【再掲】TPPを容認した西田昌司氏

笑いをかみ殺す西田昌司。
この記事は、今から約三年前に書いた、旧ブログの記事「TPPを容認した西田昌司氏」(2013年2月25日)の再掲です。三年前の2013年2月18日の参議院予算委員会で、「TPPが聖域なき関税撤廃を前提としない」ことをオバマ大統領に確認するために訪米しようとしていた安倍晋三に対して、西田昌司は、おかしくて吹き出さずにいられないという様子で、笑いをかみ殺しながら、TPPに関する質問を行っていました。西田昌司も、水島総も、三橋貴明も、安倍政権がTPP交渉参加に踏み切ることなど、最初から解っていた。解っていながら、人々を欺き、「救国政権」として持ち上げ、支持を煽っていた。そのことが改めて明らかになった瞬間でした。「TPPの締結に伴う関係法律の整備に関する法律案」が今年の3月8日に、閣議決定されるそうです。亡国へのカウントダウンが始まっています。

とうとうTPPに反対していた「ハズ」の西田昌司氏まで、TPP交渉参加をやむを得ない決断であると容認するような趣旨の発言をはじめました。安倍晋三にケンカを売ってでも、体を張って、TPP交渉参加の決断を止めてくれるわけではなさそうです。
対米自立を唱え、新自由主義を批判されてきた西田昌司氏のことは、以前は、志を同じくする同士として尊敬申し上げてきた政治家でしたが、安倍晋三と同じく清和会に属するこの政治家に対しては、特に昨年、三党合意に基づく消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法にこの方も賛成されて以降、強い疑念を感じるようになりました。

つまり、新自由主義に反対するふりをしながら、彼もまた、グローバル秩序の側に立つ人間の一人ではなかったかという疑念です。

彼自身は新自由主義に強く反対しながら、同時に「安倍晋三自身が新自由主義者である」という重要な事実を隠蔽し、安倍氏への支持を煽ってきたからです。

参考記事: 不可解な矛盾(1): 新自由主義的政権が反新自由主義と誤認されている矛盾

西田氏は、安倍氏と親しい関係をもつにも関わらず、そもそもなぜ安倍政権の公約に「道州制」などというとんでもないものが紛れ込んでいたか、その理由を何も説明しません。「道州制なんかさせない」と言いながら、道州制導入への動きは一向にとまってはいません。どうせ近い将来、TPPと同様「道州制もやむをえない」と彼は言い出すことでしょう。
2月18日、 参議院予算委員会で安倍氏にTPPに関する質問をしていたとき、彼の笑いをかみ殺すような姿勢には大変怒りと不快感を感じました。TPP交渉参加を阻止しようとする真剣で情熱的な姿勢は、全くここにはありませんでした。
TPPの意味や危険性を十分に知悉していた「ハズ」の人間が、安倍晋三が決めることならばといって、TPP交渉参加もあっさり容認する。

「味方だ」と思っていた人々の中に、実際はグローバル秩序の側に立つ人間が紛れ込んでいたのだと疑わずにはいられない昨今です。
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