三橋貴明の遁走

「情報という商品」を扱っている言論人という立場にありながら。
今月5日、三橋貴明氏は、倉山満との名誉毀損訴訟に勝利したことを読者に報告すると同時に、ツイッター上で彼のことを「詐欺師」呼ばわりしてきた一般人の身元を特定するための仮処分申請を行ったと述べ、自分を「嘘つき」呼ばわりしてくる人間には同様の法的措置をとると、下のように威嚇していました。

昨日は色々とあって、大変でした。

【緊急更新】倉山満氏との控訴審判決確定について
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12146635164.html

【緊急更新】 「田母神氏側、運動員に数百万円」について
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12146672132.html

倉山氏が控訴審判決を受け入れ、氏が「三橋を嘘に基づき誹謗中傷し、名誉を侵害した」ことが確定したと思ったら、その後、某紙の記者さん(検察庁担当)から、
「三橋さんも報酬をいったん受領したものの、その後に返還したと伺いました」
つきましては取材をしたいとの連絡を受け、吃驚仰天。二度も【緊急更新】をする羽目になりました。

その後、ツイッターでわたくしは「詐欺師」呼ばわりした人物がいたため、投稿者特定のための仮処分申請を地裁にすることといたしました。すでに弁護士事務所に依頼済みなので、淡々とやります。

(中略)

現在の日本の政治にもつながる問題の一つに、この種の「嘘を許容する」という話があると思います。政治家も、官僚も、学者も、言論人も、みな、嘘をつく。それを、何となく社会が許容してしまう。

これが、問題なのです。 特に、「情報という商品」を扱っている言論人という立場にありながら、明確に嘘をついた倉山氏、田母神氏は、もはや「朝日新聞の慰安婦捏造報道を糾弾する!」などとやる資格を持たないと確信します。まあ、これはわたくしの価値観ですが。

ちなみに、こういうエントリーを上げると、すぐに「三橋も嘘つきじゃないか!」などと言ってくる輩がいるわけですが、わたくしは間違えることは確かにありますが、と言いますか政局についてはほとんど当たったためしがないですが、「情報という商品」を取り扱うお仕事において、意図的に嘘をついたことはございませんので。三橋を「嘘つき」呼ばわりされる場合、「金銭面」と「時間面」について、それなりの覚悟をされてからにして下さいね。

(後略)

(出典: 三橋貴明ブログ「嘘つきたち」2016年4月5日)




三橋氏が、

ちなみに、こういうエントリーを上げると、すぐに「三橋も嘘つきじゃないか!」などと言ってくる輩がいるわけですが、わたくしは間違えることは確かにありますが、と言いますか政局についてはほとんど当たったためしがないですが、「情報という商品」を取り扱うお仕事において、意図的に嘘をついたことはございませんので。三橋を「嘘つき」呼ばわりされる場合、「金銭面」と「時間面」について、それなりの覚悟をされてからにして下さいね。

(出典: 三橋貴明ブログ「嘘つきたち」2016年4月5日)


と書かれていたので、この3年間、おそらく日本中でもっとも頻繁に、三橋氏のことを「嘘つき」「詐欺師」「サイコパス」「インチキな仕立て屋」「救いがたき厚顔無恥」「言論界の佐村河内守」「三橋貴明はとっとと廃業しろ」と連呼してきた自覚をもつ私は、彼の言論のデタラメぶりを世の中に暴くためなら出て行くところに出て行ってやろうと腹をくくり、4月7日、「三橋貴明は、WJFプロジェクトを訴えよ」というタイトルの記事を上げ、三橋貴明氏に対して、下のように呼びかけました。

ツイッターで三橋先生を「詐欺師」呼ばわりして絡んでくる人々はほうっておけばよろしい。

誰かを訴えると言うのならば、再三再四、三橋先生を詐欺師呼ばわりしてきたWJFプロジェクトを、あなたは即刻訴えるべきです。

(出典: WJFプロジェクト「三橋貴明は、WJFプロジェクトを訴えよ」2016年4月7日)


同時に、私は、一般読者に対して訴訟をちらつかせて威嚇し批判を封じようとする三橋氏に対して、我々読者は、三橋貴明に訴えられるべき加害者であるどころか、彼のデタラメな言論の被害者であることを次のように示唆しました。

「安倍さんは正しい経済政策を理解している」
「泥の中をかき分けるように安倍政権を支持し続けよ」
『自民党は、『構造改革党』ではない」
「(TPPと消費税増税に賛成の)赤池まさあきは、『完璧に』正しい経済政策を理解していることを『保証します』」
「田母神俊雄は、『間違いなく』『最も』クリーンな都知事選候補者です。

と語り、自民党や安倍政権を支持するように、あなたが仕向けてきた世論誘導によって、私たち日本国民は、未来の世代にも及ぶ大きな実害を被っています。これは、あなたの「瑕疵商品」の消費者である私たちが、「三橋貴明被害者の会」を結成し、プロの言論人であるあなたの社会的な責任を追及してもよいぐらいの話ではありませんか。

(出典: WJFプロジェクト「三橋貴明は、WJFプロジェクトを訴えよ」2016年4月7日)


おもしろがってけしかける人も現れ、昨日、さる方が三橋ブログに下のようにコメントしたそうです。

40. なぜ黙認しているのですか?

WJFプロジェクトがまた三橋さんを痛烈に批判していますよ。

ホラッチョ三橋
http://wjf-project.info/blog-entry-1164.html

なぜ、ここまで言われているのに黙っているのですか?
なぜ、倉山氏の時のようにすぐに告訴しないのですか?

三橋さんは言っていましたよね?
「一線を越えた誹謗中傷」は、ネットの書き込みだろうが何だろうが、容赦なく告訴します。そのための弁護士チームも揃えてあります。
と。

なのになぜ告訴しないのですか?
何を怖がっているのですか?
それともまだ「一線を越えた誹謗中傷」ではないとおっしゃるのですか?
三橋さんをこれでもかと「詐欺師」呼ばわりしているのに!

このまま黙っていると黙認しているとみなされ、みんなから本当に三橋さんを「詐欺師」だと思われてしまいます。

それを避けるためにも、裁判所の権力を借りて三橋さんは「詐欺師」じゃないと認定してもらいましょう!

もうそれしかないです。

三橋さんは言動を一致させるブレないお方のはずです。
ですので、勇気を持ってWJFを訴えてください。お願いします!

飛源 2016-04-27 20:23:43

(出典: 三橋貴明ブログ「安倍政権は移民推進内閣である」2016年4月27日 )


すると、三橋氏は、上のコメントに対して、下のような返答を寄せました。

42. Re:なぜ黙認しているのですか?

>飛源

何で売名目的の無名ブロガーをわたくしが相手にしなければならないの? そもそも、一般人のブログなどわたくしは読みませんし、どうでもいいです。
いい加減うざいので、今後も同じ趣旨のコメントを書き込むなら、アク禁にします。

三橋貴明 2016-04-27 21:18:43

(出典: 三橋貴明ブログ「安倍政権は移民推進内閣である」2016年4月27日 )


ツイッターで三橋氏のことを「詐欺師」よばわりした一般人には、速攻で、法的な措置に踏み切ったのに、WJFプロジェクトを訴えることができないというのは、一体どういうことなのでしょうか。

現在の日本の政治にもつながる問題の一つに、この種の「嘘を許容する」という話があると思います。政治家も、官僚も、学者も、言論人も、みな、嘘をつく。それを、何となく社会が許容してしまう。これが、問題なのです。特に、「情報という商品」を扱っている言論人という立場にありながら、明確に嘘をついた倉山氏、田母神氏は、もはや「朝日新聞の慰安婦捏造報道を糾弾する!」などとやる資格を持たないと確信します。まあ、これはわたくしの価値観ですが。

(出典: 三橋貴明ブログ「嘘つきたち」2016年4月5日)


まったく、三橋氏のおっしゃるとおりであり、

『情報という商品』を扱っている言論人という立場にありながら、明確に嘘をついた」三橋貴明氏が垂れ流してきた数々のデマを、「なんとなく社会が許容してしまう。これが、問題なの」だと思います。

今回の出来事を通して、あらためて確認できたことは、当たり前のことですが、言論人の言論のおかしさを、どんなに辛辣に批判したところで、訴えられたりはしないということです。

三橋先生自身が言うように、私たちは言論人の嘘をなんとなく許容したりせず、公益のためにも、一切手加減することなく、積極的にその責任を追及していくべきです。
*
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三橋は嘘つきじゃありませんでした。単なる馬鹿でした。

匿名様

私自身、嘘をついたことがないかといえば、日々いろいろな嘘をつきながら生きています。WJFプロジェクトを運営していても、皆様にまだお約束を果たせずにいることが多くありますし、3月でたたむとお話ししていたWJFプロジェクトをどうしていくのかわからないまま4月を迎えてしまい、嘘つきが嘘つきをゆびさして嘘つきとなじっている構図となっています。一日も早く約束を果たそうと努めると共に、いっそ同じ嘘つき同士、三橋貴明を地獄の道連れにしてやろうと思っています。しかし、同じ嘘つき同士ではありますが、活動の社会性の度合いが増すほど、嘘をついてはならない責任の度合いは増します。三菱自動車がリコールが隠しをしたり燃費の不正をすれば社会的制裁をうけるように、大きな社会的影響力を持つプロの言論人が、社会に対して年中事実無根のデマばかりを垂れ流し、特定の政党への誤った誘導ばかりを繰り返していれば、何らかの社会的制裁を受けずに済むわけがないのです。三橋貴明の社会的地位は、自民党員のスポークスマンとして、虚偽をまじえながら他党を批判し、デマを流しながら自民党に有利な言論を展開し、自民党の組織的大衆扇動に加担することによって、自民党の政治家の厚遇と人脈を得て獲得されてきたものです。そうでなければ、安倍や麻生という総理経験者が、一介の中小企業診断士の開く経営セミナーに登壇するなどということがあり得るでしょうか。彼が自民党員のスポークスマンであるからこそ、「TPPはマスコミの飛ばしです」ととぼけていたわずか数日後に、謝罪も訂正もないまま、「TPPで日本は滅びます。しかし、TPP交渉に参加したからといって、安倍批判に転じるのはバカげたことです」などという恥知らずな言葉が出てくるのです。自民党という、政治的な権力集団の中に属する三橋貴明に比して、私たちはなんの政治的な力も持たない無力な存在です。三橋貴明が、「●●先生、あいつうざいです。なんとかしてください」とお願いしたら、ひょっとすると、ある日突然警察の方が、我が家にやってくる可能性だってないわけではないかもしれない。このように徒手空拳で戦う、無力な私たちは、政治的な権力集団が巧妙にはりめぐらす扇動の罠の中で、どうやって身を守ったらよいのでしょうか。扇動家たちが垂れ流すデマを、ただ黙認していればよいのでしょうか。私が選んだ方法は、彼らの言説を丁寧に検証し、事実(ソース)と比較し、その中に含まれている虚偽を、すきのない理論構成によって列挙していくこと。そして彼らがやったことを、いつまでも風化させないこと、ユーザー(彼らの情報の購買者)としての立場と権利を行使して彼らの言論人としての責任をあくまでも追及し、きちんと落とし前をつけさせること、選挙をひかえる今、二度と同じ事を繰り返させないことです。しかし、三橋が今後同じ誤誘導を繰り返さないかといえば、彼は、隙を見つけては、100%同じ事を繰り返します。現に今も繰り返しています。当然です。そうすることによって、つまり国民を欺くことによって、彼は、ロレックス・チェリーニ・プリンスを腕にはめ、BMWを乗り回す社会的地位を手にしてきたからです。

嘘つきとは

WJFさんから「おもしろがってけしかける人」とされた飛源さんは嘘つきでしょうか?
私は飛源さんも嘘つきだと思います。飛源さんは以前から何度もほぼ同じ内容の(文面の)書き込みを三橋さんのブログへ繰り返し書き込んでいたのですが、そのほとんどがWJFさんのおっしゃる通りのおもしろがってのけしかけだった様に私には見えました。これらの書き込みをしている時の飛源さんの思考の中には、嘲りだけでなく当然欺きの意図だって含まれていた筈なのでは・・と考える事は不自然でしょうか?

嘘つきとは、欺く意図をもって自分の口であったり身体を動かした人・動かしている人、の事を指す言葉なのではないでしょうか?しかもそうした『相手を欺く行為だって許されるんだ』と思い込めるその一瞬前には、もしかすると自分の身体の操縦を自分の私情や感情によって奪われてしまった自分がいつも絶えず先に自分自身欺いているものなのではないでしょうか?こう考えてみると『相手が加害者で自分は被害者だ』とどこまでも思い込んで行くその過程には、実は自分の方が加害者であり相手の方が被害者になってしまっている瞬間が瞬間瞬間にあったし、またやはりそれらの瞬間では絶えず、私情に負けてしまっている自分が、被害者側に立つのか・得意気に相手を嘲る加害者側に立つのかの選択を、常に恣意的に行ってしまっていた・・のではないか・・と考える事だって出来そうに思えます。

できる限り自分が嘘つきにならない為には(明確に嘘つきな人を嘘つきではないと言ったり・相対的に明らかに嘘つき呼ばわりされるのは酷な人を嘘つき呼ばわりしたり等しない為には)、まずは自分自身を正しく批評し続けられる環境が要りますし、その様な環境を作ったり整えて行く必要がある筈だと思いました。そもそもある批判がその正しい意味を持った批判として成立する為には、批判先となるある対象と、今その批判をここから加えようとしている対象との両方に、正しい批評がまず加えられている必要がある筈だと考えられるからです。

No title

意図的に嘘をついたことはございませんって
意図的かどうかに関係なく嘘は嘘であってそれを広めたら嘘つきに変わりないよな
しかも謝罪もせずいまだに自民党が一番ましとか言ってんだから批判されるのは当然の話

三橋貴明は逃げている。

三橋氏と倉山満における名誉棄損の裁判で倉山氏が裁判費用の多いを持ち出して
勝利宣言したのには、さすがにドン引きしたけど。

三橋貴明氏は、「経済評論家」とはいえ「情報という商品」を扱うものが、
政局を外したりすることは、許されるのでしょうか?

一人の政治家や政党を支持することは国民の運命を左右する重大事です。

経済運営(アベノミクス)にも行き詰まり、国家の弱体化(新自由主義、グローバリズム、歴史問題、構造改革、移民、TPP・・・)を進める亡国安倍晋三政権を推した責任に対して、少なくともブログや講演、メディアの中で少なくとも三橋氏は謝罪すべきです。

これができない人間は言論人として失格です。

アホな倉山氏を裁判にかけてごまかすのではなく、WJFプロジェクト氏を訴えて欲しいし、バカ民主党政権よりも安倍内閣のほうが亡国売国に拍車をかけていることに対して、国民をミスリードしたことを、言い訳しないで三橋氏は謝罪して欲しいです。

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