すばらしき日本よ、永遠なれ
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GHQを統括するマッカーサーに対して、アメリカ本国やオーストラリアなど連合国から、天皇を戦犯として裁判にかけて処刑するように圧力が加わっていた中、1946年1月25日、マッカーサーは天皇制の維持を説得するために、ワシントンに次の打電を行いました。 http://www.ndl.go.jp/constitution/e/shiryo/03/064shoshi.html [斜体]"His indictment will unquestionably cause a tremendous convulsion among the Japanese people, the repercussions of which cannot be overestimated. [太字]He is a symbol which unites all Japanese. Destroy him and the nation will disintegrate.[/太字]" 「天皇の告訴が、日本国民の間に、とてつもない動揺を引き起こすことに疑いの余地はなく、また、その影響は計り知れない。[太字][下線]天皇はすべての日本人を一つにまとめる象徴である。天皇を滅ぼせば、国が統合を失う。[/下線][/太字]」[/斜体] さらに次のようにも述べ、多少の誇張を交えてでも、天皇を戦犯として裁かないように本国を説得しています。(下の翻訳は、西鋭夫『國破れてマッカーサー』からの引用です。) [斜体]「連合国が天皇を裁判にかければ、日本国民の憎悪と憤激は、間違いなく未来永劫に続くであろう。復讐の為の復讐は、天皇を裁判にかけることで誘発され、もしそのような事態になれば、その悪循環は何世紀にもわたって途切れることなく続く恐れがある。政府の諸機構は崩壊し、文化活動は停止し、混沌無秩序はさらに悪化し、山岳地域や地方でゲリラ戦が発生する。私の考えるところ、近代的な民主主義を導入するという希望は悉く消え去り、引き裂かれた国民の中から共産主義路線に沿った強固な政府が生まれるだろう。そのような事態が勃発した場合、最低百万人の軍隊が必要であり、軍隊は永久的に駐留し続けなければならない。さらに行政を遂行するためには、公務員を日本に送り込まなければならない。その人員だけでも数十万人にのぼることだろう。天皇が戦犯として裁かれるかどうかは、極めて高度の政策決定に属し、私が勧告することは適切ではないと思う」 [/斜体] [太字]「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、」[/太字] とする日本国憲法第1条の条文は、 天皇制を廃止せよという強い意向をもっていた連合国やアメリカ本国に対して、天皇制の維持に理解を示すように、マッカーサーが説得した言葉に由来しています。 天皇を戦争責任の糾弾から守り、国際社会を納得させ、天皇制を維持するために、日本国憲法の制定は不可欠な手続きでした。 昭和天皇御自身は、どう答えられたか。 [斜体]「最も徹底的な改革をするがよい。たとえ天皇自身から政治的機能のすべてを剥奪するほどのものであっても、全面的に支持する」[/斜体] と、当時の総理大臣、幣原喜重郎に答えられたと記録されています。(出典: 幣原平和財団編「幣原喜重郎」による) 昭和天皇が、御名を記し、御璽を押されて、天皇陛下の名によって、次の勅語と共に、1946年11月3日に公布されたのが日本国憲法です。 [斜体]「本日、日本国憲法を公布せしめた。 この憲法は、帝国憲法を全面的に改正したものであつて、国家再建の基礎を人類普遍の原理に求め、自由に表明された国民の総意によつて確定されたものである。即ち、日本国民は、みづから進んで戦争放棄し、全世界に、正義と秩序とを基調とする永遠の平和が実現することを念願し、常に基本的人権を尊重し、民主主義に基いて国政を運営することを、ここに、明らかに定めたものである。朕は、国民と共に、全力をあげ、相携へて、この憲法を正しく運用し、節度と責任を重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたいと思ふ。 — 昭和天皇による日本国憲法公布の勅語、1946年(昭和21年)11月3日」[/斜体] 今上天皇も、日本国憲法を重んじるという姿勢を一貫して表明されています。 昭和天皇のご聖断を否定し、昭和天皇と今上天皇と共に、国民が70年間築いてきた戦後という時代を全否定して、ちゃぶ台返しをし、日本国憲法は無効だと言って、大日本帝國憲法を復活させれば、それは革命です。 日本の国内だけでなく、世界中が大混乱になります。 そもそも、無効論に、日本国民の支持は得られません。実現しない絵空事を唱えていても何も始まりません。 今必要なのは、特殊な偏った意見を掲げて少数派を形成することではなく、右翼も左翼も日本人が一つにまとまることです。 日本国憲法を支持することは「アカ」だとおっしゃいますが、共産主義者が日本国憲法を支持し続ける限り、彼らは天皇制を廃止することはできません。 [下線][太字]「(天皇の)地位は主権の存する日本国民の総意に基く」[/太字][/下線] と、日本国憲法が宣言しているからです。彼らが天皇制を廃止できるのは、彼らが忌み嫌う、「憲法改正」を行った時です。日本国憲法はこのように、天皇制を廃止するどころか、力強く守っています。 あなたが引用されている長谷川三千子も、倉山滿も、統一教会や幸福の科学というカルトとのつながりの噂されている安倍信者です。無効論の筆頭格の論者である南出喜久治は、統一教会に機関誌に寄稿したり、北朝鮮とつながりのある池口恵観との関係も指摘されています。憲法改正、憲法改正と大騒ぎしているのは、似非愛国カルトばかりです。どうして安倍晋三を批判しながら、このような言論人たちの意見を信奉しているのですか? ソ連の台頭と中国の赤化によって、GHQによる日本の占領統治時代に対日戦略の変更を余儀なくされたアメリカ自身にとって、日本国憲法は既に邪魔なものになっていました。日本に武力の放棄をおしつけたマッカーサー自身が、朝鮮戦争では日本に再武装を求めたぐらいです。CIAの資金援助によって作られたことが、機密解除されたアメリカの公文書から明らかになっている自民党は、結党のはじめから憲法改正を党是にしています。アメリカが日本国憲法をいやがっているということは、日本国憲法は際限のない対米隷属から日本の独立を守る最後の砦であるということです。安倍政権によるグローバル化と構造改革に対してブレーキをかけるための砦でもあります。日本人の身を守る、その砦を、日本人自身が手放すような愚かなことをしてはなりません。 愛国保守なら日本国憲法を否定しなければならないとか、愛国保守なら原発推進を批判してはならないとか、これまで特定カルトに知らず知らず刷り込まれたドグマを一旦リセットすることをお勧めします。
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再掲: 国土強靱化という名の国土脆弱化
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