不自由と搾取と圧政の幕開け

序の口に過ぎない。
今月4日、ニュージーランドで、TPP協定の署名式が開かれます。

TPP、4日署名式=早期発効へ批准急ぐ

環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加した日本や米国など12カ国は4日、ニュージーランドのオークランドで協定署名式を開く。参加各国の署名により、昨年10月に大筋合意したTPPの協定文書が確定。最終合意となり、参加国は今後、早期の発効を目指して国内審議・承認に向けた手続きを急ぐ。

12カ国は4日の署名式に先立ち、3日から閣僚会合と首席交渉官会合をそれぞれ開く。約2年後とされるTPP発効までに新たに加盟を希望する韓国、台湾、タイ、フィリピン、インドネシアの5カ国・地域との交渉手順を協議。発効後に協定を運用する事務局体制の在り方も議論する。

(出典: ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016年2月2日)

昨年の10月に大筋合意に達したTPP協定の最終合意文書を確定させるための署名式であり、TPP協定の批准・発効ではありませんが、マスコミがTPPの危険性を国民に知らせようとせず、スマップの解散問題やベッキーの不倫騒動に国民の関心が引き寄せられ、TPPに対する反対の声がほとんど拡がらない日本をよそに、世界の各地では、大きな反対運動が繰り広げられています。


(画像出典: Flush the TPP)

かつて、欧米の帝国主義からアジアを開放するという理念に多くの国民が命を捧げた日本から、TPPへの抗議の声が上がらずに、マレーシアのような小国から、国家の自存と独立を守るための、熱心な反対運動が展開されているというのはどういうことなのでしょうか。


(マレーシアで1月23日に開かれた5000人規模の反TPPの抗議集会、画像出典: Channel NewsAsia 2016年1月23日)


(マレーシアで1月23日に開かれた5000人規模の反TPPの抗議集会、画像出典: Borneo Bulletin 2016年1月24日)


(ニュージーランドの2015年8月の反TPPのデモ行進、画像出典 NewsTalk ZB 2016年1月13日 )

そんな中、TPP協定の署名式が開催されるニュージーランドでは、政府による反TPP活動家への弾圧が始まっています。



ニュージーランド警察、反TPP活動家を自宅にて威嚇

統計によれば国民の61%がTPP協定に反対しているのに関わらず、ニュージーランド政府は、反TPP活動家たちに、過激派や国家安全保障に対する脅威というレッテルを貼っている。

ニュージーランド政府は、TPPに反対する人々を、過激派や国家安全保障に対する脅威と呼び、これらの人々に対する威嚇策に他ならない、強硬路線に打って出た。政府は、今週末、警察に、反TPPの活動家の自宅を訪れ、抗議運動に関する尋問を行うよう命じたと、ニュージーランド・ヘラルドが、木曜日に報じた。

(出典: Mintnews Press 2016年1月30日)
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No title

一般層というか・・・
「気付いた」とか「目が覚めた」とか自覚したうえで、余計に悪いことする輩もいますよね。
そういう輩に自省を促すと、「思考停止の末じゃなくて、考えた末の行動なんだから悪くない。ハンナアレントによる批判の対象じゃない!」などと開き直ったり、
「責任を問うのは二元論に陥るだけだ」などと、ケムに巻いたりする。

政治勢力についていえば、現状、全ての勢力は近代主義・グローバル思考に染まったウソ吐きの屑集団である、という前提で、「特定の屑集団の席巻を防ぐ」ということを第一義にするしかないのかな、と思ってます。

それを第一義にするとなると、「選挙では、多少はマシなのを選ぶ」という、よく言われる指針を捨てて「特定屑集団の席巻を防ぐために、マシだと思わない別の屑に入れる」という行動も、場合によっては止むを得ないのかもしれません。

結局・・・

日本の一般層が救いようの無い馬鹿だった故に、ここまで来てしまったのだと思います。
しかし、まだ諦めない!
TPP反対を演技をした自民党政治家、全員日本から叩き出さなければなりません。

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