry-241.html
右や左の彼方にある本当の日本
http://wjf-project.info/blog-entry-232.html
「保守」というと、単に中国や韓国に反感をむけたり、左翼叩きをしたり、明治体制に憧憬を寄せることだと感違いしている人たちばかりであり、現在の日本には、「日本の根っこ」に根ざした、まともな保守思想が何も育っていないと、嘆息する毎日です。
神社本庁ですら、自民党のような日本の米作りを根絶やしにするようなネオリベ政党を無邪気に支持する有様ですから、日本の病根は深いと言わざるを得ません。
当方からの問いかけに対し、真摯なるご回答並びにご意見をいただいきありがとうございます。
現在の日本人に余りにも欠けているものが、このような真摯な態度で近代以来の日本が抱えている、根源的かつ極めて困難な問題を真剣に論議し、その解を見出そうとする姿勢、なのではないでしょうか。
左翼と右翼なるものが、フランス革命当時の議会の座席位置の左右に端を発したものであって、元々、この左と右、保守と左翼という二元対立的な発想(二元論)自体が、西洋近代思想由来のものなのであり、日本本来の発想ではない以上、この二元対立的な発想にこだわり続けること自体が馬鹿げているばかりか、ますます日本本来のあり方から遊離してしまい、しいては、日本をそして日本人であることを見失ってしまう宿痾(根源的病)なのではないのか?
今、我々日本人が脱却すべきものとは、近代以来、植えつけられて来たこの二元的対立思考からの脱却であり、止揚なのではないのか、と思えてならないのです。
これが、左と右、保守と左翼という二元対立思考からの脱却であり、実際にも、左翼であった人の中からも、左と右という対立思考ではダメだ、という人が出てきているわけで、この二元的対立思考を止揚したパラダイムシフト(思考の座標軸の大転換)こそが、まさに今の日本人に求められている精神における歴史的転換の必要、なのではないのかと思うのです。
WJFさんと松本さんの問いの応酬こそ、真正保守たる議論であると思います。
ネトウヨや安倍信者らは、命令口調の暴言だけの汚い似非日本語のコメントを残すくらいの脳しかありませんが、松本さんの提起された脱亜と興亜の論旨は、明治維新の後の日本を考察するに、とっても肝要たる視点であると認識しております。
私の世迷言では、頭山らの大東亜なる想いは、確かに一歩間違えるとグローバリズムと同じベクトルと思う反面、彼らが西欧という野蛮なる近代主義から亜細亜の土着を守ろうとした純粋性も感じております。
WJFさんの論考、楽しみにしております。
>であるならば、当時の日本(大日本帝国)としては、具体的にはどのような方策で臨むべきであったのか、大変に難しいテーマであることは重々承知の上で、ぜひ、ご見解を伺いたいのですが。
>というのも、これはまた、過去(大日本帝国)の反省(総括)という意味からだけではなく、まさに現在の日本が具体的にどのような道を選択して行くべきなのか、という問題にも直結して来る極めて重大なテーマでもある、と思われますので。
とても難しい問いであると同時に、とても重要な問いなので、少し遠回りしてでも、ゆっくりと論じていきたいと思います。コメント欄で簡略に述べるには、あまりに大きすぎる問題ですので、記事としてこのテーマを取り上げ、丁寧に論述してまいります。
このコメントでは簡単に主張の概略を述べます。
「脱亜」か、「興亜」か。
この二者択一の問いは、当然のことですが、19世紀に西洋の帝国主義に対峙させられることになるまで、日本人の脳裏に浮かぶことすらなかった問題でした。
「脱亜」か、「興亜」か。
この二者択一の問いは、現在に至るまで、形を変えて現れます。
「アメリカか、中国か」
「右翼か、左翼か」
「資本主義か、共産主義か」
「自民党か、民主党か」
これらの二項は、一見対立するように見えて、実はその本質は同じであるという点で、
いずれの側に傾斜しても、日本の本来的な立ち位置から逸脱してしまうという点で
「脱亜」か、「興亜」か。
という二者択一の問いとよく似ています。
戦後の自民党の中にも、「脱亜」的勢力と「興亜」的勢力が存在し、「脱亜」的政策と、「興亜」的政策の間をいったりきたりしながら、戦後政治は行われてきました。
しかし、「脱亜」と「興亜」、いずれの側が優勢になろうとも、日本の利益にはなりませんでした。
アメリカと中国が、同盟関係を深める現状の中では、なおさら
「脱亜」か、「興亜」か。
という二者択一は、日本にとって意味のなさない選択肢となっています。
「脱亜」か、「興亜」か。
この二者択一の問い、それ自体が、この問いが日本人に突きつけられた19世紀以来、一貫してナンセンスなものであったとするならば、当然のことながら、その解決は、この二者択一の問いそのものを乗り越え、止揚し、解体するところに求められなくてはなりません。
では、どうやって、具体的に、この二者択一の問いを乗り越えていくのか。
これまでも、過去の記事の中で、様々な形で、述べてきてはいるのですが、あらためて
「『脱亜』か、『興亜』か、をいかに乗り越えるか」
というテーマの下で、論点を整理し直していきたいと思います。
記事にしていくお時間をください。
当方の問いかけに対し、大変にご丁寧なご回答をいただきありがとうございます。
「興亜」という概念に対する考察、大変に示唆に富んだご見解で、改めて考え直さねばならないものと受け止めた次第です。
>第二次世界大戦の敗北という日本のカタストロフは、脱亜がだめだから興亜だという「簡単な解」=「イデオロギー」に、日本が逃げ込んだところにあったのではなかったでしょうか。
大日本帝国という近代日本国家が破局へと至ってしまった根本要因、としての「脱亜」の代替イデオロギーとしての「興亜」、これは極めて重大なテーマであるにも関わらず、現在の日本人が怠慢を決め込んで避けてしまっているテーマ、であると思われます。
その上で、
>「簡単な解」には寄らず、亀が甲羅の中に隠れるように、動かずにじっと耐えることが当時の日本には必要でした。
であるならば、当時の日本(大日本帝国)としては、具体的にはどのような方策で臨むべきであったのか、大変に難しいテーマであることは重々承知の上で、ぜひ、ご見解を伺いたいのですが。
というのも、これはまた、過去(大日本帝国)の反省(総括)という意味からだけではなく、まさに現在の日本が具体的にどのような道を選択して行くべきなのか、という問題にも直結して来る極めて重大なテーマでもある、と思われますので。
大変示唆に富むコメントありがとうございます。述べられているご主張には、概ね賛同するのですが、やはり「興亜」の捉え方が、私の理解とは異なります。
とても大切な問題ですので、丁寧に論じていきたいと思います。
1. 幕末まで実質的に非武装中立国家だった日本は、「脱亜入欧」を果たし、自らを西洋化・近代化させることによって、西洋帝国主義の時代を生き延びる戦略を取らざるを得なかった。
2. 「脱亜入欧」に対して、「興亜」という反主流の考えも生まれた。勝海舟などがこれを唱えてました。
3. 「興亜」は「脱亜入欧」に対する反主流の考え、真逆の考えであるという側面も持つ一方で、同時に、「興亜」と「脱亜入欧」の本質は同じものでもあります。どういうことかといいますと、「興亜」の実態は、「アジアの旧体制を倒して、アジアを近代化・西洋化させること」です。朝鮮の独立をかけて、日本が清国と戦ったのは「興亜」のためですし、孫文の「大アジア主義」を頭山満が助けたのも、清国という旧体制を打倒し、中国を近代化させるためです。「興亜」が、「旧体制のアジアを脱して、アジアを西洋化・近代化させること」だとすると、「興亜」=「脱亜入欧」です。このように、「興亜」と「脱亜」は真逆のものであるどころか、同じ方向を目指す、同じ運動であるという側面も持っています。
4. 「興亜」や「大アジア主義」は、旧中華帝国の構成国からは、「侵略」とみなされる宿命を初めから胚胎していました。日本の側において当初の「興亜」の純粋な理想が、帝国主義的なものに変質したという側面も否定できませんが、同時に、旧中華帝国の構成国側から見れば、「夷狄」に過ぎない日本に、いつまでも主導権を握らせておくわけにはいきません。戦略的な中国人にとっては、「お人よしの日本をおだてて利用してやろう」とする考えもあったかもしれません。1980年代の日中の蜜月の関係がやがて変質したように、「興亜」や「大アジア主義」が挫折に終わるのは時間の問題でした。
5. 「興亜」は、「脱亜」に対する反主流の考えとして、西洋の支配から逃れるために、日本が主体的に選びとったというよりも、イギリスの傀儡だった日本が、ロシアの封じ込めのために「やらされた」という側面も持ちます。日本の朝鮮への関与の背景には、ロシアの南下を防ぎたいイギリスの意図がありました。
以上のことから、「興亜」は、西洋帝国主義に対して、日本の独立や主体性を確立するための戦略にはなりえませんでした。(いまもなりえないと思います)
第二次世界大戦の敗北という日本のカタストロフは、「脱亜」がだめだから「興亜」だという「簡単な解」=「イデオロギー」に、日本が逃げ込んだところにあったのではなかったでしょうか。「脱亜」と「興亜」の本質が同じものであり、西洋に押し付けられた仕事であり、はじめから失敗することが明らかであったにもかかわらず、「興亜」「大アジア主義」「大東亜共栄圏」「八紘一宇」という「簡単な解」=「イデオロギー」=「美辞麗句」に、あくまでもしがみついた。これが日本の破滅の原因となりました。
「簡単な解」には拠らず、亀が甲羅の中に隠れるように、動かずにじっと耐えることが当時の日本には必要でした。せっかちな日本人は、つい「何かしなければ」と焦って余計なことばかりしてしまいます。
WJFプロジェクトさん
はじめまして。
>日本の国家観は、あくまでも「豊葦原の瑞穂の国を安国と平けく知ろし食せと事依さし奉り」しところから出発し、そこに帰着するものですから、「おおやしま」である、日本列島の外にのこのこと出かけていき、安易に影響力を行使しようとするような発想は、日本本来の思想ではありません。
真に、日本の根本精神とはこのようなものでしょう。
しかし、残念ながらある時代以降、世界の現実が否応なく、それを許さないものとなってしまったのです。
16世紀のポルトガル、スペインを第一波として、それに続くオランダ、英国、フランスという第二波、さらにはそれに英国から分派したアメリカが加わっての西欧列強勢力が、ちょうど日本の幕末期に当たる19世紀の半ばには、およそ数百年をかけて、世界のほぼ全域をその植民地支配下に収めることで、西欧列強による世界支配体制を確立してしまったからなのでした。
そして、西欧列強に残された唯一の未開拓地域であった、東アジアのさらに東である極東アジアに位置する、日本と朝鮮に、日本の幕末期、既に東アジアの大国支那(清朝)をアヘン戦争で屈服させていた彼らは、その世界支配の総仕上げとして、大挙して押し寄せて来たのでした。
ところが、鎖国体制を敷いて以来、大々的な軍備縮小を行って、事実上「非武装中立」体制(とは、対外的な国防軍事力を有さない状態を意味する)であったと言っていい徳川幕府の日本は、ペリーの黒船を筆頭とする西欧列強の武力侵略に対して、ほとんどなすすべもなく屈服せざるを得なくなり、否応なく「開国」させられ、「不平等条約」を押し付けられることになってしまったわけです。
こうして、大和朝廷の時代以来、二度の朝鮮侵略を行った豊臣時代という唯一の例外を除けば、世界でも稀なほどに「対外侵略をしない国」であった日本は、否応なく西欧列強の帝国主義秩序に組み込まれることとなって、拒否することのできなかった「不平等条約」を撤廃するためには、「西欧列強式帝国主義国家」にならざるを得ない、という相矛盾する選択を強いられることとなってしまったのでした。
何故ならば、「条約改正」と呼ばれて、実に40年余を要した不平等条約撤廃の条件とは、まさに「西欧列強諸国のような帝国主義国家(これが一般的には「近代国家」と呼ばれているものの実態)になること」、だったからなのです。
かように、幕末・明治維新以降の日本は、もはや拒否することのできない米英を中心とする西欧列強の圧力の下で、帝国主義国家となる道を強いられ、こうして誕生したのが(左翼が言うところの)「日帝=日本帝国主義」であり「帝国主義国家日本」であった、大日本帝国という近代日本国家だったのです。
こうした経緯の上に、明治政府を中心とする「脱亜(入欧)」とそれに相対する「興亜」、という二つの潮流が生まれのでした。
何故、「脱亜」という主流に対して、「興亜」という反主流が生まれたのかといえば、それはもはや、大和朝廷の時代から徳川幕府の時代までのような、日本本来の、他国に対する覇権や領土拡張などは求めず、日本は日本として自前でやって行く、という独立自尊にして、他国への干渉や影響力行使を行わないあり方をまっとうして行くということが、西欧列強勢力の世界支配体制という、有無を言わせぬ「力の支配」の下では、もはや不可能なもの、となってしまったからなのでした。
西欧列強による世界支配体制が構築され、日本が属しているアジアは既に西欧列強の植民地帝国と化している、現実の下、そうした否応のない状況下で、もはや「他国への干渉や影響力行使は行わない」という日本本来のあり方をまっとうすることが不可能となった日本が、欧米列強への追従の道である「脱亜」に対して、現実的な選択肢して選んだものが、アジア諸民族との連帯による「アジアの自存自立と共存共栄」への道、だったのであり、このアジア諸民族・アジア諸国との互いの自立と共存の上に、日本本来の「他国には干渉せず影響力行使もせず」という自前の道を、世界の現実の中で可能な限り守って行くための選択としての、「興亜」だったのであり、決して、
>「おおやしま」である、日本列島の外にのこのこと出かけていき、安易に影響力を行使しようとするような発想
のような「覇権主義的、帝国主義的な思惑」によるものではなかったのです。
昭和期の軍部は、大東亜戦争のスローガンとして「大アジア主義、大東亜共栄圏、八紘一宇」を盛んに流布しましたが、これらはズバリ言えば、覇権主義的・帝国主義的な思惑のある「体のいいキレイ事」的なものであり、「脱亜」に対する本来の意味での「興亜」の原点を正しく継承してのもの、とは言い難いのです。
そして、この点こそが、大東亜戦争というものの意味を正しく検証しようとする際には、非常に重要な意味を持つものとなっているのです。
残念ながら、大日本帝国という近代日本国家は、本来は「不平等条約」撤廃のためのやむを得ぬ選択であったはずの「西欧列強式帝国主義国家」化という選択から、その時代を経るに従って、ますます「欧米列強追従の帝国主義国家」への道へと、はまり込んで行ってしまった、というのが私の見解です。
従って、欧米列強の世界支配体制の下で、本来の日本のあり方が歪められてしまったものである、大日本帝国という近代日本国家を、日本という国の原点と見做している発想こそが、現在の日本のいわゆる「左右」両勢力を含めて、現代日本人に共通している根本的な誤りの元、と考えているのですが。
その内容の個々の部分に対する良し悪しの評価は様々なれど、日本の原点とは、あくまでも近代日本以前の日本にあるのであり、そこに立ち戻って、そこを原点(基点)としなければ、本源的な意味で日本というものを(復古趣味ではなく)発展的に取り戻すことはできない、というのが私の考え方なのです。
>この「脱亜」か「興亜」かという、まさに日本自身の生き方を問うテーマ、なのです。
大アジア主義も、大東亜共栄圏も、八紘一宇も、西洋の帝国主義や、中華思想の焼き直しにすぎず、一種のグローバリズムであり日本本来の思想から出てきたものではありません。
日本の国家観は、あくまでも「豊葦原の瑞穂の国を安国と平けく知ろし食せと事依さし奉り」しところから出発し、そこに帰着するものですから、「おおやしま」である、日本列島の外にのこのこと出かけていき、安易に影響力を行使しようとするような発想は、日本本来の思想ではありません。
日本は、欧米とも、また中国や他のアジアの国々とも異なる固有の歴史と運命を持つ国であるという自覚がないまま、欧米であろうと中国であろうと、他の国々と深く関わりすぎ、巻き込まれすぎててしまえば、日本にとって幸せな結果は招かないと思います。
日本本来のあり方は、「脱亜」でも「興亜」でもありません。
ではそれが一体何かということを、結局明治以降の日本人は、明確にすることができないまま、ずるずると今まで生きてきてしまった。その矛盾が現在、いろいろなところで噴出していると思います。
>戦後の洗脳とはおそろしいものだとつくづく思います。
実は、「日本の保守」が親米(従米)なのは、何も「敗戦後」に始まった話ではありません。
そもそもが、ペリーの黒船に屈して以来、大日本帝国となった近代日本は、欧米列強の主導勢力であった米英(英米)崇拝に染まってしまい(鹿鳴館に象徴される「欧化運動」)、「脱亜入欧」路線をその基軸としてきたのですが、その主導勢力こそが、大日本帝国という近代日本国家を主導していた長州閥・薩摩閥という、「日本の保守」の源流勢力だったからです。
ちなみに、自民党の源流勢力はそのまま、長州閥である吉田茂、岸信介、佐藤栄作などが占めていたわけですから。
そして、アジア人でありながら、日本人の主流は欧米列強(白人列強)人的な意識(名誉白人)に染まって行き、アジア人を見下すようになって行ったのです。
しかし、そんな欧米崇拝的な傾向に対して、真っ向から異を唱えて「興亜」を主張したのが、日本右翼の源流となる玄洋社を中心とした日本民族派でした。
この「興亜」(アジアを興す)という主張の下に、大アジア主義、そして大東亜共栄圏という、「アジア諸民族の自存自立と共存共栄にもとづくアジア共同体」の生成、という日本ナショナリズムにして同時にアジア人の連帯を目指し、欧米列強植民地帝国体制と戦う、という「反脱亜」というよりも「脱脱亜」というもう一つの潮流が生まれ、単なる建前ではなく、本気でアジアの独立革命家たちと連帯し、その独立運動を支援したのでした。
戦後右翼(民族派)のほとんどは、その原点を喪失してしまって、すっかり「第二保守」に成り下がっていますね。
日本の近現代史を貫く二つの潮流とは、しょせんは欧米からの輸入物に過ぎない「資本主義」か「共産主義」かなどではなく、この「脱亜」か「興亜」かという、まさに日本自身の生き方を問うテーマ、なのです。
小林よしのりの明日発売のはずの『新・戦争論1』が、なぜか本屋に置いてあったので買ってみました。
早速読みましたが、やはり面白いですね。
イラク戦争を一例として取り上げ、親米保守派が如何に馬鹿で阿呆だったか、これでもかとばかりに立証しています。
親米保守派はことごとくイラク戦争とその後の予測を外しているにも関わらず、誰一人責任を取っていません。
今でも偉そうに保守派の言論雑誌に寄稿している始末です。
今、世間で話題になっている「イスラム国」は、アメリカがイラク戦争でフセイン政権を倒してしまったから盛んになってしまったのです。
「独裁国家だから」で倒してしまい、後の収拾が取れなくて米軍撤退、その後の軍事的空白に乗じて侵入したのがイスラム国です。
『中東の優等生』フセイン政権が続いていれば、イスラム国がここまで勢力を伸ばし、アメリカやフランスが空爆に行ったり、日本人が拉致されたりする事も無かったでしょう。
全てはイラク戦争でフセイン政権を倒してしまった事に問題の原因があるのです。
そして日本(当時は小泉純一郎政権)はそんなアメリカを後先考えずに、
国 際 連 合 す ら 無 視 し て
支持してくっついていったというのが歴史の事実です。
安倍晋三は壊滅的に頭が悪いので、
『大量破壊兵器がないことをフセインが証明しなかったことが悪い』
などと、「悪魔の証明」を持ち出して、今でも当時の日本政府の決定が正しかったかのように述べてますが。
一方、ブッシュもブレアもパウエルも当時の関係者のことごとく全ては、
『結果的に間違っていました』
と素直に認めています。
「素直は美徳」のはずですが、日本の首相にはその程度の美徳も身についていない「ならず者」(rogue)(byコンドリーザ・ライス女史が安倍晋三を指して呼んだ)のようですね。
そして、アメリカがどんなに酷くてエグい国である事かも、これでもかとばかりに書いています。
イラク戦争も日米戦争も、
『日本もイラクも、アメリカに譲歩に譲歩を重ねたのに、アメリカが一切それを認めず追い込む所まで追い込んで戦争になった』
という点では全く似ています。
アメリカは、一旦大統領や大統領側近たちが戦争したくなったら、どんなに誠意を見せようが、譲歩しようが、
如何なる手を用いてでも戦争する狂った国家であるという事は、我々は忘れてはならないですね。
まぁロシアも中国も相当にその意味では狂った国家ですけど、
日本は、そんな狂った国家を同盟国として信用し、
イラク戦争の時などは何度も言いますけど、
国 際 連 合 す ら 無 視 し て
アメリカにくっついていったという事を忘れてはなりません。
沖縄の米軍基地の設立過程についても触れておきましょう。
【日本を守る】とは何ら関係なかった事が解ります。
例えば今移設問題で話題になっている普天間基地。
【】の部分だけは大事な部分なので私が補足しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A0%B4
>1945年ー【沖縄戦の最中】に、宜野湾一帯がアメリカ軍の支配下に置かれると、アメリカ陸軍工兵隊の発注により中頭郡宜野湾村(現・宜野湾市)の一部土地を【接収】し、2,400m級の滑走路を持つ飛行場が建設された。
>沖縄戦自体は6月23日に組織的戦闘が終結したとされるが、建設は続けられた。
>当時の目的は【日本本土決戦(連合軍側から見た場合ダウンフォール作戦)に備えるため】であり、【兵員及び物資の輸送に供すること】であった。
Wikipediaを読めば一目瞭然。
【沖縄戦のドサクサ紛れに、土地を勝手に、持ち主に断り無く強奪した】
これが普天間基地のそもそもの成り立ちです。
ネット右翼は、
『敗戦後の混乱に紛れて在日コリアンは、駅前一等地や河川敷などを不法占拠して今に至っている!』
と厳しく非難しますが、なんの事はありません。
ア メ リ カ 軍 だ っ て 同 じ 事 を や っ て い た の で す か ら
しかし、彼らの批判は在日米軍基地には決して向かいません。
不思議ですねぇ。
しかもその建設目的は【日本を守る】どころか、【日本を攻撃するため】です。
まぁもちろん戦争の真っ最中に、土地の持ち主に直接会見して土地譲渡の売買契約を結ぶなど、机上の空論ではあります。
ですが、【在日米軍基地は元々、持ち主に断り無しに勝手に設置された物】という事実が、これで消え失せるわけではありません。
次いでもっと重要な事が、同じWikipediaに書いてあります。
>1950年ー朝鮮戦争勃発に伴い沖縄の戦略的価値が見直され、基地の恒久化を目的とした建設が進められることとなった。
>普天間もこれによる影響を受けていく。
>1950年12月ーGHQ下の極東軍司令部は1950年7月1日に遡及し、米軍が占領した民有地の借料の支払いを開始するように琉球民政府に指示 [8]。
>1953年ー滑走路が2,800メートル(9,000フィート)に延長され、ナイキミサイルが配備された。
ここでようやく【日本を守るため】という屁理屈に使えそうな出来事が起こります。
朝鮮戦争です。
しかし、当時の「脅威」と言えばソ連であり、中国共産党ではありません。
【日本を守るため】なら、北海道か対馬、隠岐の島にでも米軍基地を移設すべきだったはずでしょう。
つまり、この段階でもアメリカは、【日本を守る】つもりなどさらさら無かった事だけは解ります。
単に、東アジアに便利な中継地点が欲しかっただけでしょう。
さて問題は1953年です。
この時滑走路が【延長され】と書いてありますが、自然天然に滑走路が伸び縮みするはずもありません。
よく勘違いする人が居るのですが、沖縄は「国連の信託統治領」ではなく、「アメリカ軍の軍政下」に在り続けたのです。
アメリカは、この軍隊の暴力と「軍政」という立場をフルに活用しました。
【ダンプカーとショベルカーと軽機関銃で住民を追い出して】延長工事を行ったのです。
これは普天間基地に限らず、この頃に拡張工事された米軍基地では大体どこでもこうでした。
『沖縄戦の真っ最中に、土地の権利者と話し合うのは無理がある』のは理解できますが、
(それでも戦闘の集結後からでも説得、話し合うべきであった)
【ダンプカーとショベルカーと軽機関銃で住民を脅して追い出して拡張工事する】
という行動が、文明国のやり方として許されるはずがありません。
このような蛮行が、つい「62年前」に行われたという事を、我々日本人は常識として知っておかなければなりません。
ついでに、【62年】という数字についても忘れてはなりません。
ネット右翼はIQの低いB層(by自民党)で馬鹿の集まりなので、
『反基地運動をやっている連中は本土からやってきた左翼ばっかじゃねーかwww』
などと嘲笑しますが、【62年】という年月の流れを完全に無視しています。
【ダンプカーやショベルカーや軽機関銃によって追い出された】年に生まれたと仮定しても、現在生きていれば【62歳】でしょう。
まして、物心がついていて、その土地に対する強い思い入れがある世代と言えば、【70歳】や【80歳】を越えているのです。
沖縄は比較的長生きの県だそうですが、そんな年齢の人たちが反基地運動に参加できる元気が有るものですかね?
大体、【先祖代々の土地を返せ】と主張するのが沖縄の反基地運動の発端ですが、この運動の一体どこが「反日」で「左翼」で「反愛国」なんですか?
沖縄人にとっては先祖代々から住んでいる思い入れ深い土地を、重機と銃器で追い払い、無理やり基地を置いたアメリカ軍の方が、
「反日」で、日本に対する限りない「差別主義」から行われた行動だと思いますが。
私は、東アジア反日武装戦線とか、反天連といった「左翼」は嫌いですけど、
【先祖代々の土地を返せ】という運動家まで「左翼」呼ばわりして小馬鹿にするネット右翼や、
自称「真正保守」の中川八洋一派の方がもっと嫌いですね。
少し話題が軽いものとなり、しかも長めになってしまいますが・・気になっているので書かせて頂きます。
今、話題作のディズニー新作『ベイマックス』。この映画の原作は6人の日本人ヒーローが主に日本を舞台に戦う『ビッグ・ヒーロー・シックス』という米国のマンガであり、原爆について扱う深いもの。ディズニーが原作を買収し、原作の世界観を全く反映させなかった。原作を知る者は、だいぶ劣化してしまったとがっかりだそう。
日本に関するハリウッドやディズニー等の大作はそういうことが本当に多い。今回のは明らかに原爆について扱っているからでしょうね。 こういう背景のある映画は日本人が見るのは良い事だと思います。でも、日本でも大々的に宣伝するものの原作については何も触れられていないのも気になる。
それにしても、このようなマンガを日本人ではなくアメリカ人が描いていたということが興味深いですが、完全にアメリカを代表する大手、ディズニーに葬られた感じですね。
まあ、映画自体は親日的な感じなので私は喜ばしく思いますが。
某ソーシャルサイトでは、反日左翼系の人がこぞって、
「この映画は最初から行きたくないが家族に付き合いで行ったがつまらなくて寝た」
「日本人はアメリカ映画で日本人が扱われ日本が舞台になっているからそりゃ大喜びのようだが」
(実際そんな理由だけで大喜びする日本人なんてほぼいません。韓国人じゃあるまいし・・。これまでも日本人がヒロインなだけの映画はアメリカに散々宣伝されても視聴率最低でした。在日のすごい日本への嫉妬心に改めて呆れ。)
「アメリカで人気のなかった映画がなぜこんな映画化したのか怪しい」
(まるで韓国が国家ブランド委員会の金を使って海外で韓国人を扱うこと、韓国ドラマを放送させるのと同じ事をしていると疑っているが完全に純粋なアメリカ人だけで製作してます)
などなどと異常な嫉妬心で的外れな批判して悔しがってましたが・・。(呆れ)彼らがいかに在日韓国、中国、朝鮮系の人達なのかが、これでよく分かりました。
原作情報
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
ベイマックス製作過程について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
親米派連中って、平気で嘘と詭弁をつきますからね。
ここで中川八洋を一例に、嘘と詭弁の一部を明らかにしてみましょう。
>沖縄の米軍基地は日本を守るためにある
実際には「海兵隊」という組織の仕事・役割は「守ること」ではなく、「敵地を攻撃しに行くこと」が主目的とされ、その為に彼らは訓練されています。
北朝鮮が核ミサイルを日本に発射したところで、それを撃墜するのは【日本の自衛隊の役割】であって米軍は何もしません。
北朝鮮のミサイル発射基地を叩いてくれる【かもしれないだけ】です。
実際には大統領が合意しなければそこまでの話ですし、『60日以上の米軍の活動』には、アメリカ議会の同意が必要なので、議会で否決されたらそれでおしまいです。
そして、日本は北朝鮮のミサイルを叩き落とせなければ焼け野原になるしかない……
アメリカが北朝鮮を叩いてくれたとしても、日本が同じ頃焼け野原になっていたのなら、それは果たして『日本を守った』内に入るのですかね?
彼ら親米連中に言わせれば、それでもミサイルを発射した北朝鮮を叩き潰してくれたのだから『日本を守った』内に含まれるようですが。
広い、広い、広~~~~~い意味で捉えれば、『日本を守った』事になるかも知れませんが、
普通、日本が焼け野原になっている時点で、『日本を守ってくれなかった』と理解すべきものなんですけどね。
第一、北朝鮮程度なら60日で全土占領も不可能ではないかも知れませんが、
もしも相手が、今盛んに挑発活動を繰り返している中国だったらどうなのでしょう?
または経済危機に陥ったとか聞くロシアであれば?
到底『60日間でケリがつく』とは思えませんし、二国とも(北朝鮮とは違って)正式な核保有国なので、核戦争の危険を犯してまでアメリカ議会がOKサインを出すとは思えません。
そもそも大統領が戦争を避けようとするでしょう。
何せ、アメリカ国債を世界で一番買ってくださってるお客様が中国なのですから。
特に無人島の尖閣諸島なんぞの為には、アメリカ軍は出動しない可能性が大ですね。
現に、竹島を韓国が不法占拠した時、アメリカは出動しませんでした。
>アメリカは有史以来同盟国を見捨てた事が無い
平気で南ベトナムや亡命チベット政府を見捨ててますね。
>アメリカは全体主義国とは仲良くしないのが国是
日米開戦の起こった1941年まで、アメリカとドイツとの間には交流が有りましたし、
そもそも日本とナチスドイツを倒すために、スターリンのソ連と結んだ過去があります。
中国の蒋介石も、イギリス人外交官から、
『腐敗した取り巻きに囲まれ、アメリカからの支援を着服し派手で豪勢な生活をしているファシスト』
と評価されていたにも関わらず、アメリカはお構いなしに蒋介石支援を続けました。
どこが『全体主義国とは仲良くしない』のがアメリカの国是なんですかね。
さて、ここで一例として親米派言論人として中川八洋の言論を挙げましたけど、
彼は、ヴェルサイユ会議で日本が提案した人種平等案が「英米によって強引に否決されたこと」も、
1924年に、日本人移民に的を絞ってアメリカが「排日移民法」を制定した事も、
ワシントン海軍軍縮条約やロンドン海軍軍縮条約で、日本が6:10:10の差別的取り扱いを受けて海軍が激怒したという事も、
『全て日本が悪い』と言い切るほどの自虐史観の持ち主です。
まともな日本人なら、『コイツ日本人か?アメリカの工作員だろ、コイツ』と疑問に感じるレベルです。
(まぁ、そう感じないおバカの集まりのブログに、管理人様は批判されたわけですが)
ここまで何でもかんでも『日本が悪い。アメリカは正しい』で押し通されれば、腹だって立ちますよ。
中川八洋がかつて『尊敬する』として本を献呈した(『正統の哲学 異端の思想』)孔子の言行録である『論語』にはこう書いてあります。
【学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し】(為政篇)
(人から何か学んだとしても、自分の頭でよく考えなければそれは自分の身についた事になりませんし、
ただ自分の頭で考えるだけで、外から学ぶ事が無いなら、独り善がりになって危険です)
中川八洋やその信者たちは、まさにこの王道パターンを突っ走っていますね。
「親米保守・右翼」を名乗る連中こそ真の売国奴だと思います。
アメリカは世界一の反日国家で、反日の歴史も一番古く、日本に対する悪意は中韓にひけを取りません。
中韓とはやり方やスマートさこそ違うものの、日本や日本人をとことん利用して貶めてやろうというスタンスは同じです。
元はと言えば戦後の日本がおかしくなる原因を作ったのはアメリカです。
GHQによる統治や戦後一貫した政治家・マスコミ支配、それに中韓や在日が反日に煽動されたのもすべてアメリカの工作によるものです。
潜在的には日本に最も悪影響を与えている国はアメリカなんです。
だから「保守・愛国・右翼」(本来の意味での)と「親米」はまったく矛盾する概念であり、「親米保守・右翼」という用語自体本来おかしなものなわけです。
私もこの保守を騙る従米売国奴が何よりも性質が悪いと思っています。
彼等こそ日本を日本たらしめない元凶ではないでしょうか。
ただのアメリカから金もらってる工作員ですよ。
そんな立場が流行りだしたのはあくまで最近です。
連中はとにかく日本を貶めたいだけ。
今、「特定秘密法案」が話題になっていますよね。
今から28年前に「スパイ防止法」別名「国家秘密法」について議論が交わされていました。法案推進派は「スパイ防止法」と呼び必要な法案だと訴える一方、反対派は「国家秘密法」と呼び、それは都合に応じてどんどん国家秘密を増やし戦時中の秘密だらけの社会にしてしまう大変危険な法案であると反対しました。
さて、この「スパイ防止法」制定に躍起になっていたのは「霊感商法」で荒稼ぎしていたカルト統一教会(=勝共連合)だったのです。当時はなぜ統一教会がこの法案を推進しているのか理解できませんでした。のちに米国CIAと統一教会の癒着を知り、この法案はCIAからの意向で(おそらく資金提供を受けて)統一教会が推進していたのだと気が付きました。この法案は国会に提出されることなく終わったので安堵したのですが・・・今になってまた「スパイ防止法」がまた湧き上がってくるとは・・・。
ご存じ安倍内閣は米国政府ベッタリ政権です。彼の祖父である岸信介の時代から自民党はCIAから資金提供を受けており、その上で「日米安保同盟」が結ばれました。
http://en.wikipedia.org/wiki/U.S._intelligence_involvement_with_German_and_Japanese_war_criminals_after_World_War_II
http://en.wikipedia.org/wiki/CIA_activities_in_Japan
おそらく、自民党が衆参両院選挙に圧勝して「スパイ防止法」を制定させるのはいい時期だとCIAは見て取ったのでしょうね。「スパイ防止」というのは名目です。アメリカの都合が悪いものを秘密にさせるための法案です。 アメリカは日本を「盟友」などとは思っていません。日本の政府・マスコミはCIAに操られているので「盟友」と謳っていますが、「米国政府のあやつり人形」のようなものです。
ネットでやたらと「スパイ防止法」の必要性を訴える書き込みを目にしますが、おそらくCIAから資金提供を受けた統一教会員によるものではないかと思います。以前、YouTubeに「スパイ防止法は統一教会が推進していた」と書きこんだらその直後から一切書き込み不能にされてしまいました。書き込みたくても「エラー。再度お試しください」のメッセージがでてYouTubeに書き込むことができなくなったのです。その時に確信しました、YouTubeには不都合な投稿者をブロックする誰か(統一教会員?)がもぐり込んでいる、と。
反米を掲げると危険な目にあうかもしれません。気を付けてください。米国政府はかなり悪質な政権です。米国民自身が言っています、あれは「マフィア政府」だと。
安政二年十月二日夜大地震鯰問答
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1304010
ナマズの主張
「アメリカのヘゲタレめ、日本を馬鹿にして、押しを強くきやがる、うぬらが来るので、江戸の町が騒々しい。」
「役にも立たねぇ交易なんぞよしてくれ。」
「江戸中売り歩く飴売りで沢山だ。用は無えから、さっさと立ち去れ」
「我が国の神々が集まって科戸の風を吹き起こし、ロシアを海へ沈めた」
「神は非礼を受けない。戯言つくな、聞く耳は持たねぇ。」
地震をタテに、交易を迫るアメリカを追い返そうとしてますよ!ドジョウとは格が違う。
現代のマスコミって何なんでしょう?安政の浮世絵師がこれだけ言えるのに。
>>続き
保守速報という、ネトサポの息がかかっているとしか思えないほど偏向しきったまとめブログで議論したことがありますが、自民党の売国政策を丁寧に指摘していくと、連中は自民党が左翼政党であることを承知で支持し、自民党は左翼の中ではまともな「中道左派」であると宣う始末でした。
あそこは保守ブログでありながら、左翼政党を応援しているという実態をさらけ出しました。
ネトサポどもには政治的信条なんて持ち合わせていないので、自民党がどんな売国政策を施行しても支持します。
さらに、他の政治に関係のないブログやスレッドにまで工作コメントを書き込み、自民党とその親分のアメリカ支持、アメリカが喜ぶ日本と特定アジアとの対立を煽ります。
もっと言えば、まとめブログや2chのスレッド自体、連中の立てたものは数多いでしょう。
本物の工作員の意見を真に受けた人たちが間接的な工作員と化し、似たような書き込みをするようになって、それでまた増えるというねずみ算式な工作員の増加がなされていないとは思えないのです。。
イラクやアフガンとの戦争自体がアメリカの蛮行であり、TPPはアメリカ主導の経済侵略であることなど、事情に詳しくなくても、アメリカの暗黒面を何となく感じ取ってる日本国民は多いはずです。
それが反米感情へと繋がらないよう、テレビや新聞だけではなく、ネットにおいても、必死で工作したがっているのでしょう。アメリカ(CSISなど)と日本のポチ陣営は。
大勢の日本国民が、政治に関心を持ち調べ、日本に巣食うあらゆる暗黒面をもっと鋭敏に感じ取ってほしいものです。
管理人さん、見てますか〜。
遅コメだから見ないかもな。
実は、日本に親米保守なんていませんよ。
親米革新ならいます。語呂は悪いですが。アメリカのやり方は、日本の伝統的なものを改変していくので、保守とは同居不能です。アメリカのやり方を支持する者たちは、自覚無自覚を問わず、押し並べて革新主義者ということになります。
ゲリポチの安倍とそのバックにいる連中が進める、TPPや消費税増税、大量移民受け入れなどは、どう考えても保守の領域から逸脱しているでしょう。改革は改革でも、度の過ぎた改悪です。
また、ネットで「特定アジア」は異様に攻めたてるのに、アメリカはなぜか異様に持ち上げる連中は、工作員の可能性が濃厚です。
J-NSC(自民党ネットサポータークラブ)という、悪名高い平井卓也が指揮を務め、推定で約1万人以上の会員がいる組織が本当にあります。wikiにも載っています。
ネトサポどもの集会の画像があります。
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51474172.html
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51621886.html
「アメリカは憲法によって国際条約が国内法と同等だという事になっている」
http://www.ustream.tv/channel/tppsymposium (1:19:30辺り)
(参考)
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201307/tpphantai.htm
この時点でダメだ...。アメリカを好きにはなれない。
いかなる条約も結びたいとは思わない。
2013/10/18(金) 16:26:15.54 ID:???【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンへ)大統領は18日、
ソウル市内のホテルで開かれた「ユーラシア時代の国際協力コンファレンス」の開会式で演説し、
「ユーラシアを一つの大陸として再び結び、新たな時代を切り開くべきだ」と述べた。
釜山から北朝鮮、ロシア、中国、中央アジア、欧州をつなぐ「シルクロードエクスプレス」(SPX)構想を提案した。
朴大統領はユーラシアを▼一つの大陸▼創造の大陸▼平和の大陸――にしていくと強調。
「一つの大陸」に向けた方策として、「ユーラシア北東部を鉄道と道路で結ぶ複合物流ネットワークを構築し、
将来的には欧州まで結ぶ」とした上で、「新たに開拓されている北極航路と連携し、
ユーラシアの東端と海洋を結ぶ方策も模索しなければならない」と呼び掛けた。
また、エネルギーネットワークの構築も提案。世界的なエネルギー生産国と消費国が共存する地域の特性を生かし、
域内の電力網、ガスパイプライン、石油パイプラインなどエネルギーインフラをつなぎ、
中国のシェールガス、東シベリアの石油やガスなどを共同開発する
ウィンウィン(相互利益)のユーラシアエネルギー協力を進めたいとの考えを示した。
韓国と日本、中国の自由貿易協定(FTA)を通じた貿易自由化を加速させ、
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、環太平洋連携協定(TPP)など
ユーラシア域内外を網羅する貿易協定と連携することで巨大な単一市場を構築する「ユーラシア経済圏」構想も明らかにした。
朴大統領は「平和と安全保障に対する脅威はユーラシアの経済・通商や文化交流を阻害する最も大きな壁で、
新たなユーラシア時代を開くために必ず解決しなければならない」と指摘。
「ユーラシアと太平洋を結ぶ朝鮮半島の平和はユーラシアや世界平和のための不可欠な条件だ。
物流やエネルギー、人的交流などの協力課題は南北関係の安定と北朝鮮の改革・開放なくしては解決が難しい課題だ」と強調した。
その上で、自らが掲げる対北朝鮮政策「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じて北朝鮮との信頼構築を目指す)を通じ、
北朝鮮核問題の進展に合わせて韓・ロ・朝、韓・中・朝の3者協力を推進する方針を示した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/18/2013101802336.html
安倍の価値観外交はうんこ。
日本とアメリカは価値観、歴史観が全く違う。日本を、東京裁判史観、似非普遍主義のアメリカの価値観に合わせていけば、になって、日本の歴史を破壊することになる。
全面同意ですね。奴ら、「対米従属がダメだ」と聞いただけで「反米だ」と言いやがります。勘違いするな。私はアメリカは嫌いでなく、お前らのことが死ぬ程嫌いなんだ。
「韓国が」「マスゴミが」とか抜かしながらアメリカ様に取り縋って亡国に加担する、腐臭を放つおっさん共が「侍」だの「カミカゼ」だの持ち出してくるから噴飯物です。
何が侍だよ。今の日本人程、馬鹿でヘタレな民族探す方が難しいわw少しは自覚して反省しろよ。気持ち悪いんだよこのXX無しXX野郎。
口が悪くてすみませんが本気でそう思います。
親米バカ保守は、沖縄の反基地運動叩きまで論理を飛躍させてやがりますからねぇ
沖縄の反基地運動の中に「左翼が居るから」と、「琉球土人は全員反日左翼」とか言い出すキチガイです
人の事を「土人」とか差別用語使って悦に入るのも失礼なら、基地の隣に住んでない奴が偉そうに基地を擁護しているのも失礼です
原発の時も思いましたが、そんなに原発や米軍基地が大事で重要ならば、
ま ず お 前 が 隣 に 移 住 し ろ
ってんですよ
「経済成長の為に原発の放射脳は我慢しろ」
「国防の為に米軍の犯罪は我慢しろ」
地元の人間がこういうならともかく、親戚すら住んでいない、当地に旅行すらもした事が無い奴が、
なにを偉そうな事をほざいてんですかね?
日本国上にある米軍基地の大半以上が沖縄に集中している現状を、「異常」と感じない感性が驚きですし、
日本の国土に、「征服軍」のように当たり前のように米軍がふんぞり返っている現状を何とも思わない奴らの感性が既に終わっています
つい60年前には「鬼畜米英」だったのであり、3百万の罪無き人々が、都市空襲や原爆投下で殺された事を覚えていないんでしょうか?
(ついでに300万の兵隊が戦死し、千人を越える日本人が、ポツダム宣言の受諾後に殺されている事も無視)
安倍の言う「戦後レジームの脱却」は、アメリカからの自主独立と同義であり、これを実行するにはもはや「革命」のような大変革が必要不可欠です
ここで言う「革命」とは別にマルクス主義的な革命ばかりとは限りません
ナチスのような、選挙で成り上がる平和的な「国民革命」もありますので
まだ私がチャンネル桜大好きで民主叩きに躍起になっていたころ、ボウズの動画もよく見ていました。
この人は、韓国、フジ、民主叩きで名が売れた人だとおもいますが、彼はTPPには賛成派でした。
当時散々アンチコメしたのを良く覚えています。
当時はTPPについてだけ無知なのだと思っていましたが、結局のところ戦後レジームの塊なのでしょう。
ほんと余計なときに復活してきたものです。この馬鹿安倍信者もまた日本破壊のために出てきたインチキ保守なのでしょうね。
ボウズP、性懲りもなくまた出て来たんですか!
祖国を思うなら、人前に出て来ないでひっそり地道に暮らすこと、と思えませんかね?
最低です。
ニコニコ内で自分の過去が晒されてるですよねぇ、この人。
http://dic.nicovideo.jp/a/ボウズプロパガンダー
頭のネジが2、3本飛んでます。
一介のマダムを叩いてもかわいそうなので、武士の情けで記事を非公開にしました。
親米馬鹿○○○保守といえば、この前の有閑マダムが思い出されますが、あの記事が無くなってますね。何かあったんですか?