不思議な出来事(3)

氏神様、その不思議な空間。
鳥の羽毛と言えば、アカデミー作品賞を受賞した、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の1994年の名作「フォレスト・ガンプ」の冒頭で、鳥の羽根が効果的に使われていました。
「フォレスト・ガンプ」の冒頭において、風に舞う鳥の羽根は、運命に翻弄される人間の生涯を象徴しており、主人公のフォレスト・ガンプが足元に舞い落ちてきた鳥の羽根を拾い上げて、カバンの中に大切にしまうところから物語が始まります。

さて、このシリーズのまとめです。

今回の出来事を通して改めて考えたのは、氏神様は、不思議な空間であるということ。

私が、毎日氏神様に通う中で、ご神木の根元で、ぴーという鳥と不思議な出会いを果たし、数ヶ月間暮らしを共にし、はじめは私を恐れて逃げ回っていた鳥がお腹の上で一緒に寝るまで仲良しになり、ある日突然の別れがやってきてご神木の根元にぴーをお返しし、その一週間後に不思議な鳥の羽毛が私の前に現れて、11日間、激しい風雨にも関わらず、ご神木の根元からどこにも消え去ろうとしなかった。



このような不思議なエピソードは、もしかすると、長い年月にわたって日本の各地で無数の氏神様が守られてきた中で、その土地に暮らす人々が様々な形で経験をしてきたことかもしれず、その中のいくつかは、その土地の昔話や物語として伝播され伝承され、その中のいくつかは、ことさら表立って語られることもなく個人的な思い出として留まっていく。

そういう不思議な無数の出来事や物語の堆積を通して、氏神様と地域の人々は深い関係で結ばれてきたのではないか。

氏神様は、無機質な空間や施設としてただおかれていたわけではなく、その土地に暮らす人々の内面と深く結びついた場所として守られてきたのではないのか。

そういうことを改めて考えました。

現在、日本の各地の小さな神社の中には、土地の人々によって顧みられることもなく放置されている場所もあるようですが、足繁く通うことで、不思議な出会いや物語が展開する可能性を秘めた場所が、皆さんのご近所にもある氏神様なのでないかと思います。

ぜひ、みなさんも、出勤や通学や帰宅の途中に、ご近所の氏神様に立ち寄ってみてください。

きっと、そこで、人間や生き物たちとの不思議な出会いを、みなさんも経験されるはずです。

(追記) ぴーの墓石の下にしまっておいた不思議な羽毛を持ち帰ってきました。御覧のように、ノートで風を起こすとふわふわと飛んでいきます。
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