神風と陰謀論者の迷走と水蒸気爆発(1)

やはり、神風が吹いたのだ。
TPPやグローバリズムを推進する安倍政権に対する危機感が国民の間に全く広まらず、衆議院の解散総選挙で再び自民党が圧勝した2014年12月、政治にすっかり関心をなくしていた私は、次のように記しました。

選挙によって「政治」を変えられる段階はとうに過ぎ去りました。

「政治」によって「政治」を変えられる段階はとうに過ぎ去りました。

しかし、うなだれてはいけません。

「非政治」が、「政治」を圧倒します。

それは、火山の噴火のような天変地異かもしれない。

それは、ある種の、私たちの痛みを伴うカタストロフかもしれない。

あるいは、総理大臣の突然の辞任かもしれない。

なんらかの形で、この国の浄化は、「政治」や「人為」とは異なる方向からの力によって、行われることになるでしょう。

(出典: WJFプロジェクト「『非政治』が『政治』を圧倒するであろう」2014年12月14日)


あれから約二年が経過し、天変地異や総理大臣の辞任によってではありませんでしたが、日本人が人為的に関与できないという意味では日本人にとっての一つの「非政治」に他ならない、アメリカ大統領選という思わぬ方角から、日本は救いの手を差し伸べられ、TPP発効という亡国の危機から辛くも逃れることができました。

ドナルド・トランプ、アメリカ新大統領が、その公約の通り、TPPからの永久離脱を宣言する大統領令に署名したからです。

トランプ大統領、TPPから「永久に離脱」

アメリカのトランプ大統領は23日、TPP(=環太平洋経済連携協定)から離脱する大統領令に署名した。これによりTPPの発効は困難になった。

トランプ大統領は、TPP離脱のための大統領令に署名し、その意義を強調した。

トランプ大統領「アメリカの労働者にとって素晴らしいことだ」

TPPは去年2月に12か国が署名し、日本など各国で国内の承認手続きが進められてきた。しかし、経済規模の最も大きなアメリカが参加しないと発効できない仕組みになっていて、今回の大統領令への署名で発効は困難になった。

トランプ大統領「我々は多くの貿易を行っているが、TPPは正しい方法ではない。TPP参加国とは2国間貿易に戻す。素晴らしいことだ」

大統領令では今後の交渉について「永久に離脱する」としていて、今後、TPP参加国と個別の貿易交渉を始める方針。またトランプ大統領は23日、日本の通商政策は公平ではないと名指しで批判した。

トランプ大統領「我々が日本で車を売る場合は日本は販売を難しくさせているが、日本はアメリカで車を販売している」

トランプ政権が今後、アメリカ製の車の販売を増やすことなど、日本側に要求してくることが予想される。

(出典: 東洋経済 2017年1月24日)


TPPに反対するトランプの米大統領選での勝利が伝えられたのは、昨年11月9日未明(日本時間)のことですが、同じ日の午後に、あくまでもTPPを実現させようと目論むグローバリスト安倍晋三がTPP承認案を衆議院本会議で可決させています。

これは、まさに「神風が吹いた」と言わざるをえない、劇的な展開でした。

トランプ政権をどう理解すべきなのか、いろいろと考慮しなければならない点はありますが、TPPの発効を不可能にする、アメリカのTPP離脱に関しては、素直に喜びたいと思います。

次回、トランプ政権について思うところをまとめてみたいと思います。
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No title

TPPは潰れたが次は日本に不利な2国間協定を結ばされる
選挙で政治を変えなければ日本は完全に主権を奪われる

No title

とりあえずお疲れさまです。
神風吹きましたね。
しかし、いつまでも神風に頼っていられません!
もっと日本人が自覚しなくては・・・
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