どうして左翼はだめなのか
だめだ、こりゃ。
日頃、右翼ばかり叩いているWJFプロジェクトですが、右翼に負けず劣らず、左翼はからっきしだめです。
平和、憲法、脱原発・・・
大いにけっこうなスローガンです。
左翼がまったくだめなのは、これらのすばらしいスローガンを、日本の歴史や伝統とは無関係な文脈から、(多くの場合は外国の権威から)、ひっぱりだしてくることです。
その結果、日本の歴史や伝統を無視したり、否定するようなやり方で、これらの理念を実現させようとします。
平和や護憲や脱原発を日本国民に対して訴えようとするのならば、どうして日本の歴史や伝統の中から、これらの理念のただしさを説明しようとしないのでしょうか。
日本の歴史や伝統の中には、これらの理念を裏付けるような根拠は隠されていないとでも思っているのでしょうか。
左翼の人たちがそう考えているのならば、自国の歴史や伝統に対してあまりにも無知・無関心すぎます。
自分自身の中に深い根っこを育てることなく、独自な考えを深めることもなく、外国の権威に訴え、外国で作られた理念をそのまま借りてきて日本人の上にふりかざすから、日本人は左翼の人たちの言葉に空虚さを感じとり、やがて誰も見向きもしなくなってしまいます。
そうして、国を壊す、インチキな右翼ばかりがのさばるようになります。
国や伝統を愛するといいながら、伝統の基盤である自国の農業を根底から破壊し、「国籍や国境にこだわる時代は終わった」と豪語してグローバル企業の利益ばかりを追求し、移民を受け入れ、外国にお金をばらまき、年金基金を株につっこんで多くの損失を出し、非正規雇用ばかり増やして国民の生活水準を下げ、規制緩和によって企業には無際限の自由を与えると同時に、国民には新しい規制を加えて監視下におこうとする政権を熱烈に支持する愚かな右翼。
直近の明治体制を否定する余り、日本人の過去の歩みの全てに背を向け、平和や護憲や脱原発を訴えながら、自国の文化や伝統を顧みず、国家の最低限の防衛すら軽んじる愚かな左翼。
日本の歴史や伝統に深く根を下ろし、「縄文から現代に至る日本人の歴史的あゆみの全体」に思いを致し、そこからまっすぐにものごとを考え抜こうとする政治勢力は、まだ育ってはいません。
鳥越氏 国会前で「非核」訴える
東京都知事選(31日投開票)に立候補している、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が19日夕、憲法改正反対などを訴えるために多数の市民団体が集まった東京・永田町の国会議事堂前で、演説を行った。
登場直前まで周囲はゲリラ豪雨に見舞われ、小降りになった雨の中で、「1に平和、2に憲法、3に脱原発。東京都はまず非核都市宣言をやりたい。オバマさんはプラハで核なき世界を語っただけでノーベル(平和)賞をもらいましたが、私は何の賞もいりません」と声高にアピール。大観衆と一体となり、「新しい東京に変えよう!!」とシュプレヒコールを上げていた。
(出典: デイリースポーツ2016年7月19日)
平和、憲法、脱原発・・・
大いにけっこうなスローガンです。
左翼がまったくだめなのは、これらのすばらしいスローガンを、日本の歴史や伝統とは無関係な文脈から、(多くの場合は外国の権威から)、ひっぱりだしてくることです。
その結果、日本の歴史や伝統を無視したり、否定するようなやり方で、これらの理念を実現させようとします。
平和や護憲や脱原発を日本国民に対して訴えようとするのならば、どうして日本の歴史や伝統の中から、これらの理念のただしさを説明しようとしないのでしょうか。
日本の歴史や伝統の中には、これらの理念を裏付けるような根拠は隠されていないとでも思っているのでしょうか。
左翼の人たちがそう考えているのならば、自国の歴史や伝統に対してあまりにも無知・無関心すぎます。
自分自身の中に深い根っこを育てることなく、独自な考えを深めることもなく、外国の権威に訴え、外国で作られた理念をそのまま借りてきて日本人の上にふりかざすから、日本人は左翼の人たちの言葉に空虚さを感じとり、やがて誰も見向きもしなくなってしまいます。
そうして、国を壊す、インチキな右翼ばかりがのさばるようになります。
国や伝統を愛するといいながら、伝統の基盤である自国の農業を根底から破壊し、「国籍や国境にこだわる時代は終わった」と豪語してグローバル企業の利益ばかりを追求し、移民を受け入れ、外国にお金をばらまき、年金基金を株につっこんで多くの損失を出し、非正規雇用ばかり増やして国民の生活水準を下げ、規制緩和によって企業には無際限の自由を与えると同時に、国民には新しい規制を加えて監視下におこうとする政権を熱烈に支持する愚かな右翼。
直近の明治体制を否定する余り、日本人の過去の歩みの全てに背を向け、平和や護憲や脱原発を訴えながら、自国の文化や伝統を顧みず、国家の最低限の防衛すら軽んじる愚かな左翼。
日本の歴史や伝統に深く根を下ろし、「縄文から現代に至る日本人の歴史的あゆみの全体」に思いを致し、そこからまっすぐにものごとを考え抜こうとする政治勢力は、まだ育ってはいません。
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