向心力と遠心力(1)

「正しい歴史認識」とは。
「正しい歴史認識」とは、中国の戦争解釈に、日本の戦争解釈をぶつけ合わせたり、アメリカの戦争解釈に、日本の戦争解釈をぶつけ合わせるのではなく、中心にある(根底にあると言い換えてもよい)「自然・事実」に肉薄することによって、日本の戦争解釈も、中国の戦争解釈も、アメリカの戦争解釈も等しく相対化していくことではないだろうか。(向心力)



戦争解釈のような、国家が作り出す「神話」を相対化しようとすれば、それは一見国家を否定することに見えるかもしれないけれども、日本が言葉の本当の意味で「自然国家」であるならば、自然や事実に肉薄しようとすることで、むしろ、そこから国家が力強い生命力をもって立ち上がってくるはずである。

しかし、「人口国家」の国民であれば、国家の相対化を拒絶し、特定の戦争解釈のような「神話」に固執しようとするだろう。(遠心力)
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感謝

>日本が言葉の本当の意味で「自然国家」であるならば、自然や事実に肉薄しようとすることで、むしろ、そこから国家が力強い生命力をもって立ち上がってくるはずである。

この一文に、私がここ数カ月間、ずっと思案し、直感的に「日本と日本人だからこそ、そうしてみるべきではないか、それが出来るのではないか」と思っていたことが明瞭に示されていて、大変嬉しく思いました。
また私自身の現実生活においても
■人間の発見
http://wjf-project.info/blog-entry-1219.html
での表現をお借りしますと
>文明人を改宗するどころか、改宗された先住民のように振る舞い、みずから率先して、自分たちの伝統に背を向け、その過去を否定してしまっている
日本人の中の少なからぬ人々(※私自身にもそういう部分があるとはいえ)や欧米人に対し、日本の歴史を説明する際には、
>中心にある(根底にあると言い換えてもよい)「自然・事実」に肉薄する
ことの重要さを感じ、現在努力中だったこともあり、自分自身の思考の整理に役立つ図解と共に、大いに励まされました。

更には上記記事の「人間らしいもの」、「人間の発見」という言葉や記事全体の中で、私が政治を学び始めた頃から漠然と疑問視していたこと、考えていたことが、またしても簡潔かつ論理的に表現され、解き明かされていたことにも感謝申し上げます。

これらの記事だけでなく、いわゆる外国人や、安易な欧米崇拝又は隷従に陥っている日本人と接する度に、『WJFプロジェクト』の記事や動画によって学んだことの有難さや重要さを実感していることに、重ねて感謝申し上げつつ、今回の記事の続きも楽しみにしております。
(私は、彼等の思考、思想でも納得できるものは尊重していますが、だからといって下手に巻き込まれたり、媚びたりすることなく、自分自身の中心を見失わずに生きていきたいと思うので。)
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