WJFプロジェクトの第一章
「すばらしい日本」を未来の世代に手渡すために。
竹島問題、尖閣諸島問題、北方領土問題、日本海呼称問題、日本文化の起源主張、歴史歪曲、慰安婦問題、南京虐殺、捕鯨問題など、特定の国や集団によって、大量の資金を投入して世界規模で執拗に繰り広げられる日本叩きのキャンペーンは年々熾烈さを極め、一向に衰える兆しを見せません。私たち日本人がこのまま有効な情報発信を怠り、問題を見過ごしてしまうならば、未来の世代に大きな禍根を残すことになりかねません。WJFプロジェクトは、資料に基づく論理的で戦略的な、多言語による動画制作を通して、この問題に取り組んでいきます。
近年、YouTubeなどの動画サイトの利用者が増えていますが、YouTubeには、テレビや新聞など従来のメディアにない一つの長所があります。それは、テレビや新聞による情報発信が基本的には一回性のものであり、対象とする国や地域も限定されているのに対して、YouTubeに載せられた動画は、24時間、365日、そして今後何年にもわたって、世界中のどんな場所からも無料で自由に視聴できるという点です。この新しい情報メディアに、日本の主張を正しく伝える良質なコンテンツを配置していくことは、日本の将来にとって大きな意義のあることであると信じます。
時間をかけてつくりこまれた良質なコンテンツは、多くの人々によって鑑賞され、やがて世界を作り替えて行く力を持ちます。WJFプロジェクトは、世界の人々に向けて、歴史の正しい事実や、日本の主張を、的確な方法によって表現し、日本を守る盾となり、日本を弁護する雄弁な口になるような、魅力あるコンテンツを多言語で制作していきます。
また、情報戦が展開される場所は、海外にとどまりません。
今日、メディアやインターネットを使って、事実と異なる情報や偏った言論によって国民を誘導し、構造改革やグローバル化という名の、日本の国家解体を押し進めようとする勢力があります。
WJFプロジェクトは、国内に流布される情報や言論を解析し、その中に含まれる欺瞞や矛盾を見抜き、社会に警鐘を鳴らし、公益・国益に叶った言論を展開していきます。
このように、WJFプロジェクトは、資料に基づく論理的な公論を展開することによって、国外と国内、二つの場所で展開される情報戦に対抗し、「歴史問題」と「グローバリズム」という根底において一つに連続した問題にがまん強く取り組むプロジェクトです。
WJFプロジェクト立ち上げに際し、2011年8月に記す。
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