アメリカはTPPをどう見なしているか(1)

「TPP協定の本当の危険性」
TPPの危険性について、日本のメディアが国民にまったく周知しようとしないのとは対照的に、アメリカでは、大手のメディアが、TPPの危険性をきちんと国民に伝えようとしています。

その結果、共和党の大統領候補ドナルド・トランプも、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンも、少なくとも選挙戦の段階では、TPP反対を公約に掲げて戦っています。

アメリカでTPPがどのように報じられているのか。

CNNが、2016年2月19日に公開した「The real danger in TPP」(TPPの本当の危険性)という記事に付している短い動画に日本語の字幕をつけてみました。
上の動画で、CNNが「TPPの本当の危険性」として指摘している問題を要約するならば、TPPが、アメリカ国内において賛否両論ある中で、アメリカ議会の十分な審議や、調整や、法案変更の可能性を認められることなく採決されてしまうこと。そして一旦アメリカで採決されてしまえば、他の参加国が各国国内の政治状況を斟酌したり、協定内容を十分に吟味したりする余地を与えられることなく協定に巻き込まれていってしまうこと。つまり、TPPとは、各国の民主主義の放棄や、機能不全を前提に初めて成立する貿易協定であり、一つの全体主義に他ならないということです。

動画の中で、ことさら新しい情報が語られているわけではありませんが、外国の大きなメディアがTPPを危険な協定と報じているという事実を、日本人は、その立場を問わず、知っておくべきであると思います。
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匿名よ

>以前TPPを元にしたFTAAPによるチャイメリカが実現するといっていましたよね?
>アメリカは中国と手を結んでいるはずなのになぜTPPに反対しているのですか?

金融資本家たちは、今でも同じ野望を持っています。彼らがこれまで以上に金儲けをしやすい環境を作ろうとする矢矧を捨てたわけではない。

トランプは、「ヒラリーは、ウォール街と癒着している」と批判して選挙に勝利しつつ、トランプ政権をゴールドマンサックスの人脈で固めつつあります。

トランプ次期政権、ゴールドマン色一段と
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H3S_R01C16A2FF2000/

それでも、選挙においては、ヒラリーも、トランプも、表向きはTPPのようなグローバリズムに反対するそぶりをしなくてはらなかったのは、NAFTAの結果広がった格差の痛みを通して、アメリカ国民の間に、グローバリズムに対する忌避感情がひろがったからです。

日本人の間に「過度なグローバリズムは危険なもの」という、アメリカやヨーロッパという先進国の国民の間で既に共有されている当たり前な認識が広がるのは、一体全体いつのことなのでしょうか。

あなたが私に寄せてきた子どもじみた下らない質問を拝見する限り、そんな日は永遠に来ない気がするのですが。

以前TPPを元にしたFTAAPによるチャイメリカが実現するといっていましたよね?
アメリカは中国と手を結んでいるはずなのになぜTPPに反対しているのですか?

翻訳ありがとうございます
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