アメリカはTPPをどう見なしているか(3)

グローバリズムを再考すべき歴史的瞬間に立ち会っている。
2001年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ、コロンビア大学教授の二つの動画に日本語の字幕をつけました。
スティグリッツ教授は『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』(Globalization and its Discontents)というベストセラーの著者として知られていますが、注意しなくてはならないのは、スティグリッツ教授は「悪しきグローバリズム」を批判しているものの、グローバリズムそのものに反対しているわけではないということです。

グローバリゼーションは今日機能していない。世界の貧困層の多くにとって機能していないし、自然環境の多くの分野においても機能していない。また、グローバル経済の安定のためにも機能していない。共産主義から市場経済への移行がうまくいかなかったため、中国やヴェトナム、少数の東欧諸国を除いて、所得が激減すると共に貧困が増大している。一部の人々にとっては、答えは簡単である。グローバリゼーションそのものを断念すればよい。だがそれはそもそも可能ではないし、望ましくもない。(中略)問題はグローバリゼーションにあるのではなく、それをどのように進めるかにあるのだ。

(出典:スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』)


ヒラリー・クリントンの経済顧問を務めており、TPPの廃案ではなく再交渉を唱えている点も気になります。
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